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レポート

【ビッグバン】城戸康裕が大輝からダウンを奪い42歳で新たな王座獲得、野村太一・奥平将太・目黒翔大が防衛成功、竹添翔太・倉田永輝・HIROYUKIが新王者に

2025/11/03 01:11

▼第17試合 スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R ビッグバンルール
×平澤優聖(team MIYABI/王者)
延長R 判定0-3 ※9-10×3
〇竹添翔太(インスパイヤードモーション/前Bigbangフェザー級王者/挑戦者)
※竹添が新王座に就いた。


 平澤は昨年12月のBigbangスーパーフェザー級王座決定戦で体重超過の龍斗を下し、同王座を獲得。自身のジムteam MIYABIをオープンし、王座を防衛したいところだ。

 竹添は、アマチュア時代からBigbangで活躍。24年3月に久保一馬を判定で下して第7代Bigbangフェザー級王者に。同年12月に宮﨑勇樹と対戦して王座を失った。25年5月にはKrushで啓斗から判定勝ちを収め、前回のフェザー級挑戦者決定戦では倉田永輝に延長判定負けも、階級を上げての挑戦となる。

 1R、竹添はジャブをついてカーフキック、接近戦でパンチをまとめ手数が多い。平澤はカーフキック、得意のハイキックで攻め、削っていく印象だ。

 2R、竹添はここも回転数をあげてのパンチ、ローキックでペースを掴む。平澤は一発で相手を弾く攻撃があるものの、手数勝負になると分が悪いか。

 3R、竹添はパンチ連打から蹴り。平澤も蹴りからパンチでカウンターを狙うも、竹添はそれ以上にコンビネーションを見せた。判定となり、1-1で差がつかずに延長ラウンドへ。

 延長ラウンド。ここは両者ともに蹴りとパンチの打ち合いを見せる。だが、打ち合いになると、やや竹添の方が上。平澤はハイキックを入れながらインパクトを狙うも、ここは竹添がディフェンス。最後まで手数が減らなかった竹添が3-0で勝利した。

 2階級制覇した竹添は、「2階級できました。ハイキックを意識し過ぎて手数が減ってしまいました。勝ち切れてよかったです。これからもビッグバンで活躍していきます」とアピールした。

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