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レポート

【ONE】ヘメッツバーガーがブンタンとの再戦制し、ストロー級キック世界王座獲得で二冠に。ニコ・カリロがシャドウからダウン奪う判定勝ちでフェザー級ムエタイ暫定王者に、エイドリアンが磯嶋をパウンドTKO、タイナンが竹内を127秒肩固め、フー・ヨンがキンガッドを初回TKO。ラズワンがフジモトにTKO勝ち

2026/02/14 10:02

▼第5試合 ONEライト級(※-77.1kg)MMA 5分3R
〇エイドリアン・リー(シンガポール / 米国)
[1R 2分56秒 TKO] ※パウンド

×磯嶋祥蔵(日本)



 ともにタイ・ルオトロのリアネイキドチョーク(RNC)に敗れた者同士が対戦。エイドリアンは2Rに、磯嶋は1Rに極められた。

 エイドリアンは、名門リー家の末弟。兄のクリスチャン・リー、姉のアンジェラ・リー、そして亡きビクトリア・リーに続き、その系譜を受け継ぐMMAグラップラー。全米ユースMMA王座を4度獲語、23年にハワイ州高校レスリング王者にも輝いている。 



 24年6月にONEでプロデビューし、アントニオ・マンマレッラに2R RNCで一本勝ち。同年9月にニコ・コルネホも1R RNCを極めると、25年3月の日本大会で小川健晴を1R アナコンダチョークに極めて3連続一本勝ち。しかし、25年9月の前戦でタイ・ルオトロと激しいスクランブルの末に2R RNCを極められ、初黒星を喫した。

 対する磯嶋祥蔵は“三重の戦う教師”として働きながらMMAに取り組んできた。学生時代は柔道に打ち込み、全日本学生選手権に出場。東海大会、三重県大会ではいずれも3位入賞。アマチュアDEEPを経て、GLADIATORでプロデビュー。2年で5戦5勝をマーク。

 25年10月『ONE Fight Night 36』で本戦デビュー。アルゼンチンのニコラス・ヴィーニャに2R TKO勝ち。しかし、11月のONE日本大会でタイ・ルオトロにRNCを極められ、エイドリアン同様にプロ初黒星をつけられた。現在は所属のN TRUSTのほか、reliable、チーム吉鷹でも出稽古する。

 ともに再起戦。28歳の磯嶋は、19歳の超新星エイドリアンを相手にプロキャリアの経験差を見せつけられるか。それともエイドリアンが打撃の進化と組み力の差を見せるか。磯嶋はGTOの「POISON」で入場。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるクリスチャンに、右を当てた磯嶋。打撃で立ち合うが、左右で詰めるエイドリアンはダブルレッグテイクダウン。ハーフの磯嶋は背中を着かされる。エイドリアンは右ヒジ、出血した磯嶋に肩固め狙いからマウント、ヒジ! 磯嶋はブリッジもマウントをキープして左右のパウンドのエイドリアン。磯嶋は顔をガードして動けず。レフェリーが間に入った。

 兄クリスチャンとハグしたエイドリアンは、「(右を当てられ)ショウゾウは素晴らしい対戦相手だ。彼の価値を損なうつもりはない。この対戦が組まれて嬉しかった。そして生きて学ぶものだ。僕は感情的な男なんだ。この試合には全てがかかっている。前回の(ルオトロ戦の)挫折の後、絶対にリングに戻ると決めていた。このスポーツでレガシーを築くつもりだから」と語った。

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