▼第4試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
〇良星(KSR GYM/同級5位)
KO 1R 2分32秒 ※左ストレート
×オートー・ONE LINK(タイ/ONE LINK/同級10位)

良星はスピードとスタミナを活かした常に動き回るアグレッシブなスタイルで“ノンストップ・ハイスピードバトル”を展開し、得意技はハイキック。2016年9月に第4代Bigbangスーパーバンタム級王者となり、3度の防衛に成功して以降はRISEを主戦場としている。2018年7月に鈴木真彦に敗れて以降は破竹の7連勝(3KO)を飾っていたが、2020年1月に鈴木とのタイトルマッチ再戦で敗れて王座奪取ならず。

2022年4月、大森隆之介にKOで敗れ、しばらく試合から遠ざかっていたが2024年4月に復帰。9月に内田晶を破り再びBigbangスーパーバンタム級王座に返り咲き、2025年4月のRISEで伊東龍也にも勝利して3連勝していたが、6月に晃貴と熱闘を演じるも判定で敗れBigbang王座を失った。戦績は25勝(4KO)10敗1分。

オート―は元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位で、現在は日本にて各団体で活躍。RISEでは2024年8月に拳剛を破ったが、12月に門口佳佑に判定負け。2025年2月には松下武蔵に延長戦でKO負けを喫している。前戦は6月にシュートボクシングで笠原直希と延長戦含めて6Rもの接戦を演じたが、判定で敗れた。戦績は52勝(25KO)22敗1分。

1R、いきなり右ハイを蹴る良星にオート―も左ハイを蹴り返す。右カーフを蹴れば右カーフを蹴り返すオート―。軽快なステップを踏む良星は左右に動き、飛び込んでの左フック、左ボディ、右カーフ。スピードのある出入りでパンチをまとめ、ヒザやインローにつなぐ良星。どんどん距離を詰めてオート―にロープを背負わせる。
ジャブと右ローのオートーに良星はローからワンツーでどんどん前へ出ていく。オート―は右ロー。良星は後ろ蹴りを繰り出すと回転した勢いでそのまま左ストレート、これが見事にヒットし、オート―はもんどりうってダウン。良星の鮮やかなKO勝ちとなった。


良星はマイクを持つと「KO続きヤバくね? 入場からイロモノ扱いされがちなんですけど、強さにも速さにも自信あります。まだまだ55kgでしっかり上に立つのでよろしくお願いします」とアピールした。


