▼ストロー級 5分3R
×寺岡拓永(ROAD MMA GYM)5位/2023年NBT同級優勝・4勝4敗
[判定0-3] ※27-30, 28-29×2
〇飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)15勝8敗1分
長年に渡り修斗軽量級を牽引してきたベテラン・飯野がPANCRASE初参戦を果たす。飯野は2018年から19年にかけて修斗で3連勝後、2020年に猿丸ジュンジに、21年に新井丈にKO負け。4年ぶりの復帰戦となる。KO・サブミッションどちらでもフィニッシュできる力を持つ飯野がPANCRASE初陣を白星で飾るか。38歳。
迎え撃つのは、PANCRASE一筋の寺岡。2023年のネオブラ優勝以降、氏原魁星戦の判定勝ち以外は、1勝3敗と不本意な結果が続く寺岡が、キャリアで上回る飯野を撃破し、壁をぶち破れるか。28歳。
1R、ともにオーソドックス構え。先に詰める飯野に、寺岡は左を突くと、そこに右を当てて腰を落としたのは寺岡! 詰める飯野は右で差して投げに。ケージ背にした寺岡は残して体を入れ替え、右ボディアッパー。飯野は右ストレート。そこに左フックを当ててさらに左を打ち返しに行く寺岡にカウンターのダブルレッグテイクダウン! 立ち上がる寺岡にバッククリンチから崩す飯野は両足フックで引き込み、4の字ロック。
腰をずらす寺岡に足を解いてトップに。立ち上がる飯野は前に詰めた寺岡をまたもテイクダウンし、3者飯野を支持。
2R、飯野の入りに右ヒザ、左フックを突いてダウンを奪った寺岡! しかし飯野は立ち上がりダブルレッグテイクダウン! 座る寺岡に右足をかけて右脇差してクラッチ。背中を向いた寺岡にバックに! 立ち上がる寺岡をバッククリンチから崩してリストコントロール。
左足をかけて脇を潜ろうとするが、寺岡は正対。離れて右アッパー、左右で前に。ここも飯野はシングルレッグテイクダウン。足を抜いて立つ寺岡は、左ヒザ! 2者が飯野を支持。1者が寺岡を支持。
3R、飯野のタックルをスプロールではなく回ってかわす寺岡だが、飯野は3度目のトライでダブルレッグテイクダウン! 寺岡は半身から上体を起こすと、飯野は左で枕で寝かせると、背中を見せた寺岡にバックマウントから身体を伸ばしかけるが、寺岡も仰向けに。そこに肩固めを合わせる飯野。
右側頭部を手を当てて防ぐ寺岡に、飯野がパウンドをまとめてホーン。判定3-0で飯野が勝利。4年ぶりの復帰戦で勝利。寺岡は3連敗に。












