▼第7試合 ストロー級(52.2kg)5分3R
〇畠山隆称(THE BLACKBELT JAPAN)8勝1敗2分
[判定2-1] ※30-27, 29-28, 28-29
×ニシダ☆ショー(BURST)14勝10敗4分
畠山は、昼は学童支援員として働き、夜にTHE BLACKBELT JAPAN沖縄で練習。2019年の第26回全日本アマチュア修斗選手権ストロー級優勝を経て、2020年11月にプロ修斗でデビュー。大城正也とドロー後、2023年5月にアマ修斗決勝で対戦した泰斗とドローになるまで4連勝(2勝はリアネイキドチョークによる一本勝ち)。その後も3連勝を飾り、2024年11月には修斗沖縄大会でマッチョ ザ バタフライをKOして世界ストロー級1位となった。25年2月には『ONE Friday Fights 97』で初の海外試合にして国際戦に臨み、ジェイソン・ミラルペス(フィリピン)に1R KO負けでキャリア初黒星を喫した。28歳。
広島BURSTのニシダ☆ショーは、14勝9敗4分。23年12月の江木伸成戦でドロー後、11月の打威致戦もドロー。25年4月の沖縄大会で宮城友一に判定負けを喫したが、25年7月の「TORAO36」広島大会で師匠・佐々木信治ゆずりの三角絞めで一本勝ち。18年4月の新井丈戦以来の連勝なるか。
1R、ともにオーソドックス構え。フェイントから右のダブルをスイングする畠山に、ニシダは組んでクラッチ、細かいヒザ。頭を出すと畠山がそこにパンチを連打する。
2R、オーソから左ハイの畠山。右の蹴りのニシダはダブルレッグテイクダウンからバックへ。背後からリストをコントロールして4の字でパウンドも、足の解除に畠山が正対。トップからパウンド。
3R、右オーバーハンドでニシダの腰を落とさせた畠山。さらに右スーパーマンパンチで飛び込み、ニシダの組みを両脇差し上げてトップに。バックから攻めてホーン。
判定2-1(30-27, 28-29, 29-28)で畠山が勝利。「2月にONE FFで負けて恩返しできず、今日勝ちという形で恩返しできてよかったです。田上こゆる選手、人生で初めてKO負けして、辞めようかと思いながらも踏ん張って、怪我しても2位までこぎつけたので、僕と田上選手にしかないストーリーがあるので、僕と試合を組んでください」と田上との試合をアピール。続けて「受けたら大阪大会に」と言って、ハイジとクララの蹴り返しのコントを披露。ヤヤウケで大阪大会出場を遠ざけた。






