▼ストロー級 5分3R
×寺岡拓永(ROAD MMA GYM)#5位/2023年NBT同級優勝 4勝3敗 52.2kg
[判定0-3] ※27-30×3
〇船田電池(和術慧舟會HEARTS)#6位/2024年NBT同級優勝 4勝 52.55kg
2023年のネオブラ同級優勝後、勝ち負けを繰り返し波に乗れない寺岡。2024年は2月に氏原魁星に判定勝ちも7月に髙島俊哉に判定2-0で敗れた。12月の最終戦で有終の美を飾り、再び勢いを取り戻せるか?
一方、2024年ネオブラ同級級優勝の船田は、無尽蔵のスタミナで動き続けることから「電池」に改名し、9月立川大会でONE帰りの野田遼介に判定勝ち。無敗のまま2024年を駆け抜けられるか?
寺岡「『PANCRASE 351』頑張ります、応援よろしくお願いします」
船田「リングネームが(船田侃志から)変わりましたが『電池』という通り、1Rから仕掛け続けるHEARTSスタイルで戦います」
1R、近い距離での打ち合いから一転、船田はダブルレッグからがぶり押し込み、シングルレッグ、小外がけで前後に振ってテイクダウン。
腰を抱く船田は寺岡の立ち際にバックに乗って4の字に。背後から殴ってリアネイキドチョークへ。後ろ手を剥がしに行く寺岡に船田はグラウンドに引き込み絞めるが、残り10秒を寺岡は凌ぎ、ホーンに救われる。3者10-9で船田を支持。
2R、打撃で前に出る寺岡に、組んで小外がけテイクダウンは船田。サイドに出て、亀から立とうとする寺岡をバック狙い。左足を二重がらみにしてからバックマウントに。4の字からオタツロック、寺岡は脇を潜り正対。そこに船田はキムラ狙い、ツイスター狙いも寺岡が正対して鉄槌でホーン。3者10-9で船田を支持。
3R、すぐにダブルレッグ、切る寺岡の動きに合わせてバックに回ろうとする船田。寺岡のシングルレッグを切ってバック。立ち上がりの寺岡の右足を大内刈で崩してすぐにバックへ。
4の字ロックで背後からパウンド。リアネイキドチョーク狙い。脇を潜る寺岡にトップ狙い、4の字ロックでバックからトップに切り替えマウントパウンドも、この瞬間に寺岡もスクランブル。船田も最後にダブルレッグで尻餅を着かせてホーン。
判定3-0(30-27×3)で船田がフルマークで勝利した。