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レポート

【UFC】K-1スタイルで活躍のカヴァナが元王者モレノに5R 判定勝ち、マルティネスがヴェラ下しUFC3連勝、グリーンがセルフーバーをTKO、フライ級チャイレスがブネスとの接戦制す、メキシコ無敗のイマノル・ロドリゲスが7戦全フィニッシュでUFCデビュー、ルナはUFC2連勝。女子バンタム級ペレスがUFC6連勝であのポーズ

2026/03/01 03:03
 2026年2月28日(日本時間3月1日)メキシコ・メキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコにて『UFC Fight Night: Moreno vs. Kavanagh』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された(※9月のメキシコ大会)。 UFC Fight Night: Moreno vs. Kavanagh ▼フライ級 5分5R×ブランドン・モレノ(メキシコ)23勝10敗2分(UFC11勝7敗2分)125.5lbs/56.93kg[判定0-3] ※46-49×2, 47-48〇ロニー・カヴァナ(英国)10勝1敗(UFC3勝1敗)※緊急参戦 125lbs/56.70kg※アスー・アルマバエフが欠場  25年12月の前戦で平良達郎に敗れ、フライ級6位となったモレノは、地元での再起戦。モレノは、メキシコ人として初めてUFCのベルトを巻いた元王者。21年にデイブソン・フィゲイレードにリアネイキドチョークで一本勝ちし初戴冠。  翌年のラバーマッチでフィゲイレードに判定負けで陥落も、22年にカイ・カラ=フランスとの暫定王座戦で、左ミドルでダウンを奪いパウンドで3R TKO勝ちし暫定王者に。23年には正規王者フィゲイレードに3R TKO勝ちで統一王者となっている。  23年7月に現王者のアレッシャンドリ・パントージャとの再戦でスプリット判定で敗れ王座陥落し、続く24年2月にブランドン・ロイバルにもスプリット判定で惜敗したが、その後、アミル・アルバジ、スティーブ・エルセグに判定勝ちで2連勝。しかし、25年12月の前戦で平良達郎と対戦し、2R テイクダウン&パウンドを受けて2R TKO負け。約3カ月間隔で地元のメインを張る。32歳。  アスー・アルマバエフの欠場で約3週間前代打となったカヴァナ。香港生まれの母親がロンドンで産み育て、武術散打、テコンドーをベースにキックボクシングでは、WKUでキッズ時代に5度の世界王者に輝いた。ブラッド・ピケットが設立したロンドンのグレートブリテン・トップチーム所属で、2013年にMMAデビューし、Cage Warriorsから、24年のコンテンダーシリーズで勝利し、UFCと契約。  11月にホセ・オチョアとの無敗のUFCデビュー戦対決で判定勝ち。25年3月にフェリペ・ ドス・サントスにも判定勝ちでUFC2連勝も、3戦目で強豪のチャールズ・ジョンソンと対戦。序盤は打撃と組みで攻勢に立つも、2Rからジョンソンの圧力に疲弊し、TKO負け。K-1ルールで欧州で活躍したストライカーだ。初のUFC5R戦、26歳。  1R、ともにオーソドックス構え。中央の取り合いはモレノ。カヴァナのカーフにジャブを刺すモレノ。カヴァナの左をダックして左を突く。足を触るフェイントから右、左で飛び込むモレノ。そこにカヴァナは左を当てて、右カーフも。  モレノの長いジャブをかわすカヴァナは右カーフ。右ストレートをガード上に突く。モレノは左のダブルで前に。バックステップでかわしたカヴァナ。右ハイを打つ。かわしたモレノは右から左の入りも、その打ち終わりに左を当てるカヴァナ!  モレノはまたもテイクダウンフェイント。頭を下げて左オーバーハンド。ガードのカヴァナ。モレノは右カーフを届かあせた。