キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】本野有哉が年間ベストKO賞ノミネート級のダイナミックなフィニッシュで初防衛、井上大和と上野コウキが新王者に

2026/03/12 20:03

▼セミファイナル DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R延長1R
×細濱 辰(TEAM MMK)
判定0-3 ※29-30×2
○堀井海飛(空手道柔拳)
※堀井海飛がタイトルマッチ挑戦権を獲得。


 因縁のリマッチが-57.5㎏挑戦者決定トーナメント決勝としてマッチアップされた。細濱と堀井は昨年11月に初対決。期待に違わぬ好勝負を繰り広げたが、最後は堀井が有効打による出血でドクターストップ。細濱が今トーナメントのシード権を勝ち取った。


 敗れたとはいえこの一戦でDEEP☆KICKファンの心を掴んだ堀井は実行委員会の推薦でトーナメント参戦を決め、今年1月の初戦(準決勝)では勝っても負けてもKOという聡一郎(道化倶楽部)から1Rにダウンを奪われるものの、2Rに奪い返し、その勢いで3Rには強烈なストレートで逆転TKO勝ちを飾ったばかりだ。


 1R、オーソドックスの細濱がワンツーを中心に前に出ると、サウスポーの堀井は反時計周りにステップを踏みながら左ミドルを放っていく。終盤、細濱は右ボディフックを連打して試合の流れをたぐり寄せる。


 2R、堀井はピッチを上げ、左右のフックを打ち込むと、細濱もローやフックを返すなどやられっぱなしにはならない。


 2Rまでのオープンスコアは三者ともイーブン。スコアが読み上げられると、場内からどよめきが起こった。3R、リベンジに燃える堀井は攻撃のピッチをさらに強め、ワンツースリーやローで細濱を追い込む。細濱もパンチの連打で応戦しようとするが、堀井の勢いに巻き込まれたのか手数が少ない。ジャッジは3Rの手数と勢いを評価する形で三者とも30-29で堀井の判定勝ちを支持した。


 堀井は6月7日の「DEEP☆KICK 78」で戦闘員1号(SHOCKER☆EXARES)が保持する-57.5㎏王座に挑戦する。 


 試合後、リングに上がった戦闘員は挑戦者を持ち上げる一方で落とした。


「マジで面白い試合だった。メッチャハラハラしながら見ていました。口が乾いているくらい。まあ、でも僕との試合では堀井君もKOされちゃうんじゃないかなと」


 戦闘員1号は王座防衛戦の前に3・14 KNOCKOUT後楽園大会でUNLIMITEDルールに挑戦する。


 王者に続いてマイクを握った堀井は「僕はこの舞台にひとりの力では上がれなかった。仲間、スポンサー、家族のおかげです。(中略)ようやくタイトル挑戦まで辿り着きました。戦員ちゃん、新チャンピオン堀井海飛をよろしくお願いします」と王座移動を予告した。


 想像の域を遥かに超えた、激しいタイトルマッチになるか。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.342
2026年1月23日発売
元王者モレノを下した平良達郎。2.8 UFC連勝目指す堀口恭司。朝倉未来をTKOのシェイドゥラエフ、サトシ撃破のノジモフのロングインタビュー。【40周年対談】佐藤ルミナ×鈴木千裕、武尊×野杁正明も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア