城戸が左ストレートでダウンを奪い、ビッグバン王座を初獲得(C)Bigbangプロモーション
WEBBWOODS presents Super Bigbang 2025
2025年11月2日(日)神奈川・横浜武道館
▼第21試合 Bigbangスーパーウェルター級王座決定戦 3分3R延長1R ビッグバンルール
〇城戸康裕(谷山ジム)
判定3-0 ※29-26×3
×大輝(ハリケーンジム/チーム男鹿キック)
※城戸が新王座に就く。
42歳の城戸はK-1 MAXや新生K-1で輝かしい実績を残してきたベテランで、直近では今年5月に香港のキックボクシングイベント『SPACE ONE』で一度KO負けを喫していたワン・カイフェンを判定で下し、リベンジ成功とともにSPACE ONE 75kg王座を獲得している。ビッグバンには約2年ぶりの参戦となる。
一方の地下格闘技出身の大輝は、23年4月に野村太一を破りBigbangウェルター級王座を獲得も階級を上げるために返上。24年3月に高木覚清とBigbangミドル級初代王座決定戦で争うも判定負け。今回はスーパーウェルター級王座を狙う。
1R、城戸は左ローキックを連発。サウスポー構えの大輝は、追いかけてパンチを狙うもかわされてしまう。大輝は右フックも、城戸の左ストレートでダウンを喫した。立ち上がった大輝は、果敢にパンチを振っていった。
2R、城戸はローキックでダメージを与えるも、大輝は左右のフックで逆襲。城戸はバックブローもヒジ打ちが当たってしまう反則に。大輝は前へ出てパンチを振る。城戸はヒザ蹴り、ハイキック、バックブローを合わせていくうまさを見せた。
3R、城戸はローキック。大輝は脚にダメージを受けながら、強烈なボディブロー。さらにコーナーでパンチを振るも、ここは城戸に逃げられた。城戸は首相撲からのヒザ蹴りを二度してしまい、減点1。最後まで向かっていった大輝だが判定となり、3-0で城戸が勝利した。
新王者となった城戸は「9時間待って、なげえって。ようやくビッグバンのベルトの願いが叶いました。大輝君、強かった。重いし、秋田でアキタコマチいただいて。負けたら引退って、26歳で早いって。負けたということで、次は大輝君にパンツスポンサーになってもらいます!」と挨拶した。



