キックボクシング
レポート

【RISE】志朗が玖村将史から3度のダウンを奪う圧勝でリベンジ成功、原口健飛がダウンを奪うもチャド・コリンズに巻き返されてスプリット判定負け、那須川龍心がスーパーフライ級転向第一戦で1位・政所にダウン奪って勝利、白鳥大珠が三日月蹴り一閃の初回KO勝ち、麻火佑太郎が衝撃の左ハイキックKO勝ち、YURAが豪快KOで1回戦突破、ダウンを奪われた花岡竜が猛攻で逆転KO、大﨑一貴が初OFGマッチでKO

2025/08/02 13:08

▼第9試合 SuperFight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
〇白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEスーパーライト級王者)
KO 1R 1分2分53秒 ※左三日月蹴り
×アンディ・ターランド(イングランド/Tornado gym/ISKAフリースタイルルール世界ウェルター級王者)


 白鳥はキックボクシングからボクシングに転向し、8勝(5KO)3敗の戦績を残してキックボクシングにカムバック。2019年2月に第5代RISEライト級王者に輝くと、3月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」で優勝。2021年6月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では皇治らを破って優勝。2023年は3月にK-1との対抗戦で佐々木大蔵に勝利。


 2024年12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」では1回戦でペットパノムルンに敗れた。2025年3月には麻火佑太郎と第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦を争い、判定勝ちで2階級制覇を達成した。戦績は31勝(12KO)11敗1分1無効試合。


 ターランドは今回が初来日。ISKA世界王座(フリースタイルルールはRISEルールからヒザ蹴りを禁止したルール)の他に、CFS世界王座(3回)、S1イギリストーナメント優勝、WKOイギリス王座、WKAイギリス王座など10本のベルトを獲得してきた。右カーフキック、飛びヒザ蹴りや飛び二段蹴りなども使いこなすアグレッシブなファイター。


 1R、白鳥は左の前蹴り気味の三日月を連発し、左ボディにつなぐ。下がるターランドに左三日月でダウンを奪うと、最後も左三日月。白鳥が“ノーダメージ”で圧勝した。


 会心のKO勝ちを収めた白鳥は「どうですか、恐怖の白鳥劇場。今日は怖さ・強さを見せつけたいと思って冷静に相手見て倒すことできました。今日はトーナメント前哨戦ということで11月2日の両国で僕の相手が来るんですが、まだ発表されてないけれど組み合わせは知っているとので、楽しみにしてぜひ見に来て下さい。次こそ優勝します」と笑顔で語った。

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