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【DEEP】海飛が関鉄矢に判定勝ち「いつかシェイドゥラエフと」、JTT山田が神田にリベンジ「倉本さん勝って同門対決を」、三井が黒井を初回TKOで4連続KO勝ち、火の鳥が中務を極める、諏訪部が黒岡に逆転一本勝ち、御代川が吉田との接戦制す、石坂が坂野をTKOで4連勝、弥十朗がウラケンにスプリット判定勝ち、西山がよしずみ下す

2026/02/23 12:02
 2026年2月23日(月・祝)、東京・ニューピアホールにて、昼大会『SOUMEI Presents DEEP TOKYO IMPACT 2026 1st ROUND』と、夜大会『DAYS Presents DEEP JEWELS 52』が開催された。昼夜2大会ともにチケットは指定席は完売で立ち見券のみ当日販売。U-NEXT、DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップでライブ配信。 DEEP TOKYO IMPACT 2026 1st ROUND 速報 ▼第11試合 DEEPフェザー級 5分3R〇海飛(和術慧舟會HEARTS)66.15kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×関 鉄矢(SONIC SQUAD)66.25kg  天弥の兄・海飛は、フェザー級級GPでの奥山貴大戦の判定勝ちを含め、DEEPで4連勝。25年5月にGP準決勝で水野新太からダウンを奪うも判定負けで決勝進出ならず。  25年9月の前戦で中国YFUのジャッキー狂を右フックでダウンを奪い、サッカーキックでKO勝ち。  対する元ZST王者の関は、20年8月にRIZINに初参戦し神田コウヤに右ストレートでKO勝ち。RIZINでは3勝3敗で24年6月のRIZIN.47でカルシャガ・ダウトベックの左ストレートからの左ボディに1RKO負け。  25年9月の前戦DEEPでは、五明宏人からフラッシュダウンを奪う判定勝ちで再起を遂げている。  海飛と関は同じ178cm。オーソの関に対し、海飛はサウスポー構え。喧嘩四つで海飛は左ストレートとともに右前手のKOパンチも武器。関もボクシング仕込みの左右はバリエーションも増え、右ハイキックの武器も持つ。ストライカー同士、MMAで上回るのは、隠れた寝技師の関か、組みも強い海飛か。離れ際の攻防にも注目だ。 海飛「水抜きで疲れて、ちょっと言葉忘れちゃったんですね。メインなんですけど、まあ、ドツキあいっス。明日はドツキあいですね。本当ただブッ倒すだけなんで、応援よろしくお願いします。明日、お願いします」 関鉄矢「今回はメインで試合させていただくこと、すごい光栄に思います。明日はメインでしっかり海飛選手のとの倒し合いを自分も楽しみにしていきたいので、皆さんも楽しみにしてください。よろしくお願いします」  1R、サウスポー構えの海飛は右関節から左の蹴り。関から組むと、右で差して体を入れ替え左を突く海飛。  オーソの関に、圧力をかける海飛は右から左ヒザ。打ち返す関にワンツーから左ハイ。ガードする関は組みに。右足をかけてバッククリンチ。  ボディロックテイクダウンを狙うが、金網から崩れない海飛。肩を入れて正対してテイクダウンし、ヒザ、サッカーキック。そこに足を手繰る関は尻を着かせるが、足抜き立つ海飛は、左ストレート。  関も右を突いてシングルレッグから金網詰めて中央に引き出しテイクダウン。海飛の蹴り上げをさばいた関がパウンドでゴング。  2R、頭を振って右を突く関。海飛は左ストレート。左回りの関に、左ボディを突く海飛は前蹴り、ヒザで関を突き放す。右前蹴りを返した関。ワンツーで飛び込むが、関は鼻血。海飛は右関節蹴りを混ぜて、右ボディ、右前手のフック。  ガードの関に圧力をかける。関のワンツーをかわした海飛は、シングルレッグで引き出すが、片足立ちで凌いだ海飛はケージに戻り離れると、近い距離の右を当てる。  右から左で前に出る海飛。