▼第6試合 ライト級 5分3R
×西尾真輔(同級世界5位/シューティング宇留野道場)70.1kg
[2R 5分00秒 KO]
〇シヴァエフ(同級世界8位/リバーサルジム新宿Me,We)70.2kg
約半年振りの登場となるのが2024年度ライト級新人王、シヴァエフ(同級世界8位/リバーサルジム新宿Me,We)だ。
ムクロックに判定勝ち後、KENZO、山下康一郎、手島響をいずれも2R フィニュシュしての4連勝。これまでは山口を拠点にしていたが、25年に入りリバーサルジム新宿Me,Weに移籍。心機一転、移籍初戦を迎える。
その対戦相手はPANCRASEでも活躍する“ぶん殴りマッスル”こと西尾真輔(同級世界5位/シューティング宇留野道場)。はち切れんばかりのマッスルボディから繰り出される剛腕で、24年9月にはマックス・ザ・ボディを1R KOに下すなど、数々の選手を薙ぎ倒してきたが、1月の後楽園ホール大会で環太平洋王者エフェヴィガ雄志に挑む予定も、緊急搬送され前日計量に来れずに不戦敗。
名誉挽回の為には何がなんでも勝たなくてはならない一戦となった。経験で勝る西尾か? 無敗の新人王・シヴァエフか? 新人王にとっては試練の2番勝負となる。
シヴァエフ「僕が西尾選手にチャレンジするような図式のマッチメイクだと思うんですけど、今僕が持っているものが劣ってるとは全く思ってません。Resolveでやってきたことと、Me,Weで積み上げてきたこと、150%の自分たちで明日は絶対勝ちます。応援よろしくお願いします」
西尾「まずは前回、試合をキャンセルしてしまい、すみませんでした。そして、今回復帰の場を与えてくださった修斗関係者様、挑戦を、試合を受けてくれたシヴァエフ選手ありがとうございます。いい試合をしていい日にするんで、皆様楽しんでください。よろしくお願いします。押忍」
1R、早々のシヴァエフのシングルレッグをがぶった西尾はダースで組むが、亀に戻したシヴァエフ。西尾はさらにダースクラッチも正面に戻して立ち上がったシヴァエフ。ここも西尾が首をがぶり強引に引き落とし。首を抜くシヴァエフに背後からアッパー。ダブルレッグのシヴァエフをがぶり。離れて右のシヴァエフをかわして西尾は右を打ち込む。
2R、左右フックの西尾に、シヴァエフは右を振るがバランスを崩すと、そこでトップを奪う西尾。インサイドガードからパウンド。蹴り上げから立つシヴァエフは左ハイ。
さらに首相撲ヒザ、ヒジを効かせると、組みと強振でスタミナ厳しい西尾は被弾し鼻血。しかし、残り1分、組んだ西尾。引きはがしたシヴァエフは右を当てると金網まで後退、さらに右を当ててダウンを奪い、パウンド。2R 5分ちょうどでレフェリーが間に入った。
試合後、シヴァエフは「次はもっとテクニカルなMMAファイターの試合をするので、これでトップ戦線に食い込めたと思うので、次に期待します」と語った。
















