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レポート

【ビッグバン】城戸康裕が大輝からダウンを奪い42歳で新たな王座獲得、野村太一・奥平将太・目黒翔大が防衛成功、竹添翔太・倉田永輝・HIROYUKIが新王者に

2025/11/03 01:11

▼第20試合 Bigbangウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R ビッグバンルール
〇野村太一(K.Bスポーツジム/王者)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-28
×乾 秀人(BANG BANG GYM/挑戦者)
※野村が2度目の防衛に成功。


 野村は24年9月にFUMIYAとBigbangウェルター級王座を争い、右フックでわずか12秒KO勝利を収めて同級王者となった。今年3月のビッグバンでは平山迅をKOで下して初防衛に成功している。

 KROSS×OVER KICK第4代ウェルター級王者の乾は、今年3月のBigbangウェルター級挑戦者決定トーナメント準決勝で水上陽生、6月の決勝で哲志をそれぞれ破り、王者挑戦権を獲得した剛腕パンチャーだ。

 1R、サウスポー構えの乾は、左のオーバーフックをヒット、さらに左ミドルキックをビッグショット。野村はカーフキックを返しつつ、左のショートパンチを入れていった。

 2R、乾は左の強い攻撃を繰り出すも、野村は左に回りながらダメージを逃がす。そして野村は、左のパンチをコツコツ入れて反撃。乾の攻撃力はパワフルだが、野村は動きでかわしていった。

 3R、野村は、左に入りながら左の攻撃で組み立てる。そして、右の攻撃も入るようになると野村がペースを掴むように。乾は左の攻撃を繰り出すも、野村は見切り始めたのか、かわしてのカウンターが目立つようになった。判定は3-0で野村が勝利した。

 王座防衛に成功した野村は「乾選手の蹴り強くて、効いてしまって。でも地元の応援で頑張れました。自分はベルトを持ちながらRISEでも戦っていきます」とコメントした。

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