▼第4試合 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級 3分3R延長1R
〇Kiho(KNOCK OUT GYM 調布)
判定3-0 ※30-26×3
×森川侑凜(J-KRANG)

Kihoはアマチュアで20戦以上を経験。2020年12月の『KROSS×OVER』でプロ初のKO勝ちを飾ると、2021年2月からKrushに参戦したが5敗4分で白星をあげることが出来なかった。ジムを移籍して心機一転、2024年4月KNOCK OUTのリングで再出発するとKAIに判定勝ちで連敗脱出。左膝前十字靭帯断裂からの再建手術を経て12月に復帰し、MMAファイターでもあるMIYUから勝利し、今年2月には菊地美乃里にも勝利。そして前回5月には、ミネルヴァ認定アトム級王者のNaoに劣勢からハイキック一発で逆転KO勝ちの番狂わせを起こした。戦績は7勝(2KO)6敗4分。
元々はサポートスクールで美術の教師を務めていた森川は2020年9月5日の『KHAOS.11』にて、優勝者は「夢」を叶えることができるご褒美付きのワンデートーナメント「DREAM KHAOS」で優勝し、「一日ラウンドガールをやりたい」という夢を叶えて9月大会では颯爽とラウンドガールを務めた。しかし、その後はNOZOMIに判定負け、Kihoと引き分けと足踏み状態。2021年8月には加藤りこに判定勝ちも、10月の松谷綺戦から3連敗。結婚・出産を経て2022年6月の奥脇奈々戦以来、約3年ぶりの復帰戦となった2025年5月のBONNIE戦では熱戦の末に判定勝ち。戦績は4勝5敗2分。
1R、さっそく前へ出て来る森川にKihoは顔面前蹴りをさく裂させる。森川はローを蹴りながらパンチで前へ出てくるが、Kihoは右ローを蹴り返しつつタイミングのいい前蹴りで森川を2度転倒させた。左ハイキックがかすめると、場内から歓声が沸き起こる。

2R、Kihoは左右ミドルハイ、左右ハイキック、右ローと森川を蹴りまくり、森川が前へ出てくるとタイミングのいい前蹴りで転倒させる。4度目の転倒でレフェリーがダウンをとった。蹴りからの右ストレートで攻めるKiho。


3R、左右ハイキック、左右ミドル、そして前蹴りと蹴りまくるKihoに森川はなかなか近付けず、Kihoは蹴りからの右ストレートもヒットさせる。森川がコーナーへ詰めてくる左右フック。Kihoが蹴るたびに歓声が沸き起こり、Kihoの独壇場に。森川は前へ出続けるも攻撃を当てさせてもらえず。




