キックボクシング
レポート

【ビッグバン】城戸康裕が大輝からダウンを奪い42歳で新たな王座獲得、野村太一・奥平将太・目黒翔大が防衛成功、竹添翔太・倉田永輝・HIROYUKIが新王者に

2025/11/03 01:11

▼第19試合 スーパーライト級タイトルマッチ3分3R延長1R ビッグバンルール
〇奥平将太(KSR GYM/王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
×ポッシブルK(K’growthジム/SB日本スーパーフェザー級1位/挑戦者)
※奥平が初防衛に成功。


 奥平は今年3月に王者・琢磨を1RKOで下し、長期離脱に追い込んだ。これまでビッグバンアマチュア大会で6階級を制しており、6月のスーパーライト級王座決定戦では林京平をKOして新王者となった。

 シュートボクシングのスーパーフェザー級1位のポッシブルKは、23年12月にBigbangへ参戦し、MA日本ライト級王者・平澤優聖から2R KO勝ち。今年8月のスーパーライト級挑戦者決定戦では昇也からダウンを奪い、判定勝ちを収めて今回のタイトル挑戦へ辿り着いた。

 1R、サウスポー構えのポッシブルは左の蹴りを脚と腹に集める。奥平は飛び込んでのヒザ蹴りを見舞うも、これがバッティングになり両者とも出血。ドクターストップ後、試合再開。互いに激しい蹴りを見せた。

 2R、ポッシブルは左の蹴りで組み立てる。奥平は三日月蹴りで入れつつ、右ボディ、さらに強烈な右ミドルキックをボディに直撃させて追い込んだ。だがポッシブルは下がらずに打ち合いへ。奥平の攻撃力がやや上か。

 3R、奥平は左フックを入れて、右のパンチへつなげる動き。ポッシブルは左右に構えをチェンジさせて対応するも、被弾する場面が目立つようになる。奥平が優勢の印象のまま、判定へ。3-0で奥平が勝利をものにした。

 王座防衛に成功した奥平は「また連続でKOにしたかたったんですけど、できなかったので、また活躍する姿を見せたいと思います」と挨拶した。

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