キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】本野有哉が年間ベストKO賞ノミネート級のダイナミックなフィニッシュで初防衛、井上大和と上野コウキが新王者に

2026/03/12 20:03
【DEEP☆KICK】本野有哉が年間ベストKO賞ノミネート級のダイナミックなフィニッシュで初防衛、井上大和と上野コウキが新王者に

KO勝ちで初防衛に成功した本野(C)DEEP☆KICK

DEEP☆KICK 77
2026年3月8日(日)大阪・テクスピア大阪

▼トリプルメインイベント3 DEEP☆KICK-70kgタイトルマッチ 3分3R
〇本野有哉(照道会/王者)
TKO 3R 2分9秒 ※レフェリーストップ
×KING弥百希(ROYAL KINGS/挑戦者)
※本野有哉が初防衛に成功。


 これぞメインイベント。これぞチャンピオン。これぞノックアウト!


 KING弥百希を挑戦者に迎え第5代-70㎏王者・本野有哉が初防衛戦に臨んだ。両者は昨年3月に行われた王座決定トーナメント準決勝で激突。当時は両者とも無敗のまま勝ち上がってきていたのでいやがうえにも注目された一戦だったが、本野が判定勝利を収め決勝へと駒を進め戴冠に至った。


 トーナメント準決勝での悔しさを弥百希が忘れることはなかった。「必ずやり返す」というリベンジ魂を胸にリングインし、思い切り本野を睨み付けた。以前からフィジカルの充実ぶりは定評のある選手だったが、この日はいつも以上に仕上がっている様子だった。



 しかし、王座防衛に燃える本野は今までとは一味も二味も違った。勝負が動いたのは2R。痛烈なストレートで弥百希から先制のダウンを奪う。弥百希のバッティングに対してクレームを入れ、弥百希がちょっと気を抜いたスキを見逃さなかった。


 2R終了時点のオープンスコアは三者とも20-18。3R、もうあとがない弥百希は猛然と前に出るが、その動きに合わせ本野はカウンターの右ストレート一閃。この一撃がものの見事にクリーンヒット。弥百希は深々とキャンパスに沈んだ。3R2分9秒、年間ベストKO賞にノミネートしたいくらいのダイナミックなフィニッシュだった。


 その後も弥百希はしばらく立ち上がれず。ようやく自力で立ち上がろうとしても、ふらつきが収まらなかったので、リングドクターに用意されたイスに座わり脳震盪が収まるのを待った。


 一方、王座防衛に成功した本野は地元香川県から50人以上大阪に駆けつけた応援団に「本当に力になった」と感謝を述べつつ、「1年前の初戦では弥百希選手に判定でギリギリ勝つことができた。今回は自分の動きがしっかりできて、いい結果になって良かった」と安堵の表情を浮かべた。


 今回の勝利でDEEP☆KICKでは4戦全勝(2KO)。今後は自分の戦績で唯一の黒星を喫したRISEに借りを返しにいくか。

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