キックボクシング
レポート

【RISE】松本天志が棚澤大空を破り新王者に、友情対決は大森隆之介が乱戦を制して梅井泰成に勝利、麻火佑太郎が木村ケルベロスと接戦の末リベンジ、有井渚海が復活のTKO勝ちに涙、堀本祐惺ワンパンKO、小野琥大が初回KO、前日緊急参戦の奥村琉奈が完勝、奥村樹里の逆転KOからスタート

2026/02/23 17:02
RISE196 -RISE 23rd Memorial event-2026年2月23日(月・祝)東京・後楽園ホール ▼メインイベント(第11試合)第4代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦 3分5R延長1R×棚澤大空(TEAM TEPPEN/同級1位、DEEP☆KICK-53kg王者)判定0-3 ※47-48、46-49×2〇松本天志(TARGET SHIBUYA/同級3位)※松本が第4代王座に就く。 棚澤は2025年3月にDEEP☆KICK-53kg王座に就くと、8月の『RISE 191』で行われた「RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級」を制覇。11月の「第4代RISEフライ級王座決定トーナメント」準決勝では元王者・数島大陸を破る金星を得て、12月にはDEEP☆KICK王座の初防衛にも成功した。戦績は11勝(3KO)無敗。 松本はJAPAN CUP2021 -55kg準優勝で、2021年8月にRISEでプロデビュー。2023年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」で大方の予想を覆して優勝。6連勝と勢いに乗っていたが10月の第2代RISEフライ級王座決定戦で数島大陸に敗れて連勝がストップ。拠点を東京に移して臨んだ2024年3月の那須川龍心戦で判定負けして連敗を喫したが、その後は3連勝。2025年2月に再び数島に敗れるも、再び連勝中。戦績は13勝(6KO)4敗。  1R、棚澤が右ミドルからの右ストレートで先制するが、両者かなり慎重な出足。サウスポーの松本が左ミドルを蹴ると、棚澤は右を合わせる。さらに右インローから右ミドル、さらにジャブ。  松本は左ミドルを蹴るが、すぐに棚澤が左ボディを返す。左インロー、左ミドルを蹴る棚澤は軽快なステップで動き、松本は追っていき左ミドル。オープンスコアは10-9×で棚澤。  2Rは松本が前へ出ていき左ミドル、棚澤が右ミドルを返してくると左右フック。松本が左ストレート、左フックを当てると場内から大歓声が沸き起こる。棚澤は右ミドルを蹴って右ボディ、右アッパー、右ストレート、右ミドル。松本は左ミドルからの左ストレート。  松本の左ストレートに大歓声も、棚澤も右ストレートを打ち返す。左ミドルから連続で左を打って行く松本に、棚澤も左右フックを打ち返す。コーナーを背負う棚澤に松本が左フックを連続ヒットし、大歓声でゴングが聞こえないほど。OPスコアは10-9×3で松本が取り戻した。  3R、棚澤の右ストレートに松本が左ミドル。左インローはローブローとなってしまい一時中断。棚澤は松本の左ミドルをキャッチしての右ロー。松本の左ボディ3連打にも負けじと左アッパーを打ち返す。至近距離でショートのフックとアッパーを打ち合う両者だが、松本はヒザも蹴る。そのヒザから左ストレート、  棚澤は回り込んで右ローから右ストレート。棚澤が左アッパーと右ストレートで攻めれば、松本が左ミドル。松本は左ミドルから左フック、さらに左ボディの連打。棚澤も打ち返すが、松本の一発一発に大歓声があがる。OPスコアは10-9×3で松本。  4R、松本は左ミドルを蹴り左ハイ、棚澤は右を返す。松本の左ミドルには右ヒザ。両者の応援団からコールが沸き起こり、場内は声援に包まれる。その中、松本が左ヒザを突き刺していき、左ローも蹴る。棚澤も負けじと右ストレートとヒザ、松本が右アッパーで棚澤をのけ反らせる。棚澤がヒザを蹴ると松本は左ストレート、すぐに棚澤が右アッパーを連打する。両者譲らずの展開だが、よりハッキリとヒットを奪ったのは松本か。  最終5R、棚澤は右ミドルと右三日月、松本は左三日月とヒザ。ショートの距離で左ボディとショートアッパーを打ち合う両者。