▼ミドル級 5分3R
×長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA)GRAND第3代ウェルター級王者 29勝26敗13分
[2R 2分23秒 TKO] ※鉄槌
〇平田 旭(move)1位/2025年NBT同級優勝 1勝1敗
2025年3月、横浜武道館で注目を集めた村山暁洋との“45歳対決”。格闘技人生の集大成として、勝っても負けても“引退”の二文字を背負い挑んだ一戦だったが、不完全燃焼の敗北を喫した長岡弘樹。その悔しさを払拭するため、自ら「若くて勢いのある選手」との対戦を志願。
その想いに応えるかのようにマッチメイクされたのが、2025年のミドル級ネオブラ王者・平田旭。2月の決勝戦では、破壊力抜群のパンチで岡村寿紀をマットに沈めている。
再び前を向いて進むために、183cmと体格で優る平田にミドル級での戦いを挑む長岡。キャリアで上回るベテランを沈め、未来を切り開きたい平田。歓喜と残酷が渦巻く世代闘争の行方は?
1R、サウスポー構えの長岡、オーソの平田は素早いワンツー。右インロー。しかしこのタイミングでシングルレッグからケージまで押し込んだ長岡。こつこつ突く平田はネルソン狙いも引き込む形に。その立ち上がりにアンクルピックの平田。バッククリンチへ。そこから崩しに平田はケージを2度掴む。
正対した平田に長岡はダブルレッグ。ここもネルソンの平田は長岡の崩しにネルソンでめくりながら上に。体を離す。
シングルレッグで押し込む長岡に、平田は体を入れ替え、右で差して組みヒザ。長岡は崩して離れる。ジャブ、ワンツーの平田に左を当て返してダブルレッグテイクダウンの長岡がマウントもホーン。2者が平田支持、1者が長岡も、平田にケージ掴みの「減点1」。9-9が2者、1者が10-8で長岡に。
2R、関節蹴りの平田。さらにワンツーの右を被弾し下がる長岡。サウスポー構えで前に圧力をかけ直す長岡だが左ジャブをもらう。
右ももらった長岡。その入りに右を突く平田は、スーパーマンパンチ、さらに左右に長岡は両手を着くも片足にしがみつく。それを平田は潰しながら鉄槌連打。レフェリーが間に入った。
試合後、平田は「この試合をむかえるにあたって練習に協力してくれた方、仕事に入ってくれた方、内容はアレだったんですが、ありがとうございました」と語った。











