キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】久井大夢のリベンジ失敗!ロムイーサンにダウン奪われ追い上げならず、セミで津崎善郎がKO勝ち、ムンが小林に判定勝ち、エイがREITOをKO、ロシアの女子ムエタイ戦士イスラモバが圧勝の衝撃初登場、大谷翔司が復活のKO勝ち、Kihoがダウン奪い大差の判定勝ち、工藤“red”玲央が逆転KO勝ちで沸かす!

2025/07/20 17:07

▼セミファイナル(第9試合)スーパーファイト KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R延長1R
〇津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム/KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者)
KO 3R 1分09秒 ※左ボディ
×ファーワンマイ・センチャイジム(タイ/センチャイムエタイジム)


 津崎は元ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者・石毛慎也を師に持ち、2020年9月の新日本キックで同団体のウェルター級王者リカルド・ブラボと引き分けている。2020年12月のREBELSでは渡慶次幸平に判定勝ち。2022年12月にはクンタップと第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦を争ったが判定で敗れた。2024年2月、MASATO BRAVELYとKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級暫定王座決定戦を争い、判定勝ちで暫定王座に就いたが12月の統一戦でクンタップに敗れた。クンタップとは4度目の対決となった2025年5月、ついに判定で破りクンタップから王座を奪取した。戦績は17勝(5KO)14敗2分。


 ファ―ワンマイは身長182cmで20勝9敗2分。左右にスイッチするタイプ。


 1R、津崎は蹴り足をキャッチすると引きつけながらの右フック。津崎は右ローを蹴ってワンツーで前へ出ていき、右ボディストレートを打つ。ファーワンマイは右ミドル。右ミドルを蹴って右ストレートを打とうとしたファーワンマイに津崎は右フックを合わせに行く。


 津崎が右ボディから左フックを打つとファーワンマイは前のめりにダウン。立ち上がったファーワンマイに津崎が右ヒジ。右フック、左フック、右ローの津崎にファーワンマイもヒジを狙う。


 2R、ファーワンマイは右ミドルとジャブで前へ出ていき、津崎はジャブと右ローで迎え撃つ。津崎のジャブにのけ反るファーワンマイ。津崎が右ローを連打し、ファーワンマイは嫌そうな顔をする。最後に右をもらう津崎だが、優勢に試合を進めた。


 3R、ファーワンマイが前へ出てくるところに左フックを合わせる津崎。スピードの落ちたファーワンマイに津崎の左右フック。力なく右フックを振り回すファーワンマイに津崎の左ボディが突き刺さり、ファーワンマイはダウン。津崎のKO勝ちとなった。


「王者になって一発目の試合ですごく大事な試合だったんですけれど何とか勝ててよかったです」

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