▼第1試合 インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2R
〇村上 彩(勝ち点4/修斗GYM東京)49.2kg
[2R 4分49秒 腕十字]
×片山智絵(リーグ初戦/修斗GYM大阪)49.8kg
村上は、女子スーパーアトム級(-50.0kg)では元DEEPJEWELSミクロ級王者の村上彩(修斗GYM東京)の初参戦が電撃決定。女子史上最速で柔術黒帯を取得するなど他を圧倒するグランドテクニックでDEEP JEWELSを席巻した村上のエントリーがインフィニティリーグにどのような化学反応を起こすか。2024年9月にDEEP JEWELSで桐生祐子に腕十字で一本勝ち。2025年5月の初戦ではerikaに判定0-2で敗れた。
片山は、2024年8月のトライアウトルールで徳本望愛と判定0-1ドロー。
片山「デビュー戦で、インフィニティリーグの初戦なのでしっかり、ベテランの村上選手が相手ですが、勝ってこれからリーグ戦盛り上げていきたいと思ってますので、応援よろしくお願いします」
村上「1試合目なんで、1試合目から盛り上げていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーからの村上の組みに、右で差して押し込む片山に、四つから体を入れ替えた村上は右差しで崩し、いったん頭を抱えるが、片山も頭を抜いて離れようとするが、腕を放さない村上は大外刈りテイクダウン!
クローズドガードから右足抜きハーフにする村上だが、フルガードに戻した片山が右で差して立ち上がると、片山についていく村上は首投げテイクダウン。サイドを奪われるが、亀になる片山は村上の腕十字狙いを作らせずに立ち上がり。首相撲ヒザ、村上は小内刈テイクダウンに、片山は股を潜り立ち上がる。
2R、右を突く片山に、村上も左右を打ち返して、片山の左の蹴りを掴んでテイクダウン。首を抱えながらハーフからパス。マウントの村上にケージを蹴って後転で上下を入れ替える片山。
下の村上は蹴り上げで立ち上がり。その立ちにバッククリンチの片山は右を突くが、詰める村上は右で差して押し込み。ヒザを突く片山にテイクダウンの村上。ここも跳ね上げて蹴り上げ、左で差してスクランブルで立つか片山。
右の後ろ蹴りも、村上は左右から右フックを当てると片山は左ヒザ! しかしそのまま詰めて崩した村上はすぐにサイドを奪い、一気に腕十字! ヒジを伸ばして極めた。
勝ち点4を獲得した村上は、「一本で勝てて嬉しいです。1R目で獲りたかった。あとのインフィニティリーグも勝って優勝します」と語った。