カヴァナはスイッチを見せながらモレノのワンツーに左、右カーフをヒット! モレノの右足が赤くなる。カヴァナのラウンド。  2R、左ジャブを突くカヴァナ。モレノは左から右。カヴァナとの蹴り合いで尻餅をつく。左ボディ、右ストレートを見せて右カーフを当てるカヴァナ。モレノは前足を触るが深追いせず。カヴァナは蹴り上げを狙う。  飛び込んでインローのモレノ。カヴァナは前蹴りを腹に。ジャブを当ててモレノの左右のオーバーハンドをかわす。右インローを打つモレノ。左フックを打つモレノのカヴァナは左を当てると左右連打! 手を着いたところに左ミドルも。足を滑らせるモレノにさらにアッパー、右カーフ。  手が出なくなったモレノ。カウンターを狙われる。ジャブをかわしてジャブを伸ばすカヴァナ。右カーフ。ジャブダブルからコンビネーション。ジャブのダブルから右オーバーハンド、左で詰め返すモレノ。さばくカヴァナに後ろ蹴りも。有効打数でカヴァナがモレノを大きく上回る。カヴァナのラウンド。  3R、地元で厳しい戦いを強いられているモレノ。右オーバーハンドもかわすカヴァナは左ジャブをかすらせて右三日月蹴りも。右オーバーハンドのモレノをかわすカヴァナは右カーフ。モレノの左右をかわしてコンビネーションを打ち込み、右カーフ。さらに左を伸ばす。  右前蹴りを腹に突くカヴァナ。さらに左ジャブ。左右。モレノの打ち返しをかわす。詰めるモレノは右で差して組んで振ってバッククリンチ。カヴァナはクラッチを切りに。背後からヒザを突くモレノ。正対して差し上げたカヴァナに離れるモレノ。  どっしりと構えるカヴァナ。左から右オーバーハンドのモレノをさばくカヴァナに詰めるモレの右から左。かわしたカヴァナに右で差して押し込み、細かい左ヒザ。左小手で金網背のカヴァナ。モレノが取り返したか。  4R、左ジャブのカヴァナに大きなジャブの連打から詰めるモレノがシングルレッグから右差しで押し込みヒザ。左小手のカヴァナに、頭をアゴ下につけて押し込みさらに左ヒザで削る。カヴァナは倒されないものの受け身に。左小手でケージ背にするカヴァナ。モレノは休まずヒザ。前に倒そうとするモレノに残すカヴァナ。残り半分。クラッチ外したカヴァナは右カーフ、さらに右カーフにモレノの足が一瞬止まる!  サークリングのモレノに中央を取るカヴァナは右前蹴りのフェイント、右から左の手打ちになるモレノだがシングルレッグへ。押し込まれるカヴァナ。モレノは左右ヒザを足に。カヴァナも小さく頭を叩く。右ヒジを互いに見せてカヴァナは後ろ蹴りを突いてホーン。手数はモレノ、ダメージはカヴァナが取っているが…。  5R、最終ラウンド前に手を叩くモレノ。カヴァナも胸に手を当てる。ハグして向き合う。右カーフのカヴァナの打ち終わりに組んだモレノ。右で差して押し込み。左小手のカヴァナは頭をこつこつ叩く。押し込みヒザを突くモレノだが、ハーブ・ディーンレフェリーは動けと手を叩く。  ブレーク。中央を取るカヴァナ。左を振るモレノに右を返したカヴァナは右ハイ。ガードしたモレノに右フックはダックしたモレノ。カヴァナの跳びヒザの打ち終わりに組んで右で差してクラッチ。引き出そうとするが、残すカヴァナ。早い段階でレフェリーが手を叩く。脇潜りバッククリンチになりかけるが、カヴァナは正対して離れる。  取れなかったモレノにカヴァナは左ジャブのトリプル。顔を赤くしてモレノの右、ハイも遠い。左から右アッパーのカヴァナを詰めるモレノは右で差して押し込み。左ヒジ。左小手のカヴァナが残して離れて後ろ蹴りを腹に。ホーンに両者手を挙げる。カヴァナのラウンド。  判定は3-0(49-46×2, 48-47)でロニー・カヴァナが敵地で元王者モレノに勝利。ノーランカーからランキング入りを確実なものとした(※追記 カヴァナは6位にランクイン)。