関の入りにヒザを当てるが、関もシングルレッグで片ヒザ立ちに。足を抜いた海飛。ワンツーで前に出る関。右ジャブを当てた海飛。右を返した関に、顔を逃がしてカウンター狙う海飛。関節蹴りも。右を突いた関がバッククリンチからヒザもゴング。  3R、詰める関は右ハイ。かわした海飛にシングルレッグも切る海飛がワンツー。関の組みを切り詰めるが関も右から左をヒット。海も左を返すと関が押し込みヒジ。  体を入れ替えた海飛がヒザ。すぐに詰める関を突き放して右ハイ。ガードする関は間合いを詰める。左ミドルの海飛は互いに打ち合い。関も離れ際に右を打つが、かわした海飛は右ヒザ!  後退した関だが組んで右ヒザを返す。右の関に、海飛は左を返す。右ショートを当てる関、さらに左も当てるが、海飛も左! さらに左で前に。組んで左を返す関。関節蹴りの海飛に、詰める関。そこに左ヒザを突いた海飛!  しかし前に出る関。右から左。海飛は言って左ヒザ、ミドル。バックスピンキックの海飛はスリップ。そこに関はパウンドもゴング。  互いに大の字で、海飛は「楽しかった」と関の胸を叩く。関は「あー、疲れた」と咆哮。判定は3-0(30-27×2, 29-28)で、的確に打撃を当てた海飛が勝利。  RIZINでズマガジー戦が決まっているセコンドの天弥の祝福を受けた海飛は試合後、「いや、マジ。疲れた。今日は来てくれてありがとうございました。本当はもっと早くKOでフィニッシュして、シェイドゥラエフが相手募集してたから、名前挙げようかなと思ってたんですけど、なんかもう決まっちゃってたし(※榊原CEOは「今週発表」と明言)、判定になっちゃったし。本当すみません。いつかシェイドゥラエフとか、もっともっと強いヤツ倒していきたいんで、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」と語った。 [nextpage] ▼第10試合 DEEPライト級 5分3R×神田コウヤ(THE BLACK BELT JAPAN)70.70kg[判定1-2] ※29-28×2, 28-29〇山田聖真(JAPAN TOP TEAM)70.80kg  1年2カ月ぶりの再戦。24年12月当時フェザー級から上げてきた神田とウェルター級から下げてきた両者のライト級戦は、3Rに山田のヒザがローブローとなり、そこまでのテクニカル判定で30-27、29-28、30-26の3-0で神田が判定勝ちしている。  TBJの神田は、レスリンググレコローマンで天皇杯ベスト8、2018年にMMAデビューし、23年2月、DEEPフェザー級暫定王座決定戦で五明宏人に判定勝ちで戴冠。同年の『ROAD TO UFC』では初戦突破するも準決勝でリー・カイウェンに判定負け。牛久絢太郎の王座返上に伴い、神田が正規王者となるも、24年3月、青井人に判定2-3で敗れ王座陥落。  24年7月の木下カラテ戦で体重超過し、減点2のなかスプリット判定負け。12月にライト級に階級を上げて山田聖真と対戦。前述の通り、偶発的な金的攻撃により試合続行不可能のため、3R途中までの判定で神田が勝利した。山田戦で負傷した右拳の手術も行い、25年8月には負傷欠場の山本颯志の代役の佐々木大を2R TKO。  25年11月の前戦で元BLACK COMBAT&DEEPライト級王者の大原樹里と「DEEPライト級暫定王座決定戦」で対戦し、激闘の末に2R TKO負けを喫している。  JTTの山田は、高校・大学で柔道で団体戦で全国大会に出場するなど、15年間の柔道歴を持つ。23年にプロMMAデビューし、5勝4敗。24年7月のCombate Globalでマルコス・ヨレーダに判定負け後、12月DEEPで神田コウヤに3R 負傷判定負けで連敗。25年3月に井上竜旗に判定勝ちで再起すると、5月に宇良拳にも判定勝ち。11月の前戦で北岡悟と対戦すると北岡のギロチンを防ぎ、有効打を当てて判定3-0で3連勝をマークした。  前戦はリーチある神田の左に山田が初回でダウン。