▼第11試合 エキシビションマッチ 3分1R
―大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/初代Krushフライ級王者)
勝敗無し
―石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)
前日計量で永坂が規定時間内に現れずに失格。試合中止となり、大久保は久しぶりにK-1のリングに上がる石井とエキシビションマッチを行うこととなった。
石井のセコンドには吉成名高が就いた。



1R、ジャブを突いて左ボディの石井に、大久保は蹴りを多用してロー、ミドル、足払いを見せる。石井も負けじと右ハイキック。大久保もジャブを突いて石井に負けないスピードを見せた。大久保がバックハンドブローを繰り出して沸かせれば、石井も胴廻し回転蹴りで場内を沸かせた。


石井はマイクを持つと「K-1ファンの皆様、お久しぶりです。急遽ですけれどこんな機会を作っていただきありがとうございました。本当に今日は急遽で朝9時に電話が来て、僕、福岡だったんですけれどすぐ目が覚めて。会場に来たのは30分前です(笑)。こんな感じですが少しでも貢献できたと思うのでありがとうございました。6月15日、本職のムエタイで後楽園ホールで試合が控えているんですけれど、完璧に仕上げるのでムエタイの試合を見に来てください」と、今日朝のオファーであったと明かし、会場をどよめかせた。

大久保は「急遽福岡から飛行機で来てくれた石井選手、ありがとうございます。昨日計量のことでいろいろありましたが、試合中止になり申し訳ございません。SNSで好き勝手いうのはいいんですけれど、皆さんの前に立って気持ちを伝えないといけないと思って立ちました。年内に金子選手にリベンジして55kgの世界一の座を獲れるように、これからK-1を引っ張っていけるように全力で頑張っていきます」と挨拶した。