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇ダヴィッド・マルティネス(メキシコ)14勝1敗(UFC3勝0敗)136lbs/61.69kg[判定3-0] ※29-28×3×マルロン・ヴェラ(エクアドル)23勝12敗1分(UFC15勝11敗1分)136lbs/61.69kg  エクアドルのヴェラは、バンタム級最多フィニッシュ記録を持つ。24年3月に当時王者のショーン・オマリーに挑戦も判定負け。24年8月にデイブソン・フィゲイレードにダウンを奪われ判定負け。25年6月にはマリオ・バティスタ戦を負傷キャンセル。代役でパッチー・ミックスがバティスタと対戦し判定負けとなった。  11月にエイマン・ザハビと対戦し、2Rにダウンを奪うも、後半に打撃で盛り返されスプリット判定負けで3連敗中。33歳。  メキシコのマルティネスは、UFC2連勝中。空手・キックがバックボーンで姉のメリッサが先にUFCと契約し、UFC初の姉弟同時UFCファイターとなっている。  Combate Global王者から、DWCS2024を経て、25年3月のメキシコ大会でUFCデビュー。サイモン・オリベイラに1R KO勝ちすると、25年9月のUFC2戦目でロブ・フォントを有効打で上回り、判定3-0で勝利。27歳。  1R、ともにオーソドックス構え。速いステップのマルティネスに。ジャブからスイッチして歩いて打つヴェラ。マルティネスは右カーフ、ヴェラは右前蹴り。回るマルティネスは右ローが空振り。しかしワンツーの右がヴェラの顔面をとらえる。  いきなりの右の飛び込み、右ハイを突くマルティネス。左前手の飛び込みも。ヴェラの入りに前蹴りも。左右に回るマルティネス。ヴェラの右ハイの蹴り終わりにテイクダウン。ヴェラは下から三角絞め狙いも上体を立てるマルティネス。離れてヴェラの蹴り上げをさばいて中に。ホーン。  2R、サウスポー構えで右ジャブ、左ハイのヴェラ。マルティネスも右の高い前蹴りでけん制。常に細かいレベルチェンジから右オーバーハンドも。カーフのマルティネス。サウスポー構えのヴェラは左を突くが、マルティネスの細かいステップに単発ではとらえきれない。  ケージに詰めるもサークリングのマルティネスは右の飛び込み。さらに右から左。追うヴェラだが、マルティネスは出入りからサークリング。詰めて左ハイを当てたヴェラだが、ここも蹴り足を掴んで軸足払いテイクダウンのマルティネス。  下からヒジのヴェラはかつぎ狙いのマルティネスに後転して立ち上がり。詰めるヴェラは左ボディをヒット。しかし、マルティネスはニータップで詰めて、放して後ろ蹴り。  3R、先に詰めるヴェラ。左ミドルハイをガード上に。詰めるヴェラにボディから右オーバーハンド、さらに右カーフのマルティネス。足を止めずに大きくサークリングも動きは落ちない。さらにシングルレッグも深追いせず放す。  足を抜きオーソに戻して右を突き、右ハイのヴェラ。詰めて跳びヒザに組んできたマルティネスを剥がす。前に出るヴェラに右オーバーハンドのマルティネスだが、打ち終わりに少し足が止まるようになってきた。前にでるヴェラは右から左ボディ。マルティネスもジャブ。組んで体を入れ替える。  左ジャブを当てたヴェラはケージに詰めて左ボディも、サークリングするマルティネス。三日月蹴りのヴェラは左アッパーから右、首相撲ヒザ。さらに左アッパー! しかし、サークリングのマルティネスは逃げ切り体勢。ヴェラのラウンドも決定的な場面は作れず。  判定は3-0(29-28×3)でマルティネスが勝利。UFC3連勝。「相手はタフだったが、自分はメキシコを代表している。(来週にはランキング入りするが?)トップ10もタフだろうけど、誰が相手でも準備できている」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇キング・グリーン(米国)34勝17敗1分1NC(UFC15勝12敗1分1NC)155lbs/70.31kg[2R 4分55秒 TKO]×ダニエル・セルフーバー(メキシコ)15勝4敗(UFC3勝4敗)155lbs/70.31kg  メキシコのセルフーバーは、UFC3勝3敗の五分も3連勝から2連敗中。