組みが融合した打撃、組み際のヒジ・ヒザに苦戦を強いられたが、最終回に右を当てて反撃も見せていた。再戦でいかに進化を見せるか。 神田「山田選手、リベンジ戦へようこそ。よく3連勝してきてくれました。しっかり受け取って頑張るんで、よろしくお願いします」 山田「明日はリベンジマッチ、濃度の濃い15分にしてやるので楽しみにしてください。お願いします」  1R、サウスポー構えの神田に、オーソの山田から圧力をかける。右ボディストレートの神田、右カーフも。山田も右のダブル、スイッチして左フックを狙う。  ともにスイッチを使い、山田は右ストレート。さばく山田も右を突く。右回りで右ローの神田に右を狙う山田の前進に左を当てた神田! 崩れた山田だが立て直してワンツーから右ミドル。右から左フックを届かせる。  神田の右ローに右。しかし神田はニータップでシングルレッグで崩すとすぐに立つ山田が左右で前に。右ジャブで神田の鼻を赤くさせる。  2R、ジャブ、右フックを届かせる山田に、神田もワンツースリーでヒット。右前手をフックも。山田も右ダブル、ヒザから前に出るが、サウスポー構えになる神田は右ジャブをヒット。  シングルレッグを見せた神田はオーソに。さらに右ローをダブル。オーソの山田は左ジャブ。神田は右ローでバランスを崩す。山田も左ジャブを突くと、右インロー。インローを蹴り返す神田。  サウスポー構えで右外足を取ってクリンチ左ヒザ。山田もスイッチしてフック。左ジャブ。右ロー。そこにカウンターの右ジャブを合わせる神田。  3R、サウスポー構えから左インロー、ワンツーの神田に右を返す山田。神田は左フック。オーソ、サウスポー構えにする神田に、山田はコンビネーションで近づくとワンツー。  詰める山田にヒザを返す神田は右ロー。山田はワンツーの右を突く。さらに右を届かせる。右インローも。神田は右ロー。ジャブの刺し合いから右前手フックの神田は左ジャブ、ローも。  しかし右ボディから左フックを効かせた山田が前に! 回る神田にジャブから右ストレート。右ジャブを返した神田はダブルレッグテイクダウン!  ギロチン狙いの山田から首を抜く神田。しかし山田も蹴り上げを顔に。神田もパウンドで飛び込み。そこで立つ山田。しかし神田はテイクダウン。すぐに立った山田は右を振るが大振りに。  判定2-1(29-28×2,28-29)で山田が神田を破り、両者の戦績は1勝1敗に。山田は4連勝をマークした。  試合後、山田は「リベンジ出来ました。ちょっと盛り上げちゃいましたね。消して俺だけの会場にしたかったのに。倉本(大悟)さん、絶対勝ってくださいよ(※3.20 大原樹理戦)。同門対決しましょうよ。俺、山田聖真の名前、覚えておいてください」と語った。 [nextpage] ▼第9試合 DEEPフェザー級 5分2R 〇三井俊希(reversal gym osaka anne)66.15kg [1R 2分23秒 TKO] ※右ストレート→左右ラッシュ×黒井海成(BRAVE GYM))66.15kg  三井は新極真空手ベースで、タイガームエタイでも修行。24年6月のプロデビューから2連勝後、12月のDEEP大阪で大搗汰晟で2R 右ストレートでKO負けも、以降3連勝中。松本大知、瀧口脩生をKO・TKOに下すと、25年11月の前戦で元RISE王者の直樹も1R 左フックでKOに下している。  黒井は剛柔流空手出身。高3でK-1甲子園の東日本予選トーナメント60kg以下級優勝。プロ2年目の2022年から24年までGRACHAN5連勝で高橋孝徳にも判定勝ちも、ROAD FCで2連続一本負け。  25年9月にDEEPに初参戦し、丈太に三角絞めで一本勝ち。11月の前戦ではホームのBrave FightでTackこと長田拓也を1R KOに下している。 黒井「明日はフィニッシュして勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」 三井「黒井選手、本当にいい選手なんで、こんないい選手と戦えること、本当に誇りに思います。