▼第2試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R延長1R
〇横山朋哉(リーブルロア/Krushスーパー・フェザー級王者)
KO 延長R 2分01秒 ※左ボディブロー
×イゴール・ベクレフ(ロシア/Kuzbass Muay Thai/IFMAロシア・ライト級王者)
※横山が準決勝へ進出、本戦の判定は28-28×3。
横山は2023年2月のKrushで元ムエタイ王者のペットサムイ・シムラに判定勝利し、6月のK-1では大岩龍矢と激しい打ち合いを制した。9月のK-1では、元K-1フェザー級王者・江川優生とのスーパーファイトで判定勝利。2024年2月にKrushで髙橋直輝を判定で下して第12代Krushスーパー・フェザー級王者になると7月のK-1ではカベロ・モンテイロを初回KO。12月に松山勇汰を3RでKOして初防衛に成功している。戦績は19勝(9KO)4敗のサウスポー。
ベクレフは11勝(6KO)無敗1分とキャリアは浅いが、2024年11月の『ONE Friday Fights 86』でONEに初参戦し、ギンサンレック・ウォー・カムチャムナンから右ストレートで初回TKO勝ち。12月の『ONE Friday Fights 92』では、ラジャダムナン&ルンピニーの二大スタジアムで2階級制覇したパンパヤック・ジットムアンノンをパンチでKOで沈め、ONEで2連続KOを収めている。身長176cm。22歳。

1R、サウスポーの横山は序盤から左ストレートや左フックを振り抜く。ベクレフは前蹴りとワンツー、右ロー。横山が左ボディを叩きつける。ベクレフの右ローに左フックを振り抜く横山だが、空振りが目立つ。ベクレフの左右フックも横山がかわす。両者とも相手のパンチを空振りさせていく。

2R、ジャブから左ストレートをボディに伸ばしていく横山。ベクレフは前蹴りから左右フックを打つ。右ミドルからパンチを当てに行くベクレフに横山は右フックを合わせに行く。横山の左三日月を嫌がる素振りを見せたベクレフに横山が右の前蹴りをボディに突き刺してダウンを奪う。立ち上がったベクレフは左右フックで前に出るが、横山はかわす。

3R、横山は左ボディストレートを伸ばし、前に出るベクレフを前蹴りで押さえる。ベクレフは右ストレートから後ろ蹴り、横山は左右フックで応戦。パンチで追っていくベクレフが左フックから前蹴り、左のショートでダウンを奪い返す。

さらに前へ出ていくベクレフだが横山の蹴り足をつかんでしまい、警告が与えられる。ベクレフは右目上から出血が見られる。左右フックで前に出るベクレフに横山も左右フックを振り回して応戦。

本戦の判定はドローで延長戦へ突入。横山は左ボディストレート、ジャンプしての右ストレートとアグレッシブに攻める。そして左三日月。ベクレフは前蹴り、左ミドル。打ち合いに持ち込んだ横山がベクレフの右フックに左ボディのカウンターでダウンを奪い、ベクレフは立ち上がれず。横山がKO勝ちで1回戦を突破した。