25年3月にエステバン・リボビクスにスプリット判定負け後、7月の前戦でマイケル・ジョンソンに判定負け。26歳。  ノーガード戦法のボビー・キング・グリーンは、パディ・ピンブレット、マウリシオ・ルフィ相手に2連敗も、25年12月に元Bellatorのランス・ギブソンJrにスプリット判定勝ち。39歳。  1R、オーソで詰めるセルフーバーにグリーンはガードを下げて関節蹴り。左インローからなんとダブルレッグテイクダウン。すぐに立つセルフーバー。  ワンツーのグリーンはセルフーバーの右の打ち返しにアゴに当たっていなとゼスチャーのグリーン。  セルフーバーのジャブをかわしてシングルレッグテイクダウン。後方に回すセルフーバーにグリーンも抑え込まずに立つと、右関節蹴り。顔を前に出して相手の打撃を誘い、カウンターを狙う。  セルフーバーの連打に背中を見せながらかわすグリーン。左右で詰めセルフーバーをさばいて右後ろ蹴り。セルフーバーの左右をダックでかわすと、セルフーバーは右ボディと下を突く。  2R、左ハイから後ろ廻し蹴りを見せるセルフーバーに、グリーンはシングルレッグテイクダウン、サイド。そこにセルフーバーはバギーチョークを狙う。親指を上げて「大丈夫」と示すグリーンは、解除したセルフーバーの立ち上がりにバッククリンチ。正対したセルフーバーにダブルレッグに。  離れて左ジャブ、関節蹴りのグリーンは疲弊か。詰めるセルフーバーは左から右で飛び込みもかわすグリーン。左のカウンターも当てるのはグリーン。セルフーバーの入りに右をカウンターで当てると詰めるセルフーバーに左ストレートを打ち抜いたグリーン!  崩れたセルフーバーにパウンド連打のグリーン。レフェリーが間に入ると、セルフーバーは足を泳がせながら立ち上がるもTKO負け。セルフーバーは3連敗に。2連勝のグリーンはネイト・ディアズの名前をコールした。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇エドガル・チャイレス(メキシコ)13勝6敗1NC(UFC3勝2敗1NC)125lbs/56.70kg[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×フェリペ・ブネス(ブラジル)14勝9敗(UFC1勝3敗)125lbs/56.70kg  平良達郎、ジョシュア・ヴァンにフルラウンドの末に敗れUFC2勝2敗1NCのチャイレス。25年3月の前戦でCJヴェルガラに1R リアネイキドチョークで一本勝ち。メキシコシティでは負け無しの30歳。 ブネスは、UFC1勝2敗。LFAで堀内佑馬にTKO勝ちで王座獲得後、24年1月にUFCデビューもジョシュア・ヴァンに2R TKO負け。ホゼ・ジョンソンに一本勝ち後、25年8月の前戦でラファエル・エステヴァンに判定負け。36歳。  1R、ともにオーソドックス構え。右カーフのチャイレス、ブネスは前蹴り。チャイレスの右をかわす。圧力をかけるブネスは右カーフ。そこに左を狙うチャイレスも右カーフを返す。右から組んだブネスはボディロックから脇潜りバッククリンチでヘンゾロックからバックに回り背中に乗ってボディトライアングル。ここまで速かったブネス。背後からヒジ。 チャイレスは背負って立ったまま。時折ケージ上にヒジを乗せるブネスは背後か縦ヒジを肩に落とす。リアネイキドチョーク狙い。チャイレスはロックした足にヒジ。ブネスの首狙いに守るが、ブネスは背後からパンチを連打。背負い続けたチャイレスは拍子木に前転してホーン。  2R、サウスポー構えをみせるチャイレス。ブネスは右前蹴り。蹴り足を掴んだチャイレスにバックヒジを見せる。ワンツーのブネスは深追いせず。チャイレスは右ボディストレート、左ジャブが出始めた。右カーフのチャイレスをチェックするブネス。チャイレスは右バックフィスト、オーバーハンドは空振り。