明日はバッチバッチの試合するんで楽しみにしといてください、以上です」  1R、ともにオーソドックス構え。右カーフの黒井に、三井も右下段蹴り。速い右ローの黒井。さらにダブルレッグテイクダウン。ケージ使い立つ黒井。右で差す黒井に、左小手の三井。左ヒザ突く黒井だが、ローブローに。中断。  再開、ワンツーの右で黒井を下がらせた三井。さらに詰めての右ストレート、右アッパー、右の連打で黒井はうずくまり、三井がTKO勝ち。三井は4戦連続KO勝ち。 [nextpage] ▼第8試合 DEEP 55kg以下 5分2R×中務修良(NOMAD))54.75kg[2R 2分07秒 オタツイスター]〇火の鳥(BRAVEGYM)54.95kg  中務は豪州HEX Fightでショーン・ガウチに敗れた後、24年9月に多湖力翔に判定勝ちで再起も、25年は5月に越智晴雄に一本負け、9月の前戦で現王者の杉山空にKO負けでトップ相手に2連敗中。39歳。  火の鳥こと高木恭平は、24年10月の『POUNDOUT 1』でプロMMAデビューし、樋口幹太に判定勝ち。31歳。  8月の韓国Ring Championship 06でも勝利すると、25年11月にDEEP初参戦。木村琉音にスプリット判定負け。31歳。再起を飾るのは中務か、火の鳥か。 火の鳥「DEEPデビュー戦でちょっと負けてしまって勝ち星ゲットできなかったので。今回は2戦目。中務さんすごい強い選手だと思うんで、しっかり勝ち星、ゲットだぜ。フッ」 中務「ちょっとこの後コメントめちゃくちゃしにくいですね(苦笑)。三重から来ました、NOMAD所属の中務です。DEEPさん、試合組んでいただき、ありがとうございます。火の鳥選手。強くて勢いもあって、ちょっと面白くていい選手だと思うんですけど、僕はあの越智選手と杉山選手を相手にちょっと今、2連敗中なので、何が何でも勝ちに行きたいと思います」  1R、先にテイクダウンの火の鳥にスクランブルからバックを奪う中務。正対狙う火の鳥にオタツイスターから再びバック。鉄槌。  背負って立つ火の鳥にスタンドで背中に乗る中務はリアネイキドチョークへ。ずらした火の鳥はケージに押し付けながら横に落とすしてパウンド。中務はバックに戻りたいがケージに詰まる。正対してガードから立つ中務に右パウンドを当てた火の鳥は右ヒザも。  立つ中務も首相撲ヒザから突き放す。サウスポー構えから左の中務に、右を突く火の鳥。そこにシングルレッグの中務。左小手で投げた火の鳥が上に。パウンドに立つ中務の組みを潰してトップからパウンドでゴング。  2R、中務の組みを切る火の鳥はスイープから立ち上がる中務を詰める。ヒザの中務だが、引き込み下に。そこに入っていく火の鳥はマウント奪い、バックマウント。おたつロックから正対してきた中務の首を左脇に挟んでスコティッシュツイスター気味に、おたツイスターを極めた。 [nextpage] ▼第7試合 DEEPバンタム級 5分2R〇諏訪部哲平(IGGY HAND'S GYM)61.40kg[2R 2分14秒 リアネイキドチョーク]×黒岡裕真(和術慧舟會HEARS)61.65kg ZST出身、DEEPで7勝5敗の諏訪部の25年は4月にふくやーまんに判定勝ち後、8月に平松翔に判定負け。  黒岡は24年DEEP FKTフェザー級優勝。極真関西/2021年全日本ウエイト制軽量級優勝。25年は4月に寺崎昇龍との空手対決でリアネイキドチョークで一本負けも、11月に湯浅帝蓮に1R TKO勝ちで再起を遂げている。26歳。 諏訪部「去年8月以来の試合になりますので、その試合から進化したところを見せつけて、しっかり勝ちたいと思います」 黒岡「明日は勝ちます」  1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーの右の黒岡。諏訪部の組みを切ってヒザ。足を手繰る諏訪部を潰して鉄槌。ハーフの諏訪部に右のヒジを連打! さらにパウンド。止められそうなところで動く諏訪部だが、左で押さえつけて右ヒジ連打の黒岡。両足を戻した諏訪部にバックを奪う黒岡はバックマウントからパウンド連打! マウントでパウンド。