▼第8試合 KNOCK OUT-REDライト級 3分3R延長1R
×小林 司(Sports 24)
判定0-3 ※28-30×2、27-30
〇ムン・メイキア(カンボジア)

小林は2021年7月にプロデビュー、2023年10月にリク・シッソーに勝ってスックワンキントーン王座に就いた。10戦目でポッシブルKに敗れるまで9戦無敗だった。2024年6月にNJKFで山浦俊一を破り再起すると、9月にはMOMOTAROを破り王座防衛に成功。2025年5月のKNOCK OUT初参戦で力也を初回TKOに仕留めた。サウスポーで左ストレート、左ミドルが得意。戦績は11勝(1KO)2敗1分。

ムンはクンクメールの選手で、92勝(29KO)7敗1分という驚異的な戦績を誇る。その勝利の中には重森陽太、古村匡平から奪った勝利も含まれる。エイ・マムリンプートングの兄。

1R、前に出るムンは縦ヒジを突き立て、サウスポーの小林もヒジで応戦。ムンはボディストレートを放って距離を詰めると右ヒジを叩きつけ、小林を流血させる。小林はジャブ、右フックで迎え撃つがムンの前進は止まらない。どんどん前へ出るムンは飛びヒザ蹴りも放つ。ムンの右ヒザが小林の急所に当たったが、レフェリーのストップはかからかなったためムンはヒザを連打。

2R、右のパンチを放ってすぐにヒジや飛びヒザ蹴りで飛び込むムン。なんと胴廻し回転蹴りまで繰り出す。飛び込んでの左フックもヒットさせる。
小林は右ヒジで前へ来るムンを迎え撃つが組まれてヒザを蹴られる。ムンの右ボディストレートに前蹴りで応戦する小林。ムンのダイナミックな攻撃が目立った。

3Rも前に出るムンは組み付いてヒザに持ち込む。小林はワンツーで前に出るが、すぐにムンが打ち返して前へ出てくる。疲れが見えるムンだが右を一発当てては組み付いてヒザ。
ワンツーの連打で前へ出て胴廻し回転蹴りも放つ。小林は逆転を狙って右フックで攻めていったが、クリーンヒットを奪えなかった。