ブネスは右前蹴り、チャイレスもジャブを届かせる。スピニングバックフィストのブネス。チャイレスは左フック。ブネスは左ジャブをダブルで突き、左ハイをガード上に。チャイレスの蹴りはかわす。  右の蹴りのチャイレスに左ミドル、インローを返すブネス。ローブローに。中断。再開、チャイレスが左右ラッシュにで詰めてホーン。  3R、ギアを上げた両者。左フックの打ち合いから右アッパーはチャイレス。ブネスはまたも右からレベルチェンジでシングルレッグテイクダウン。チャイレスは蹴り上げて立つと左ボディを突いて前進。右から左フック、ボディに。打って来いと手招きするブネス。  右カーフのチャイレスは右ストレート、額で受けるブネス。右前蹴りを突いて気合を入れる。後ろ蹴りを見せたチャイレスに、ブネスは左を届かせると、チャイレスは出血。関節蹴りびブネスに右カーフのチャイレス。ジャブを当てる。  ステップするチャイレス。ジャブに目に入ったとアピールのブネスにレフェリーは続行。チャイレスがスピンキック、跳びヒザで前に、終盤の有効打数はチャイレスだが、判定はスプリットに割れ(29-28×2, 28-29)、チャイレスが接戦を制した。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇イマノル・ロドリゲス(メキシコ)7勝0敗(UFC1勝0敗)125lbs/56.70kg[2R 4分21秒 TKO]×ケヴィン・ボルハス(ペルー)10勝5敗(UFC1勝4敗)126lbs/57.15kg  地元メキシコのイマノル・ロドリゲスはFURY FCからTUF33出場。2試合目でジョセフ・モラレスにスプリット判定負け後、DWCS2025で1R 右アッパーで勝利し、UFCとの契約を決めた。MMA6勝無敗の26歳。  ペルーのケヴィン・ボルハスは、MMA10勝4敗(UFC1勝3敗)。25年は3月にロナルド・ロドリゲスに判定勝ち後、8月の前戦でスムダルジに判定負け。28歳。 1R、ともにオーソドックス構え。先にジャブダブルから右カーフはロドリゲス。ハンドスピード速く詰めると左ジャブ。さらに右カーフ。足をステップ踏むボルハス。ロドリゲスの続くカーフをかわすと、左右フックの入り際に左でダウンを奪い、怒涛の詰めで右でさらに崩すと首相撲ヒザも。  しかし、効かされるも組んでダブルレッグテイクダウンのロドリゲス。少し呼吸を整えてから右ヒジを落とす。下から抱き寄せるボルハスに、ロドリゲスも上体を放してヒジ。3分以上をトップで攻めてマウントになるもボルハスも立ち上がり。ホーンに胸を突き合わせる。  2R、グローブタッチ。右カーフのロドリゲスは左から右を突く。ボルハスも右カーフ。ガード高くしたロドリゲスにボルハスは入りにジャブ。右前蹴り、左フックは空振りのロドリゲス。ボルハスは右カーフ。圧力をかけるロドリゲスは右から左。右ボディ、左フックから右で強振。  かわすボルハスに右ハイも見せるが、左ジャブがアイポークに。すぐに再開。ロドリゲスは左のダブル。上体逸らしかわすが、カウンター待ちのボルハス。ロドリゲスは組むも離れると、シングルレッグから放し際に右からヒザを突く。  カウンターの右フックを狙うボルハスだが、右から左を届かせたロドリゲス。左の打ち終わりに右をかぶせるボルハス。右オーバーハンドから左のロドリゲスは、さらに打ち下しの右オーバーハンドに、ボルハスが少し間を置いてダウン! 高速パウンドでレフェリーが間に入った。ロドリゲスは勝利のケージバック宙。  MMA7勝無敗、オールフィニッシュのロドリゲスは「このために努力してきたんだ。みんなの前でいろんな感情が沸いた、これが夢だったんだ。ここに残るために来た。ジョシュア・ヴァン、マイアミで試合をするのはどうだ?」と語った。