少しずつ動いて凌ぐ諏訪部。  下から諏訪部はキムラクラッチを組むと絞ってスイープ。さらにトップから頭をまたいで肩口に絞るが、黒岡は耐える。  2R、左ミドルの黒岡に、諏訪部は右オーバーハンドから組んでシングルレッグ。大内刈狙いからダブルレッグで尻を着かせる。  片ヒザ立ちになる黒岡に片足を挟む諏訪部はボディロックテイクダウン。サイドから左足をかけてバックから身体を伸ばしてバックマウントからパウンド。喉下に腕を入れリアネイキドチョークを極めた。  2R 2分14秒、初回のピンチを凌いだ諏訪部が逆転の一本勝ち。 [nextpage] ▼第6試合 DEEPフライ級 5分2R〇御代川敏志(THE BLACK BELT JAPAN)57.10kg[判定2-1] ※19-19マスト御代川×2, 19-19マスト吉田×吉田悠太郎(EVERMOVE)57.10kg  御代川は、2017年にMMAデビューし、19年までPANCRASEに参戦。TTF、HEATを経て、21年12月からGRACHANを主戦場とし、MCCS Fight Nightも含め5連勝。24年2月に松場貴志にTKO勝ちしGRACHANフライ級王者に。しかし、25年5月に小田魁斗に1R TKO負けで王座陥落。  当初、対戦予定の斎藤璃貴は3連勝から、6月のDEEP大阪大会で松場貴志に2R TKO負け。プロ初黒星。25年11月大会で御代川と斎藤璃貴が対戦予定も御代川が負傷欠場。仕切り直しの一戦が組まれたが、今度は斎藤が負傷欠場。  代打出場の吉田はDEEP名古屋でプロデビューし、MMA5勝1敗で4連勝中。24年12月の前戦で安永吏成に判定勝ちの26歳。激戦区のDEEPフライ級で存在感を示すのは、御代川か吉田か。 御代川「GRACHANのタイトル失って怪我で長期休養して、明日はその鬱憤を晴らしたいと思います。DEEP初参戦なんでしっかりKOで仕留めて必ず盛り上げます。応援よろしくお願いします」 吉田「久しぶりの試合になるんですけど、必ず勝って上に行きたいと思います」  1R、組んでバッククリンチから崩した吉田に立ち上がる御代川。ボディロックからダブルレッグに移行しテイクダウンした吉田。立って正対した御代川。ヒジを落として突き放す。  サウスポー構えの吉田に右を当てて前に出る御代川だが、組む吉田が押し込みブレーク。身から左フックに左ミドルの吉田。インローを蹴った御代川。吉田の入りにアームインギロチンチョーク。クローズドに入れて絞めるが、吉田は首を抜いて鉄槌からマウント。背中を見せて立つ御代川は正対してゴング。  2R、左ストレートを突いてダブルレッグの吉田を切る御代川は右インロー。左ミドルの吉田に、左前手フックの御代川。ワンツーから組んで押し込む吉田の離れ際にバックヒジを当てた御代川。  すぐに組んだ吉田のバッククリンチを切って前に出る御代川はインロー、ワンツーで前に。右を突くがそこにダブルレッグの吉田。ケージで凌ぐ御代川は頭を落としてヒザ。頭をがぶりヒザ。  離れて吉田は左ストレートも軸がブレる。組む吉田に頭を剥がす御代川は離れる。ともに苦しい時間帯。インローを当てる御代川。右ストレートには左ヒザを狙う吉田。御代川はインロー2発。さらに左右を振って前に。  判定は2-1(19-19マスト御代川×2, 19-19マスト吉田)で御代川が接戦を制した。 [nextpage] ▼第5試合 DEEPバンタム級 5分2R×坂野周平(サツキジム横浜)61.50kg[2R TKO] ※右ストレート→パウンド〇石坂空志(クボジム/BRAVE GYM)61.60kg  ZSTからPANCRASE、REBEL FCでベルトも巻いた坂野は、2019年9月の前戦Rebel FCで現ONEファイターのワン・シュオに判定負けで王座陥落。  怪我の治療を経て、米山千隼のサツキジム横浜で指導・練習。今回6年半ぶりのMMA復帰となる。  石坂は19歳で5勝1敗。浜松のKO GYMからクボジム/BRAVEに移籍。23年9月のDEEP浜松でプロデビュー。