MMA
レポート

【ONE】ヘメッツバーガーがブンタンとの再戦制し、ストロー級キック世界王座獲得で二冠に。ニコ・カリロがシャドウからダウン奪う判定勝ちでフェザー級ムエタイ暫定王者に、エイドリアンが磯嶋をパウンドTKO、タイナンが竹内を127秒肩固め、フー・ヨンがキンガッドを初回TKO。ラズワンがフジモトにTKO勝ち

2026/02/14 10:02

▼第4試合 ONEライト級(※-77.1kg)MMA 5分3R
〇ルーカス・ガブリエウ(ブラジル)
[判定3-0]

×マゴメド・アカエフ(ロシア)



 ルーカス・ガブリエウは、ブラジル出身のライト級MMAファイター。現在はタイ・プーケットへ移住し、ノヴァ・ウニオン・プーケットで技術を磨いている。

 2023年5月にONE Friday Fights参戦。イブラヒム・シャイマノフ、クルバナリ・イサベコフに判定勝ちし、24年10月のONE FFでザキムラッド・アミルジャノフに3R 肩固めで一本勝ちでONEデビューから3連勝。最大の武器は、止まらない圧力と強力なグラップリング。MMA9勝1敗で4つの一本勝ちを誇る。ONEライト級MMA世界王座を狙う。

 マゴメド・アカエフは、ロシア・ダゲスタン出身で強烈な圧力と揺るぎないメンタルを武器にMMA10勝1敗、

 マハチカラの小さな商店を営む家庭に生まれたアカエフは、子どもの頃からエネルギーに満ち溢れ、母の勧めで武術のクラスに通い始めたことが格闘技の入口だった。

 最初に学んだのは散打(サンダ)。5年間の修練を経てレスリングに転向し、複数の武術を融合させながら独自のMMAスタイルを構築。散打の打撃技術にレスリングの強さを組み合わせたハイブリッドなスタイルは、彼の大きな武器となった。

 しかし、11歳で母を、19歳で父を亡くし、父の死から数年後の2017年、プロMMAデビュー。そこから7年間、より強い相手と戦いながらも無敗を維持し、地域トップクラスの逸材として頭角を現した。

 2024年には、ロシアの人気格闘技TVショー Hype FC で一気に名を広め、1カ月で4連勝してチャンピオンに輝く。その圧巻の活躍が世界中の団体の注目を集め、ONEの契約へとつながった。25年6月のONEデビューでは、11勝2敗のイブラギム・ダウエフにスプリット判定負け

 1R、中央を取るアカエフ。サウスポー構えのガブリエルは遠間から左インロー。左ローを返すアカエフにガブリエルは右ストレートを狙う。ガブリエルの左をかわして右ローのアカエフ。左サイドキックも。

 膠着にレフェリーから「コーション」。圧力を強めるアカエフ。右ハイで滑ると組むガブリエルはバック狙いも離れるアカエフ。ガブリエルは左を下から突き上げ、シングルレッグ。ロープ背に片足立ちで凌ぐアカエフが突き放す。

 右ミドルのガブリエル、組み攻防でアカエフのバックフィスト、左右を被弾しバランスを崩して下になると足関節も、アカエフは両手鉄槌。アカエフのラウンド。

 2R、左ハイのガブリエル。圧力をかけるアカエフに左回りのガブリエルは、アカエフの蹴り足を掴んでテイクダウン、バックに。中腰で前に落とす。ガードのガブリエルは足を肩口に乗せてスイープ狙いからカーフスライサー!

 そのままトップを奪い、バックに。右足をかけてボディトライアングル。パームトゥパームでリアネイキドチョーク狙い。背後にパンチのアカエフにアゴ上から絞め。しかし、後ろ手を剥がしたアカエフが胸を合わせて正対して上からパウンド狙いでゴング。ガブリエルのラウンド。

 3R、先に詰めるアカエフ。下がりながら左ミドルハイのガブリエル。左ストレート、左ハイを突く。かわしたアカエフに、左インロー。左外足を取って追うアカエフのインローにガブリエルは左ストレートを2度突く。

 左を当てたガブリエルに一瞬動きが止まったアカエフ。二段蹴りも。ガードしたアカエフは前に出るが、鼻頭を赤くさせる。インローを2発から一転、左ハイを打つガブリエル。アカエフの蹴りを左回りでかわしてワンツーの左。

 さらにインロー、左ハイ、シングルレッグに。股に挟むも足を抜いたアカエフが前に出るもゴング。判定は3-0でガブリエルが勝利。MMA戦績を10勝1敗とした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.342
2026年1月23日発売
元王者モレノを下した平良達郎。2.8 UFC連勝目指す堀口恭司。朝倉未来をTKOのシェイドゥラエフ、サトシ撃破のノジモフのロングインタビュー。【40周年対談】佐藤ルミナ×鈴木千裕、武尊×野杁正明も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント