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【ビッグバン】城戸康裕が大輝からダウンを奪い42歳で新たな王座獲得、野村太一・奥平将太・目黒翔大が防衛成功、竹添翔太・倉田永輝・HIROYUKIが新王者に

2025/11/03 01:11

▼第18試合 Bigbangライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R ビッグバンルール
〇目黒翔大(優弥道場/王者)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
※目黒が初防衛に成功。


 目黒はK-1アマチュアで実績を積み、プロデビュー。山本優弥の優弥道場に所属しKrushのリングを中心に戦い、昨年3月のBigbangライト級王座決定戦では石田勝希を破り王座獲得に成功した。

 佐野は17年9月に第2代Bigbangフェザー級王座を獲得し、21年5月にはK-1で島野浩太朗から2度のダウンを奪い勝利。15年には元K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹から判定勝ちを収めたことがある。今年3月に松本和樹、7月に永澤サムエル聖光から勝利している。

 1R、目黒は接近戦のゼロ距離殺法を仕掛ける。佐野はカウンターのヒザ蹴りをボディへ。それでも目黒は出入りをしながらサイドからショートのパンチを狙う。佐野のパンチがボディと顔面に入る場面もあった。

 2R、目黒は接近してのパンチ。佐野はヒザ蹴りで迎え撃つ。そして、佐野のヒザ蹴りがボディを叩き、逆に目黒のパンチが佐野のボディへ当たり、一進一退の攻防となる。

 3R、前半は佐野がヒザ蹴りで追い込む場面を作るが、中盤から後半に入ると目黒のショートパンチが決まり始める。やや劣勢の佐野。判定は1(目黒)-0でドローに。延長ラウンドへ突入した。

 延長ラウンド。佐野はボディ打ちでダウンを奪いに行く。目黒は、パンチ連打で2回コーナーへ追い込んだ。そして終了間際に目黒のパンチが入り、佐野が後退する場面も。判定は3-0で目黒が勝利した。

 王座防衛に成功した目黒は「泥臭い試合ばかり。勝ち切るために生活を注ぎ込んでいます。小柄な自分が天才と呼ばれる選手に勝ったり、真剣に行動すれば絶対に達成できます。これからも証明します。一緒に頑張りましょう!」と挨拶した。

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