2連勝後、24年10月に黒岡裕真に1R TKO負けも、その後、3連勝中。GRACHANで萩原一貴を1R TKOに下すと、DEEPで時任流架に判定勝ち。25年9月の前戦『RIZIN.51』で山木麻弥に判定勝ちしている。 坂野「6年半ぶりに戻ってきました。明日は自分のMMA人生をリスタートさせるために、若手のホープを闇に引きずり込みたいと思います。期待してください」 石坂「ガンガン行ってフィニッシュして盛り上げる試合して、勝つんで、注目してください。よろしくお願いします」  1R、石坂の左の蹴りを掴んでテイクダウンした坂野。パウンドからバックマウント、ボディトライアングルでパウンド。石坂は背負って立とうとするが亀に。  細かく右のパンチを打ち込む坂野。左ヒジも。さらにリアネイキドチョーク狙い。背後からパウンド。足を外そうとする石坂に、坂野はバックキープでこつこつパウンド。  残り20秒で落としてトップになった石坂はヒザ、さらに右ミドル。これを掴んで崩す坂野に尻は着かず殴る石坂。ゴング。  2R、サウスポー構えから左を突く坂野。石坂は右の蹴りもその打ち終わりに組む坂野。ボディロックテイクダウンからバック狙いも足をかけせない石坂は前転で腰をずらして立ち上がり。  右の蹴り、ヒザの石坂。バックリンチからアームロック狙いの坂野に上四方で潰した石坂。しかしトップを奪う坂野。ガードから腕を狙い、下からアームロックで回してトップを奪う石坂は、立って蹴り、さらに組んで小外がけテイクダウン。坂野の立ち上がりに右を打ち抜いてダウンを奪う石坂! パウンドにレフェリーが間に入った。石坂は4連勝。 [nextpage] ▼第4試合 DEEPフライ級 5分2R×マサト・ナカムラ(レンジャージム)57.20kg[判定3-0] ※19-18×3〇武利侑都(KRAZY BEE)57.00kg ※ローブロー減点1  悪夢の5連敗から25年9月の松丸息吹戦の一本勝ちで再起を果たしたマサト・ナカムラ。11月の前戦では神酒龍一にスプリット判定勝ちを収め、2連勝に。  武は、濱口奏琉、濱口麗地に判定負け後、25年5月の前戦で平井聡一朗に判定勝ち。 ナカムラ「お互いの武器、打撃だと思うんで熱い試合して、バチバチ盛り上げましょう。お願いします」 武「フィニッシュして勝ちます。お願いします」  1R、オーソドックス構えからハンドスピード速く左右を打つ武。サウスポー構えのナカムラの蹴りを掴んでケージ際も離れる。オーソになるナカムラに、上下に突く武はボディ打ち。詰めてヒザ。  四つから体を入れ替えようとするナカムラに、戻した武が右で座して押し込み。さらに左差しに変えて押し込み右でパンチ。右ヒジ、ヒザを狙うナカムラに、ヒザを蹴り返した武。ローブローに。「減点1」。再開。中村は左から右、さらに右足を下から蹴り上げ。ローブローに。中断。ナカムラに「警告」で再開。  左の蹴り、右から左のナカムラだが下がりながらに武は軸をブラさずワンツーで前に。右で差して組んでボディロックテイクダウン。クローズドガードの中村は下からうつぶせになって腕十字! 足を掴んでずらした武が腕を抜いてゴング。  2R、ともにオーソ。左ジャブ、右アッパーのナカムラは右ロー。武も左ジャブ。さらにボディ打ちから右フック。右ボディを突く武。ナカムラも左のテンカオを合わせに行くが、左フックを当てる武が前に。  右で差して組んで押し込む武に、左小手でケージ背にするナカムラはギロチン狙いも、首を上げる武はダブルレッグで持ち上げてテイクダウン。正対してがぶり。立つナカムラの首狙いに頭を上げて再びダブルレッグテイクダウン。レッグドラッグからサイド狙い。差して立とうとするナカムラを再び潰してトップに。  背中着くナカムラのラバーガード狙いを作らせずケージに押し込み。佐藤将光、アーセンセコンド前でパウンドでゴング。  判定は19-18×3で武が勝利。2連勝に。 [nextpage] ▼第3試合 DEEPライト級 5分2R×ウラケン(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)70.55kg[判定1-2] ※19-19マストウラケン、19-19マスト山崎×2〇山崎弥十朗(ガスワン)70.45kg  ウラケンこと宇良拳は、24年9月にトミー渡部に判定勝ちでプロデビュー後、12月に沖縄MCCS Fight Nightで真野亜三瑠にも判定勝ち。25年5月のDEEP初戦で山田聖真に組みふせられ判定負け。ONEファイターの手塚裕之らとTGFCで練習。二瓶卓郎氏から空手も学ぶ。  山﨑は埼玉栄高時代にレスリング高校3冠を達成。2014年南京ユースオリンピック男子フリースタイル76kg級優勝、2018年レスリングU23世界選手権79kg級5位、2022年全日本レスリング選手権ではフリースタイル79㎏級で優勝している。  25年4月のアマチュアMMAコンペティションではミドル級で出場し、リラ・カルロス(MTK FIGHT JAPAN)に1R パウンドでTKO勝ち。25年9月にプロMMAデビューし、アサン・ゲェイデにスプリット判定勝ち。28歳。 ウラケン「バチバチの試合して必ずKO勝ちします。おい弥十朗、明日はいい試合してやんぞ。まあ、俺が勝つけど、明日応援よろしくお願いします」 山崎「今回はウラケン選手と喉から血の味がするぐらい激しい試合をしたいと思うので、応援よろしくお願いします」  1R、サウスポー構えの山﨑に、オーソのウラケンは二瓶空手の低い手の構えから飛び込み。そこにシングルレッグで組んだ山﨑は右で差して崩しも、ケージ背に戻すウラケン。正対して四つでヒザ。内側に回してテイクダウン奪う山﨑。  左小手で金網使い立つウラケンは突き放して離れる。右の飛び込みのウラケンに左を振った山﨑。バッティングに腰が落ちたウラケンにがぶりからバッククリンチ。正面に回りボディロックテイクダウン。背中見せて立つウラケンのバックに。左足をかけて背後からパウンド。ウラケンは片ヒザ立ち。リアネイキドチョーク狙いの山崎に足をかけさせずに立ち上がりゴング。  2R、山﨑の入りに右を突くウラケン。組む山﨑を切るが、山﨑も組みのフェイントからワンツー。カウンター狙いのウラケンは右ロー。中央を取るが手数が足りない。右スーパーマンパンチのウラケン。山﨑は頭を下げてオーバーハンド。左をヒット。ワンツーの右を突くウラケン。  シングルレッグで崩す山﨑。立って突き放すウラケンはワンツーで前に。山﨑の組みを切るがパンチ一辺倒に。右ローのウラケン。山﨑の左右は手打ちに。  壁まで押し込むがのど輪で突き放したウラケンはヒザが入るタイミングだが。右を当てたウラケンは右アッパー! 山﨑は組んでケージまでドライブして崩して尻を着かせてゴング。  判定は19-19マストウラケン、19-19マスト山崎×2の2-1に割れ、山﨑が辛勝。2連勝を決めた。 [nextpage] ▼第2試合 DEEPフライ級 5分2R〇平井総一朗(フリー)57.10kg[2R 0分22秒 ギロチンチョーク]×石井涼馬(THE BLACK BELT JAPAN)57.15kg  平井は、Fighting NEXUSでの4連勝後、浜本キャットに敗れるも、23年2月のEternal MMAでスティーブ・エルセグと対戦し、2R TKO負け。その後、PFC、AFCを経て、所プラスからフリーに。25年5月のDEEPで武利侑都に判定負け。25年8月の前戦Ring Championship 06では韓国のハム・ワンギに1R TKO負けで3連敗中。  JTTの石井は、MMA3勝5敗。DEEPで3勝3敗。24年5月に吉田悠太郎にスプリット判定負けも、25年10月の前戦で金光優真に判定勝ち。 平井「フリーの平井です。またDEEPに出られてとても嬉しいです。先日初めてエゴサーチってものをしてみたんですけど、なんか2、3年前ぐらいで自分のネタっていうか、記事っていうのは止まってるんで。また時間を動かせるように明日また頑張ります。お願いします」 石井「ドロドロのスクランブルやりましょう」  1R、シングルレッグの石井をがぶる平井はギロチン狙いから片足二重がらみでバックに移行。