至近距離での危険な打ち合いが続き、棚澤がショートアッパーを当てれば松本は左フック、左ストレートを当てる。  松本の左で棚澤がのけ反る場面が多く、棚澤のパンチも当たっているが、松本はそこまでブレない。松本が胴廻し回転蹴りを放つと大歓声。すぐに棚澤が前へ出て右ストレートと右ボディを打つが、松本は左フック。棚澤の右ストレートに松本は後ろ蹴りも不発。最後は棚澤が前へ出てパンチを打って行ったが、松本は下がって打ち合わずに試合終了。  ジャッジ2名が3ポイント差をつけての判定3-0で松本が勝利、新王座に就いた。  松本は嬉し泣きすると「この23周年の記念大会でメインを任せてもらって、いい試合が出来たと思うのでこれからしっかりRISEを盛り上げていきたいと思います。いつも応援してくださっている石川県の皆さん、TARGET SHIBUYAの皆さん、会長、いつもありがとうございます。これからフライ級の王者、凄い選手ばかりなので、その選手たちを追い越せるようにこれからも頑張っていきます」と王者としての誓いをたてた。 [nextpage] ▼セミファイナル(第10試合)フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R×梅井泰成(Mouton/同級3位、第4代RISEフェザー級王者)延長R 判定0-3 ※9-10×3〇大森隆之介(EX ARES/同級4位、バンタム級1位)※本戦の判定は28-29、29-29×2。 梅井は、柔道とレスリングをバックボーンに持ち、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代フェザー級王座に就いた。同年8月の防衛戦で門口佳佑に敗れて以降は、ノーコンテストを挟み3連敗と約2年勝利から遠ざかっていたが、2024年6月の翔戦で判定勝ち。10月の「フェザー級王座次期挑戦者決定トーナメント」準決勝では吉田晄成に勝利した。戦績は16勝(3KO)10敗1無効試合。 大森は2020年1月のプロデビュー後、2021年7月に有井渚海に負け連勝がストップするもその後は格上を次々と撃破。2024年3月、13戦全勝の山田虎矢太をバックハンドブローでKOする大番狂わせを起こした。8月にはバンタム級王者・大﨑孔稀に挑戦したが判定で敗れ王座戴冠ならず。2025年4月、鈴木真彦からダウンを奪っての判定勝ちで名を挙げた。10月の「フェザー級王座次期挑戦者決定トーナメント」準決勝では翔に勝利。戦績は11勝(6KO)3敗。  1R、前後にステップを踏む大森に、サウスポーの梅井はじりじりと前へ出ていく。梅井は大森の前足を3度連続で踏む。両者が交錯したところでバッティングとなり、大森がドクターチェック。再開後には今度は大森の右インローがローブローとなってしまい、再び中断に。  インターバルがとられ、試合再開。梅井のヒザに右インローを返す大森。梅井はジャブから左ミドル、大森がパンチを出して来ると左ストレートで迎え撃つ。  2R、梅井は左右フックと左インカーフ、大森は左フックと右ストレート。短い打ち合いのラリーが続く。梅井の細かい連打には大森がヒザを返す。細かい連打からヒザを突き刺すのは大森。  ワンツーの打ち合い。大森もテンカオを突き刺す。至近距離でフックの打ち合いが何度も見られ、どちらかがヒザを蹴る。ラウンド終了直前、梅井の左ショートが大森をカウンターで捉え、大森のヒザが一瞬落ちた。  3R始まってすぐにバッティング。すぐ再開となり、大森がワンツーの連打で前へ出ていく。梅井も負けじとワンツー。打ち合いで梅井の左フックがヒット。大森も右アッパーを返してヒザ、梅井もすぐにヒザを蹴る。  大森がガムシャラに前へ出て連打とヒザ、梅井も左右フックを返す乱戦に。梅井は右フックと左アッパー、大森が左フックとヒザ。大森の右がヒットし、梅井が下がったところで試合終了。  判定はジャッジ1名が大森を支持したがドロー。延長戦へ突入する。大森は距離をとって右を当てに行くが、梅井は入り込んでの左右ショートフックとアッパー。フックを打ち合い、ヒザを蹴るのは梅井。大森もショートのコンビネーションをフル回転させ、ヒザを蹴る。  梅井の前蹴りに尻もちをつく大森。