▼第1試合 バンタム級(61.2kg以下)5分3R
〇ギエム・ヴァン・Y(5勝1敗、ベトナム)135lbs/61.24kg
[2R 2分44秒 KO] ※右ストレート→パウンド
×井村 塁(12勝4敗、日本)135.5lbs/61.46kg
井村塁は、植松直哉主宰のNEXUSENSEでMMA柔術の基礎を学び、2023年にCAVE、そしてPUGNUSに移籍し、石渡伸太郎に師事している。2024年に田嶋椋に判定勝ち後、キルギスのラジャブアリ・シェイドゥラエフの練習仲間のカリベク・アルジクル ウルルに1R TKO負け。しかし、2025年3月の試合ではボクシング国体3位の松井斗輝からパンチでダウンを奪ってのリアネイキドチョークで一本勝ちと、戦いの幅を広げている。
対するベトナムのギエム・ヴァン・Yは、ライオンチャンピオンシップで6戦して5勝1敗。2024年12月の前戦では、唯一の黒星の相手に1R KOでリベンジしてフェザー級王座を獲得。今回はバンタム級に落としての初戦となる。
1R、サウスポー構えの井村、左の蹴りから。ギエムは右ロー。遠目の間合いでじっくり圧力をかける井村は右ジャブを突き、左ミドルを当てる。右ロー、右ミドルを返すギエム。圧力をかけてダブルレッグからボディロックテイクダウン、さらにギエムの立ち際に背中に乗り、4の字ロックの井村。
外のおたつロックからリアネイキドチョーク狙い。中腰で前に落とそうとするギエムに背後から足もすくいながら崩し、背中からパウンドの井村は乗り直してバックに引き込む。ボディトライアンングルでリアネイキドチョーク狙いから残り10秒でパウンドに切り替えてホーン。
2R、右インローを突くギエム。組みのプレッシャーから詰める井村は左ストレートも見せる。外足を取りながら左ミドルの井村、遠間からシングルレッグも切るギエム。ワンツーのギエム。かわす井村に左のサイドキックを突く。
ジャブから跳び出た井村にカウンターを合わせたギエム! さらに右も。ケージを出て中央に戻した井村は左ストレート。ギエムはインローを当てる。右ストレートの強振はギエム。かわした井村に右を内側にストレート! ダウンした井村にサイドバックについてパウンドのギエム。連打にしばらく見ていたレフェリーだが、間に入った。
A FLURRY OF ELBOWS ENDS THE FIGHT 😤
— UFC (@ufc) May 23, 2025
Nghiem Van Y brings Vietnam a #RTU4 semifinalist! 🇻🇳
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