▼第4試合 ウェルター級(73.0kg以下)キックルール ワンマッチ
〇瓜田純士
延長戦 判定5-0
×せーや

前日会見で朝倉未来CEOを始めとする運営に牙を剥いた瓜田と、朝倉未来の盟友せーやが対戦。

身長差はかなりある。蹴りを多用する瓜田にせーやは潜り込んでパンチを放って行くが、瓜田のヒザをもらう。ガムシャラにパンチを振る回すせーやに対し、瓜田は打ち下ろす右。瓜田の右フックにせーやがグラつく。さらに覆いかぶさって楽々と顔面へと届くヒザ蹴りを見舞う。

本戦の判定は0-0でドロー、延長戦へ。せーやはパンチを出しながら突っ込んでいき、瓜田は右ストレート、左フック、ヒザ蹴りで迎え撃つ。手を止めずに左右フックを振り回すせーやだが、徐々にスピードダウン。そこへ瓜田のヒザ蹴り。立っているだけでフラつくせーやは瓜田に押されるだけで倒れるほど。最後はただ手を振り回すだけになりながらも、せーやは手を出し続ける根性を見せた。

判定は5-0で瓜田が勝利。マイクを持った瓜田は「終わったのになれ合うのは嫌だし抱き合うのは避けようと思っていたが、フィジカル差あるのに親分に恥をかかせないようにやってくれるとこみ上げるものがあるよ。ありがとう」とせーやを称えると、「昨日俺は会見で感情的になってあんなこと言っていたけれど本音だ。未来、お前の友達が体張ったぞ。選手はみんな身体を張ってる。みんな選手を使ってると思っちゃダメだよ。身体を張ってやっている選手のおかげなんだよ。

だから俺は選手の声が届くところにいたい。未来も出ろよ。大将が出なくてどうするんだよ。BreakingDownのリングでやれ。海も出て来いよ。UFCの契約なんてどうでもいい。バレないよ。編集でバレない。溝口、お前は全知全能の神かよ、世の中お前を中心に回ってるんじゃないんだよ。視聴者や客の声に耳を傾けるだろ、運営。そして今日をもってノッコン寺田を許す。俺はノッコンを連れて大阪大会に乗り込んでやるよ」と語る。

この瓜田の言葉に、放送席にいた朝倉未来は「俺も試合したいですね。全然したいですね。でも5月に試合なのでそれ以降ですね」とBreakingDown出場宣言をした。