離れると右をしっかり当てる大森。梅井は入り込んでの左右フックとヒザ。何度ももみ合う両者をレフェリーが分ける。大森の飛びヒザは不発、梅井が左右フックを出して試合終了。  ジャッジを付けづらい内容となったが、判定3-0でハッキリとしたヒットを奪った大森の勝利となった。  大森は「あかんですね、安本にはまだ…あかんすね、伊藤さん。もう1試合いきましょう」と、これは安本に挑戦できないと自らダメ出し。もう1試合、挑戦者決定戦をやりたいと伊藤代表に直訴した。  続けて「(梅井が)TEPPEN辞めて干されるのかなと思っていたけれど、彼の人柄があって僕の前に立ちふさがってきたのは、応援したい夢を壊す側に回ったので複雑な気持ちでした。でも僕にもベルトを獲りたい気持ちがあるので、勝った分、ベルトを獲りたいと思います。俺を見てくれと思っています」と、アピールした。 [nextpage] ▼第9試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R〇麻火佑太郎(PHOENIX/同級2位)判定2-0 ※30-29×2、29-29×木村“ケルベロス”颯太(心将塾/同級7位) 麻火はKNOCK OUTとREBELSでキャリアを積み、2022年2月からはRISEを主戦場に。2024年4月には『ONE Friday Fights』に参戦し、セクサンに完勝する番狂わせを起こした。6連勝で9月にチャド・コリンズに挑んだが初回KO負け。12月はヤン・カッファから逆転KO勝ちを奪った。2025年3月、白鳥大珠とRISEスーパーライト級王座決定戦を争い、ダウンを奪うも惜敗。「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENT」では11月の2回戦へ進出もイ・ソンヒョンに敗れた。戦績は18勝(5KO)11敗。 木村は2021年11月のDEEP☆KICKでトーナメントを制してDEEP☆KICK-65kg王座に就くと、2022年2月の『RISE FIGHT CLUB』に参戦。山口侑馬にオープンフィンガーグローブマッチで判定勝ちして名を上げた。2023年5月の『RIZIN』では城戸康裕からダウンを奪って勝利する大金星。2025年6月、GACHI!!トーナメントの1回戦で山口裕人を破るも、決勝でスアレックに判定負け。11月、田中佑樹を24秒でKOした。戦績は20勝(5KO)6敗2分。  麻火は両膝をテーピングでぐるぐる巻きにした状態。  1R、木村はジャブで前へ、麻火は前蹴り。木村がジャブを出すと左ミドルを合わせる。右カーフの蹴り合いから、木村が右ストレートを伸ばしてくると麻火は左ミドルを合わせる。  麻火の左三日月には木村が左ボディを返し、お返しの右三日月。麻火の右カーフに木村が右カーフを返すと麻火がバランスを崩し、木村は足を指差す。1Rが終わると木村はガッツポーズ。  2R、麻火はサウスポーに構え左ハイ。木村の右三日月には麻火がワンツーを打ち込む。前蹴り、ジャブ、ワンツー、横蹴りと距離のある攻撃を出す麻火。ジャブから左ボディストレートも。木村は右ストレート、左フックをは安津がかわされる。ジャブと横蹴りをしっかり当てていく麻火。飛び二段蹴りの動きを見せた麻火が左ストレート。  3R、サウスポーの麻火はジャブ、右前蹴り、右カーフで木村を近づけさせない。木村が左カーフから近付くとクリンチしてしまう。横蹴りで木村を突き放し、木村が近付いてくると回り込むか組んでしまう麻火。木村の右ストレート、ヒザは麻火の回り込みに空を切る。  麻火はジャブを突き、右へ回り込む徹底したアウトボクシング。左右のミドルを蹴り、木村が入ってくると組んでしまう。試合終了になると、麻火は声を上げてガッツポーズ。  判定は2-0で勝ちに行った麻火がリベンジに成功した。  麻火はマイクで「ぎりぎりの判定で申し訳ないんですが、4年前にケルベロス選手に負けてそこから格闘技に向き合ってここまできました。この試合内容では言えないですが、今年、白鳥選手のベルトに挑戦して絶対にリベンジしてチャンピオンになります」と、次は白鳥にリベンジしたいと話した。 [nextpage] ▼第8試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R〇翔(REVOLT/同級5位)判定2-0 ※29-29、30-29、30-28×戸井田大輝(TOP LEAD GYM/同級7位)  1R、翔はスイッチを多用してサウスポーになると左ローで戸井田の奥足を蹴る。両者ジャブ、戸井田はガードを固めてからの左フック。翔はジャブを突きつつ、左ミドル、右ローを蹴る。翔が左ボディを打つとロープを背負った戸井田も左ボディ。翔のパンチにガードを固める戸井田は、思い切り右ストレート、左フックを繰り出してこれをヒットさせた。  2Rが始まってすぐ、翔の左フックからの右アッパーで戸井田が鼻から大流血。戸井田は一気にギアを上げて左右フックで前へ出ていく。翔はジャブで鼻を狙い撃ち。翔が左フックから右ストレート、戸井田はガードを固めるが1Rのように返しの強打が出ない。  翔のワンツーがヒットすると、戸井田は右フックを返すが翔の右ストレートをもらう。賞のパンチをもらっても前に出る戸井田は右ボディ、翔はジャブ、ワンツーを当てていき、戸井田の顔面は血で真っ赤に。  3R、翔のコンビネーションにヒザで応戦する戸井田。左ボディ、左フックの戸井田に翔は右ストレート。戸井田は至近距離で回転しての後ろ蹴りからヒザ。互いにフックを打ち合い、翔のパンチをもらっても戸井田は右フックを強振して打ち返す。残り10秒で戸井田がヒザ蹴りを連打、さらに右フックを強振して前へ出た。  判定は2-0で有効打を当てていった翔の勝利となった。 [nextpage] ▼第7試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R×松下竜之助(Team +1)TKO 3R 1分26秒 ※レフェリーストップ〇有井渚海(team VASILEUS) 松下は2022年7月に『Stand up』でデビューし、Stand up King of Rookie 2022 -57.5kg級優勝。KROSS×OVER、STRIKE NEXUS、Bigbangなどに出場し、RISEでは1勝2敗だが1勝は不戦勝。2025年7月、岩永勝亮を相手に延長戦まで粘ったがTKO負けしている。戦績は7勝(2KO)4敗。 有井は2019年7月にRISEでプロデビューすると10戦無敗の快進撃を続けていたが、2021年7月の「ケージキックチャンピオンシップ(CKC)-54kgトーナメント」決勝戦で寺山遼冴にプロ初黒星。その後は京介、彪司に連勝も2022年12月に山田虎矢太にKO負け。2023年12月の再起戦も加藤有吾に判定負け、所属と階級を変えた1年4カ月ぶりの再起戦で梅井泰成に敗れ3連敗中。戦績は11勝(3KO)4敗1分。  1R、松下のジャブに右カーフを合わせる有井。松下も右カーフを返していくと右ストえーとぉお合わせる有井は左右ボディ、左三日月につなぐ。ジャブをうまくかわす有井だが、ならばと松下は連打で前へ出ていく。そして右カーフ。有井は顔面前蹴り。  松下が打ち合いに行くと、有井が左フックでダウンを奪う。近距離で打ち合う両者だが、有井は左三日月、ヒザでボディを攻める。松下は距離を詰めてのワンツー。  2R、有井は右フックからの左ボディ、松下の左フックにも左ボディを合わせる。松下は左右フックで前へ出ていくが、有井のガードは堅い。近距離で左右フックを打ち合う両者。有井は右カーフも蹴っていくが、松下が前へ出ていく。  有井の左三日月に松下は左右フック。打ち合いになると松下が左フックを当て、右カーフと左三日月も命中させる。それでも松下は前へ出てのワンツー連打、右カーフ。松下は左右ボディで応戦。松下が左右フックと右カーフ、ロープを背にした有井は左フックを打ち返す。  3R開始と同時に右目下が腫れた松下にドクターチェック。再開後、有井は前へ出てくる松下を前蹴りで押し返す。打ち合いを仕掛けてくる松下に有井も打ち合い、松下のワンツー、有井の左フックがヒット。  有井は組むとヒザ。再びの打ち合いで有井が左フックを2度ヒット、右フックでは松下が左目上をカットして大流血。ドクターチェックとなる。ここでストップがかかり、有井のTKO勝ちとなった。  有井はマイクを持つと「松下選手、めちゃくちゃ気持ち強くて弱い自分が出そうになったんですけれど、練習してきた自信があったので強くなりました。