キックボクシング
レポート

【ONE】野杁正明がスーパーボンに惜敗、若松佑弥がTKO初防衛、吉成名高が日本人初のムエタイ世界王者に、クリスチャン・リーがTKO防衛、TKO勝ちの武尊が次の試合で引退を表明、ロッタンが再戦を受諾!安保はグレゴリアンに敗れる、与座がスーパーレックに勝利!和島はアナンに判定負け、KANAがスタンプに殊勲の勝利!2026年4月29日に次回日本大会の開催決定!手塚が青木をTKO

2025/11/16 13:11

▼第13試合 ONEライト級(※70.3kg)MMA世界選手権試合 5分5R
〇クリスチャン・リー(シンガポール/米国)王者 170lbs 1.0244
TKO 2R 2分32秒 ※レフェリーストップ
×アリベック・ラスロフ(トルコ)挑戦者 169.4lbs 1.0124
※リーが王座防衛に成功。



 1R、ラスロフがファーストアタックでシングルレッグのテイクダウン。リーの両足を束ねる。ケージを背にして座り込む形となったリーはパンチ、ヒジ。立ち上がろうとしたが再び両足を束ねられる。立ち上がるリーにラスロフはヒザを突き上げるが、リーが離れた。



 打撃の展開でリーはジャブ&右カーフ、ラスロフも右カーフを蹴り返す。左右フックからシングルレッグでテイクダウンもリーは立ち上がる。スタンドでリーが右フック、右カーフ。



 2R、リーが右カーフ、ラスロフも右カーフを蹴り返す。リーの右フックをダッキングでかわしたラスロフが組み付くがリーは離れる。ジャブで距離をとるリーが右ストレートからヒザ。強い左ミドルも蹴る。ボディへの打撃に下がるラスロフにリーが右フック。右ロー、右フック、左ミドル連打。ラスロフは完全に嫌がって身体を丸める。




 リーはアナコンダチョークに捕らえるとそのままグラウンドへ。チョークの体勢のまま頭部へヒザを連打し、レフェリーがストップ。リーのTKO勝ちとなった。



「日本、ありがとう。日本で試合出来て光栄です。私が凄いことが出来るのは妻と子供のおかげです。相手のスタートが早かったのは嬉しいことでした。僕は逆転勝ちするのが好きですから。復帰してとても気持ちいいです。この2つのベルトの階級は世界で最も活発な階級です。来年はもっと活発にしたいです」と勝利者インタビューに答えたリーにはボーナスが贈られた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント