▼第8試合 世界女子ストロー級暫定王者決定戦 5分5R
〇パク・ボヒョン(韓国・同級1位/mob)51.6kg
[4R 1分38秒 TKO] ※レフェリーストップ
×宝珠山桃花(日本・同級2位/赤崎道場A-SPIRIT)51.9kg
※パク・ポヒョンが女子ストロー級暫定王者に
今大会で行われる予定だった女子スト
宙に浮いた形となったパク・ボヒョン(韓国・同級1位/mob)
宝珠山は先月14日に新宿FACEで行われた女子修斗公式戦“
パクは、2024年4月にCOMBATE以来、1年9カ月ぶりに復帰。『Ring Championship 04』で古賀愛蘭にスプリット判定負けも、9月に修斗初参戦を果たすと、初戦で現女子スーパーアトム級世界王者・渡辺彩華(AACC)に殴り勝っての判定勝ち。続く2025年3月にはソルトを相手に得意のパンチで優位に立ち、判定3-0で完勝。タイトルホルダー2人を撃破し、挑戦者に名乗り出ていた。
宝珠山「まずはそもそもこの試合は藤野(恵実)選手とパク選手の試合でしたので、パク選手、受けてくださって本当にありがとうございます。韓国語練習してきたんですけど、ちょっと緊張で飛んじゃったんで日本語で。自分らしい試合ができればいいと思っています。どうぞ応援よろしくお願いいたします」
パク・ボヒョン「こんにちは。韓国から参りましたパク・ボヒョンです。まず、試合を受けてくれてありがとうございます。桃花選手に感謝します。それと、当日は私のものです」
1R、ともにオーソドックス構え。パクは左ジャブを上下に突いて左で差して組み。四つの宝珠山は体を入れ替え、細かい左ボディ。パクが体を入れ替えブレーク。
ジャブを突き、ワンツー、左フックを当てたパクに宝珠山はローシングルも差し上げるパクが押し込みブレーク。ワンツーで詰めるパクは首相撲ヒザでホーン。
2R、ジャブの刺し合い。ヘッドムーブしながら左右のパクはワンツ! 頭が止まる宝珠山は被弾、シングルレッグをがぶられた宝珠山。下から立ち上がり時にパクのヒザを被弾し、反則でストップ。
パクに「減点1」で再開。前後のステップからシングルレッグでケージまでドライブしてボディロックからバックに回り引き込んでトップに回る宝珠山。しかしパクもケージを使って立ち上がり。なおもバッククリンチの宝珠山に胸を合わせて離れて、すぐに打撃で前に。
スタンドでパクは左ジャブを当ててボディ打ちも。宝珠山のシングルレッグを切ってマウント。左枕で肩固めも狙い、パウンド、ヒジを連打! 宝珠山も半身になって耐える。
3R、左目上をカットした宝珠山。パクの左ロングフックを被弾すると、パクもワンツーの右! そこで掴んだ宝珠山だが、クリンチからヒザはパク。ケージに詰めてワンツーの右を連続ヒット! ダブルレッグの宝珠山を切ってバックに回るパク。サイドバックからパンチ。
口から出血した宝珠山は仰向けになり下からストレートアームバーで体を入れ替え! トップになるが、下のパクはクローズドガードから三角絞め狙い。宝珠山は上体を上げて組ませず。パウンドで腰を抱きホーン。
4R、開始後すぐにドクターチェック。左目下を腫らした宝珠山。再開。ワンツーで前に出るパクにダブルレッグからケージまで押し込む宝珠山。しかし体を入れ替えるパクはヒジで離れる。
ジャブの刺し合いから宝珠山のシングルを切ったパクが左右連打。さらに組みつこうとする宝珠山を切ってパンチ。止められてもおかしくない状況。宝珠山が座り込んだところでレフェリーが間に入った。
試合後、新王者のパクは「対戦相手が変わり、もっと勝てると思ったけど、桃花選手はすごい選手ですね。ありがとうございました」と語った。