松下選手、古着屋さんやってるので、勝っても負けても行くつもりやったので皆さん宣伝してください。僕、3連敗していて…」と涙ぐみ、言葉が詰まる。 「この2~3年間勝ててなくて、格闘技向いてないとか悩んでいて初めて練習を1カ月休んだり、体調を崩したり、良くない状態だったんですけれど、それでも応援してくれる人が声をかけてくれたり…とりあえず勝ててよかったです。ここからまた頑張るので」と、不器用に語った。 [nextpage] ▼第6試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R×水野夢斗(TEAM TEPPEN/同級12位)判定0-3 ※28-29、29-30、28-30〇正木翔夢(OISHI GYM)  1R、矢沢永吉の曲で入場した水野はサウスポーで、髪型や立ち姿が昔の那須川天心にそっくり。  正木は右インロー、右ミドル。水野はコンビネーションを回転させ、ジャブを打って離れる。正木は右の三日月を突き刺し、ボディを打って組んでのヒザ。  2R、正木が強烈な右ミドルで先制すると、水野は右フック。全く蹴らない水野だが、パンチの連打に頭を下げた正木に飛びヒザ。蹴りの正木にパンチコンビネーションの水野。  正木はフックで水野の頭を抱え込んでヒザに持ち込む。その動きを続けて右のスーパーマンパンチも。  3R、正木の右ローに右アッパーを打つ水野。正木は左フックで巻き込んでの顔面ヒザ、水野もヒザを返して離れると右ストレートを打つ。正木が右ストレートから右アッパー、さらにヒザと攻撃をつなげる。水野はワンツー、右フックも正木の右ミドルをもらう。  両者クリンチが多い中、打ち合いとなるが正木が頭から潜り込んだためバッティングとなり、試合は中断。再開後、打っては組み合う両者だが、正木はヒザを蹴る。  判定3-0で正木の勝利となった。 [nextpage] ▼第5試合 バンタム級(‐55kg)3分3R延長1R×福井萌矢(建武館/同級14位)KO 1R 1分18秒 ※右ストレート〇堀本祐惺(TRY HARD GYM/STRIKE NEXUS初代スーパーバンタム級王者)  1R、パンチで積極的に仕掛けるのは福井だが、堀本はそれを左インロー、右ローで迎え撃つ。堀本がローを蹴っておいてのいきなりの右ストレートがクリーンヒットし、福井はバッタリと倒れる。  堀本のワンパンチKO勝ちとなった。  堀本はマイクを持つと「前回GOATに出させていただいてKO出来なくて悔しかったので、今回勝てればいいなって感じだったんですけれどKO出来て嬉しかったです。今年は自分が55kgを荒らしていくので注目してください。ここからTRY HARDいろいろな団体で試合が続いていくので、TRY HARDにも自分にも注目してください」とアピールした。 [nextpage] ▼第4試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R×白鳥光希(正道会館KCIEL)判定0-3 ※29-30、28-29、28-30〇堀佑太郎(IDEAL GYM)  1R、まずはローの蹴り合い。堀は左インローからワンキャッチのヒザ、すぐに堀が左フックを返す。堀はコンビネーションの最後にワンキャッチからのヒザを上手く突き刺す。白鳥は飛び込んでの右ストレートも、組まれてヒザを蹴られる。  2R、堀の右ローに合わせてジャブを打つ白鳥。ジャブと右ローの堀に白鳥は右カーフ。堀は右ローから組んでのヒザ、一度離してもう一度ヒザとワンキャッチからのヒザを巧みに操る。  白鳥はワンツー、堀は深く踏み込んで右ロー。白鳥はサウスポーになるが、奥足の左足を蹴られる。堀の徹底した右ローを警戒しながらも、左ストレートを打って行く白鳥。  3R開始と同時に一気に前へ出る白鳥。至近距離からのパンチに持ち込むが、それでも堀は右ローを蹴る。右アッパーからの組みヒザも。白鳥は左三日月からジャブ、堀は右ストレートからヒザ。  堀の右ローに左足を上げる白鳥だが、前へ出て距離を詰めていく。距離を詰めて左右ボディを打つ白鳥に堀はヒザと右ロー。白鳥もボディへヒザを突き刺す。  判定3-0で堀の勝利となった。 [nextpage] ▼第3試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R〇小野琥大(TARGET)KO 1R 2分38秒 ※3ノックダウン×内山朋紀(TEAM+1)  1R、小野は自分の距離をしっかりととり、右ストレート、左ボディ、右ローを当てていく。前に出る内山はジャブ、右カーフを蹴るが距離を詰めたところで小野が先手を取る。右ストレートから一気に前へ出た小野は左右連打でダウンを奪う。再びのラッシュで左フックによる2度目のダウンを追加。  内山は右カーフを蹴り、右フックを強振して覇抵抗するが、小野がコーナーへ詰めてのラッシュで左ボディからの右ストレート、内山がバッタリと倒れて小野の鮮やかなKO勝ちとなった。  小野がマイクを持ち「自分はこれからRISE引っ張っていきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」と話すと、大応援団から歓声が沸き起こった。 [nextpage] ▼第2試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R×まりも(NEXT LEVEL渋谷)判定0-3 ※27-30×3〇奥村琉奈(OISHI GYM/RISEアトム級4位)  1R、まりもが力強いワンツーと左右フックでいきなり仕掛ける。奥村も負けじと強いワンツーを打ち返す。まりもの右ローに左ボディを2発返す奥村。互いに前蹴りからのワンツー。奥村は強い右ローから右フック、まりもは体勢を崩しながらも右フックを打つ。  奥村の右ローがタイミングよくヒットし、続く左フックも。まりもの右ローには左ボディを返す。まりもは思い切り左右フックを振るが、奥村が左ボディ、右ロー、さらに左ボディで畳みかけてまりもを下がらせる。  2R、思い切り左右フックを振って前へ出るまりもだが、奥村がスイッチしながらの左ストレート、左フック。まりものボディを徹底的に狙う。まりもは前蹴りも奥村にコーナーへ詰められたまま。左右フックで応戦するまりもに左ボディ、右ローと強い攻撃を的っ買うに当てる奥村。さらに顔面前蹴り、ヒザ。まりもはワンツー。  3Rが始まると同時に打ち合う両者だが、奥村の左ボディが強烈にヒットし、まりもは下がる。それでも必死にパンチを出して反撃するまりも。声を上げながら攻撃を出すまりもに、奥村のヒザが突き刺さる。さらに左右ボディ、前蹴り。コーナーに詰まるまりもへ容赦ない奥村のパンチと蹴り。まりもは右フックを返すも、その直後に奥村が右ハイ。奥村が後ろ蹴りを放って試合終了。  判定3-0で前日に緊急参戦が決まった奥村の勝利となった。 [nextpage] ▼第1試合 フライ級(-52kg)3分3R×毬那(=まりな/Y'ZD豊見城GYM)KO 3R 2分37秒 ※右ミドルキック〇奥村樹里(HAYATO GYM)  毬那はデビュー戦。奥村は2勝3敗1分。  1R、お互いの距離が遠い中、ロー、ミドルを出し合う。奥村はサイドキックも出し、右ミドル、右ローを当てていく。毬那は右カーフ。パンチはほとんどなく、蹴り合いに終始。  2Rは毬那がワンツーで前へ出る。奥村は回り込みながらの右ミドル、ワンツーも。前へ出る毬那に奥村は回り込みながらの右ミドルハイ、右ミドル、左右のロー。距離を詰めて右フックを当てる毬那だが、奥村は左右ローをインとアウトに蹴り続ける。  ヒザ蹴りを出した奥村に毬那の右フックがヒット。蹴り数が多かったのは奥村だが、毬那も前進とパンチのヒットがどう評価されるか。  3R、前に出る毬那に奥村は右ミドルから右ヒザ、すぐに回り込むが毬那はパンチの連打で奥村をコーナーへ追い込む。右ストレート、右フックを連続ヒットさせる毬那。さらに右フック、右ストレート、左フックで追い込み、毬那は下がらされる。バックハンドブロー、左ボディも打って攻勢の毬那だったが、奥村にヒザを突き刺されると後退。  攻守が一気に逆転、奥村が攻めていき右ロー、右ヒザ、右ミドルの連打。ロープ際で浴びる毬那は悶絶しながら倒れ、奥村のKO勝ちとなった。
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