両足フックでボディトライアングル。  リアネイキドチョーク狙い。さらにトップから肩固めに移行も、そこでトップを奪った石井。クラッチを解いた平井は三井で差してハーフで上体立てるが、剥がして寝かせた平井は下から腕十字も石井も対応。  2R、左右から右のダブルの石井を平井は内無双、崩してがぶり、アームインギロチン! 力が抜けた石井に平井は「落ちた」と告げる。レフェリーが確認し、ストップ。 [nextpage] ▼第1試合 DEEPバンタム級 5分2R〇西山亮翔(パラエストラ八王子)61.60kg[1R 4分19秒 TKO]×小林よしずみ(OLBET GYM)61.60kg  極真出身、パラ八の西山は、MMA3勝2敗。23年のプロデビューから2連敗も現在3連勝中。川崎ごうるを2R TKOに下すと、金城雅に判定勝ち、25年9月の前戦で生田大雅を1R TKOに下している。25歳。  小林はMMA6勝6敗7分。2017年に修斗でプロデビューし、23年10月に永井奏多に判定負け。24年3月に一條貴洋との再戦で判定勝ち。その後、GLADIATORで原田康平、野口蒼太にいずれも判定勝ちで3連勝中。31歳。 西山「今年一発目、本戦第一試合目なんで、インパクトのある試合をしたいと思います。今年の目標は魅せる試合をして、全勝して上に行こうって思ってるんで。相手の小林選手、3連勝中って波に乗ってるんですけど、僕が必ずその勢いを止めます。そして修斗で19戦してきた選手にDEEPの強さと勢い見せつけたいと思ってるんで、注目と応援よろしくお願いします」 小林「今回初めてDEEPに参戦させてもらうので、試合盛り上げられるように頑張ります。よろしくお願いします」  1R、オーソから右ストレートの小林。サウスポー構えの西山は左インロー。シングルレッグの小林は軸足崩してテイクダウン。  西山はケージ背に上体立てると、両足を束ねる小林に、立ち上がる西山。再びシングルレッグで引き出してテイクダウンの小林。  すぐに立つ西山。力を使う小林に体を入れ替えヒザの西山。右を振って中に。そこにシングルレッグの小林だが、潰した西山がハーフからパウンド連打! 小林は動けず。レフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼OP3 DEEPバンタム級 3分2R アマチュアSルール〇小笠原孝成(ISHITSUNA MMA)61.55kg[判定3-0] ※19-18, 20-17×2×須山 豪(Roys GYM)61.50kg  現清流空手で実績ある須山と、元中日ドラゴンズのピッチャー小笠原孝の息子・小笠原孝成のアマチュアSルール戦。  1R、ボディから入り、右で飛び込む須山。さらに左右の上段の蹴り。長身の小笠原にダブルレッグもすぐに立つ小笠原がボディロックテイクダウン。トップを奪うとマウント、パウンド。足を戻した須山が下から蹴り上げゴング。  2R、先に詰めた須山が連打から左でダウンを奪うが、小笠原も立ち上がるとボディロックテイクダウンから背中に乗る。右手を喉下に入れた小笠原に、須山は左手を掴んで組ませず。バックの小笠原は再び組むが、後ろ手を剥がした須山。  マウントに移行する小笠原。左手首をコントロールして背後から右の鉄槌を当ててゴング。判定3-0(19-18, 20-17×2)で小笠原が勝利。 [nextpage] ▼OPファイト2 DEEPフライ級 3分2R アマチュアSルール×菊間瑛太(Y&K ACADEMY)55.15kg[判定0-3] ※18-20×2, 19-19マスト今野〇今野蓮弥(PUREBRED)57.00kg [nextpage] ▼OP1 DEEPストロー級 3分2R アマチュアSルール×Michael 北見(フリー)52.10kg[判定0-3] ※18-20×3〇加藤シオン(NeighborHood)52.65kg
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