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇サンティアゴ・ルナ(メキシコ)8勝0敗(UFC2勝0敗)136lbs/61.69kg[判定3-0] ※30-27×3×エンジェル・パチェコ(米国)7勝4敗(UFC0勝2敗)136lbs/61.69kg  地元メキシコのルナはMMA7勝0敗の無敗でUFC1勝。メキシコ王者・世界選手権代表になったレスリングがバックボーン。25年9月に急遽代役参戦でクアン・リーにKO勝ち。21歳。  パチェコはUFC1敗。DWCS2023でダニー・シウヴァに判定で敗れながらも契約。24年3月のUFCデビュー戦でケイラン・ロフランに判定負け以来の復帰戦。34歳。  1R、ともにオーソドックス構え。パチェコのワンツーに場内から大「ルナ」コール。ジャブから左フックを突くパチェコ。ルナはニータップでヒザを触る。  前蹴りから左ジャブで詰めるルナはボディ打ちから首相撲ヒザ。パチェコも右アッパー、右カーフで押し戻す。右オーバーハンド、右前蹴りで詰めてダブルレッグテイクダウンのルナ。すぐに立つパチェコに右で差して押し込むも、剥がしたパチェコがジャブで前に。  ヒザ突くルナ、ボディから前蹴り。左ミドルを効かせると、左右連打! パチェコもジャブで押し戻してワンツーから左フック。バックステップでかわしたルナはダブルレッグテイクダウン。下のパチェコの腕十字に離れてがぶり。立ち際のパチェコに右ハイ。  ガードしたパチェコは跳びヒザ。ルナは右カーフを当てる。右ストレートにバランスを崩し尻餅をついたパチェコだがすぐに立つ。  2R、先に前に出るルナが左右から首相撲ヒザ。右フック。さばいたパチェコは左から右、左ボディで押し戻す。ニータップからバックテイクで崩してトップのルナ。レスリング力が光る。ガードのパチェコにルナはいったん体を放してがぶり立ち上がりにヒザ。近い距離で右フックも。  右アッパーのパチェコに左フック、左ボディのルナ。パチェコも右ボディを返すが、高地でも動きの落ちない地元のルナは右ボディ。さらに右にパチェコはバランスを崩す。左ボディ、右の連打で詰めて、パチェコの打ち返しに組んで反り投げのルナ。下から腕十字狙うパチェコにがぶり鉄槌。  スタンド。左右ボディのパチェコに右をかぶせたルナが左右の回転速く前に。右から左を当ててさらに左にパチェコは被弾。  3R、前に出るルナ。ジャブから左ボディで前に。右で差して押し込み。右ヒジ、左。右ボディ。ジャブのダブルのルナ、右フック、左ボディと軽快な動き。  左ボディに下がるパチェコ。ダブルレッグテイクダウンのルナは右ヒザ。左フックで押し込み、大内刈も狙う。ジャブの連打から右ストレート、右カーフを効かせたルナは押し戻してきたパチェコにギロチンチョーク! 首を抜いたパチェコに差して立つルナ。右オーバーハンドから左、さらに連打も、パチェコも押し戻し。ルナが跳びヒザを見せてホーン。  判定3-0(30-27×3)でルナが勝利。「何か素晴らしいものの始まりだ」と語ったルナはイリア・トプリアの名前をコールした。 [nextpage] 【プレリム】 ▼ミドル級 5分3R〇ライアン・ガンドラ(ブラジル)9勝1敗(UFC1勝0敗)185lbs/83.91kg[1R 0分41秒 TKO] ※右アッパー、左フック×ホセ・アニエル・メリナ(ボリビア)11勝7敗(UFC0勝4敗)186lbs/84.37kg  1R、サウスポー構えのガンドラ。オーソのメリナが先に前に。しかし前蹴りからオーソにしたガンドラが左右でケージに詰めてヒザ、さらに左右フック連打から右アッパーをヒット! 左の返しも当ててダウンしたメリナにレフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3R〇アイリーン・ペレス(アルゼンチン)13勝2敗(UFC6勝1敗)※UFC6連勝 136lbs/61.69kg[判定3-0] ※29-28×3×メイシー・シアソン(米国)10勝6敗(UFC8勝6敗)136lbs/61.69kg  1R、スイッチするペレスがシングルレッグテイクダウンに、シアソンが下からヒ足を手繰り内ヒール、ヒザ十字狙い。