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レポート

【ONE】ヘメッツバーガーがブンタンとの再戦制し、ストロー級キック世界王座獲得で二冠に。ニコ・カリロがシャドウからダウン奪う判定勝ちでフェザー級ムエタイ暫定王者に、エイドリアンが磯嶋をパウンドTKO、タイナンが竹内を127秒肩固め、フー・ヨンがキンガッドを初回TKO。ラズワンがフジモトにTKO勝ち

2026/02/14 10:02

▼第2試合 ONEアトム級(※-52.2kg)MMA 5分3R
〇ジヒン・ラズワン(マレーシア)
[3R 3分36秒 TKO] ※パウンド、グラウンドエルボー

×ガブリエラ・フジモト(ブラジル)


 ラズワンは武術世界王者であり、MIMMA女子王者。マレーシア女子MMA界を代表するパイオニアの一人。シラットを短期間学んだ後、ムエタイ、ウーシュー、ブラジリアン柔術、キックボクシング、ボクシングと挑戦し、ウーシューで世界選手権優勝を果たした。

 MMAではアマチュアで8勝2敗。マレーシアのアマチュアMMA団体MIMMA女子王座を獲得。
プロ転向後はデビュー戦でKO勝利を挙げ、2018年3月大会でONEデビュー。山口芽生、平田樹に判定勝ち後、スタンプに判定負け。ジェネリン・オルシムを腕十字に極めると、2024年3月に澤田千優に判定負け。25年4月の前戦で体重超過のマカレナ・アラゴンにも判定で敗れ、2連敗中。

 ブラジル出身のアトム級ファイター、ガブリエラ・“ガビ”・フジモトは、2022年11月にLFAブラジル大会でプロデビュー後、7戦全勝を誇る無敗の新星。22歳ながら、打撃と寝技の両方で高い完成度を見せている。

 日系4世で祖父が熊本からの移民。4歳の頃に極真空手を始め、松濤館空手も学んだ。12歳で柔術に出会う。幼少期から武道に親しんできたフジモトは、女子選手が少ない環境で男子選手と対戦する経験も積み、早い段階からフィジカルと精神面の強さを養った。

 リョート・マチダに憧れ、18歳でMMAジムに入門。2022年にアマチュアMMAで一本勝ちを収めた後、LFAでプロデビュー。TKO、判定、サブミッションと多彩な勝ち方で白星を重ね、2024年にはグラウンド&パウンドによるTKO。

 25年3月には初の国際戦で1R ギロチンチョークで一本勝ち。今回の試合の日が23歳の誕生日。若くしてオールラウンドな能力を備えたフジモトは、日本大会参戦も望む。ONEアトム級戦線に新たな刺激をもたらす存在として注目されている。

 1R、ともにサウスポー構え。ラズワンのジャブ&ローの圧力にダブルレッグを狙うフジモト。がぶりのラズワンをクローズドに入れて下からヒジ、さらに足を手繰り足関節、ヒザ十字狙い。ヒザを抜いたラズワンが上に。

 下のフジモトはハーフからネルソンも離れるラズワン。左ストレートに右ヒザを打つフジモト。首相撲ヒザも。しかしラズワンは右で前に出てコーナーに押し込む。フジモトはヒザを突き、右の蹴りで押し戻すが、ラズワンは左ハイをヒット。その蹴り足を掴んでバックを狙うフジモトから離れてラズワンは左ボディを突く。

 2R、先に圧力をかけるラズワンにシングルレッグのフジモト。アームロックを狙うラズワンにボディロックから内股で投げたフジモト。

 クローズドに入れたラズワン。そこから出たフジモトは、ラズワンの立ち際にバックに。シングルバックで背中に乗り、リアネイキドチョーク狙い。手繰り前に落としたラズワンが上に。コーナーに詰まるフジモトにパウンド。下からスイープしたフジモトだが顔を腫らす。

 3R、フジモトがジャブのダブルから左で詰めるが、左で差して組んだラズワンが押し込み右ヒザを突き、ボディロック&小外テイクダウン。

 パウンドからバック、マウントを奪い左右連打。右ヒジを連打で落とし、レフェリーが遅めのストップに入った。

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