▼第5試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R延長1R
〇大谷翔司(KNOCK OUT クロスポイント渋谷)
KO 2R 3分00秒 ※右フック
×木村涼仁(Bellus Gym)

1R、木村はスピードと回転力を活かしたパンチを繰り出していき、左ミドルも蹴る。パンチをまとめる木村に大谷はブロックを固めて受けながらも、右ローと右カーフをこつこつと蹴っていく。終盤、ワンキャッチの状態から大谷が右フックをヒットさせ、ダウンを奪った。


2R、木村はさらに勢いよく飛びヒザ蹴りからのパンチ連打で攻め込む。大谷もロープを背負って打ち合い、パンチの回転力やスピードでは劣るが、一発で木村を下がらせる。

木村はスピードと勢いを活かしてハイキックや飛びヒザ、胴廻し回転蹴りの大技を混ぜながらパンチで攻め込んでいくが、大谷はガードを固めて前へ出ていき、打ち合いになると被弾しながらも右フックで木村をダウンさせた。


攻め込まれていたように見えた大谷がダウンを奪うと、どっと沸く場内。レフェリーがストップし、大谷のKO勝ちとなった。

「今回で39戦目なんですけれど試合前一番怖くて、本当に。でも木村選手が真っ向から戦ってくれたおかげでいい試合が出来たと思います。いろいろ考えることもあったんですっが、皆さんの応援の声が力になって無事KO勝ちしてここに立てています。いまライト級盛り上がってきていて、今後自分も考えなければいけないこともあるんですけれど、KNOCK OUTライト級と僕の動向に注目していただけると嬉しいです」と、大谷は声を詰まらせながら語った。