背中を見せたペレスにそのトランジッションからバックについたシアソン。中腰になるペレスにボディトライアングルで背後からパウンド。亀にまで崩したシアソンだが、足を解除したペレスが前に落として右で差して押し込みボディロックテイクダウン。シアソンはハーフ。パウンドでホーン。  2R、右ミドルを見せて右を突くシアソン。ペレスは左右スイッチしながら圧力をかけて左から右オーバーハンド。左前蹴りも。シアソンの前進に右小手で回して投げるペレス。シアソンは下からディープハーフもすぐにブレーク。  すぐに詰めるシアソンは右で差して押し込み。左小手のペレスに、捨て身気味に投げるが、トップは潰したペレス。立ち上がるシアソンにバッククリンチから小外で崩して両手を着かせてバック狙い。シアソンが正面を向いてきたところにペレスがパウンド。  3R、左ローでスリップして倒れたシアソンにトップに覆いかぶさるペレス。ハーフから左で差して右枕で押さえ込み。脇にパウンド。顔面にヒジ。抱き寄せるシアソン。ヒジを落とすと、シアソンが身体起こしたところにバックマウントへ。  足を解き、中腰から手首を押さえて立ち上がったシアソン。なおも押し込むペレスはヒザ。体を入れ替えたシアソンはダブルレッグも切るペレスが押し込み首投げ狙いにシアソンがバックにつくもホーン。  ペレスは試合後、まずは恒例の尻を振る動きから、続けてマットに横たわりフィギュアスケートの中井亜美ばりの足バタバタポーズを見せた。  試合後、「知ってる? 私はアルゼンチン人。彼女の言ったことは言えないけど、とにかく彼女は私がアルゼンチン人だって言った。でもね『ビバ・メキシコ!』。(これでUFC6連勝、次は?)女子部門には私の名前があるけど、今夜はトレイシー・コルテスを探してる」と語った。  判定は3-0(29-28×3)で勝利。UFC6連勝をマークした。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇クリスチャン・キニョネス(メキシコ)19勝5敗(UFC2勝2敗)[判定3-0] ※30-27×3×クリス・モウティーニョ(米国)14勝8敗(UFC0勝4敗) [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇ハビエル・レイエス(コロンビア)23勝5敗(UFC1勝0敗)136lbs/61.69kg[1R 4分59秒 TKO] ※バックマウントからパウンド×ドゥグラス・シウヴァ・ジ・アンドラージ(ブラジル)29勝7敗(UFC7勝7敗)146lbs/66.22kg [nextpage] ▼女子フライ級→130ポンド契約 5分3R〇レヒーナ・タリン(メキシコ)6勝0敗(UFC1勝0敗)130lbs/58.97kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×エルネスタ・カレツケイテ(リトアニア)6勝2敗(UFC1勝2敗)129.5lbs/58.74kg [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇フランシス・マーシャル(米国)8勝3敗(UFC2勝3敗)145lbs/65.77kg[1R 2分29秒 リアネイキドチョーク]×エリク・シルヴァ(ベネズエラ)9勝3敗(UFC0勝2敗)146lbs/66.22kg [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇デミアン・ピナス(スリナム/アルバ)8勝1敗(UFC0勝0敗)186lbs/84.37kg[1R 2分30秒 TKO] ※右クロス×ウェス・シャルツ(米国)8勝2敗(UFC0勝0敗)186lbs/84.37kg
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