ニシダ☆ショーが高宮諒を三角絞めで極めて7年3カ月振り勝利
▼セミファイナル 第9試合 フライ級(-56.7 kg)5分2R
×高宮 諒(DESTINY JIU-JITSU)
[1R 1分22秒 三角絞め]
〇ニシダ☆ショー(BURST)
北九州DESTINY JIU-JITSUの高宮諒は、3勝1敗1分。2024年は5月に下田洋介とドロー後、11月に岡本一志に判定勝ち。25年5月の前戦では、小生隆弘を2R KOに下している。
広島BURSTのニシダ☆ショーは、14勝9敗4分。23年12月の江木伸成戦でドロー後、今回のメイン出場の打威致ともドロー。25年4月の沖縄大会で宮城友一に判定負けを喫している。
1R、ともにオーソドックス構え。高宮の左ローをかわしたニシダ。高宮は右から左のダブルで前に。それを潜ったニシダは、ヒザを曲げてダブルレッグも差し上げる高宮がダブルレッグでケージに押し込み、左足首を掴んでテイクダウン。
ケージ背に尻を着いたニシダは、左足を腰に当てて左手首を掴んで足をかけに行くが、パウンドの高宮。ニシダの潜りをはがして寝かせつけると、下から左でオーバーフックのニシダは、左足を上げて首もとへ。中腰になる高宮の左手を右足で超えると、立ち上がる高宮の右足をすくって崩して自身の首横・右肩の上で固定して三角絞めへ。
高宮は左足を戻すも、ニシダは三角で頭を引き付けてタップを奪った。うずくまり嗚咽するニシダは佐々木信治に抱き起される。
2018年4月に新井丈に三角絞めで勝利して以来、7年3カ月振りの勝利を師匠直伝の三角絞めで掴んだニシダは試合後、「ああ、勝てて良かった」と安堵のコメント。
続けて「ちょっと僕の個人のことになるんですけど、4、5年ブランクがあって復帰して。(18年から22年)復帰する前から7戦勝ちがなくて、それでも佐々木さん、メグ(藤井惠)さんがずっと『試合やるけど、どう?』って声かけてくれて。今日やっと勝ててよかったです。みんないつも応援してくれてるんで、やっと勝つ姿を見せられてよかったです。山本(陽一)さんも今日試合組んでくれてありがとうございました。
12月に山口大会があると思うんですけど、もともと僕ストロー級でやっていて、いまはフライでやってるんですけど、ちょっとストロー級で一戦やらせてもらえたらと思うんで、もしよければ僕を使ってください。面白い試合をしますんでお願いします」とアピールした。




