▼第14試合 スーパーライト級挑戦者決定戦 3分3R延長1R ビッグバンルール
×琢磨(OFA/前Bigbangスーパーライト級王者)
判定0-3 ※28-29、29-29、29-30
〇弘輝 (WORLD TREE GYM/AJKNライト級王者)
※弘輝が王座挑戦権を獲得。
WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者など3冠を獲得した琢磨。23年9月に加藤港を下し、Bigbangスーパーライト級王者となった。今年3月に奥平将太にKO負けを喫し、怪我(眼窩底骨折)の治療のため長期離脱。Bigbangスーパーライト級王座を返上した後、今回の復帰となる。
弘輝は、関西出身で打ち合い上等のスタイルが武器。今年2月のKrush GPでは、優勝候補の西京佑馬をローキックで苦しめ、判定負けも評価を上げた。5月は龍翔にKO負け。
1R、サウスポー構えの弘輝は、左ミドル、奥足と前足にローキックを入れていく。ステップワークを見せる琢磨はボディ、顔面へのパンチを上下に打ち分けていった。
2R、このラウンドは弘輝が積極的に前へ出て、飛び込んでの左フック、ミドルキック、インローと攻撃をまとめた。琢磨はステップを踏みながらの動きを見せ、カウンターのパンチ連打からのヒザ蹴りで反撃。ここは弘輝がポイントを奪っている印象だ。
3R、弘輝はここも前へ出て、首相撲からのヒザ蹴りで追い込み、琢磨が苦しむ場面も。琢磨は右のパンチで弘輝のアゴを突き上げるシーンも飛び出した。ときおりパンチを当てる琢磨だが、全体的な印象は弘輝といったところか。判定は3-0で弘輝が勝利した。
ビッグバンに初参戦初勝利の弘輝は「疲れた。今からタイトルマッチあると思うけど、誰も知らんから俺がチャンピオンになります!」と挨拶した。
キックボクシング
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2025/11/03 01:11
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