▼第2試合 フライ級 5分2R 延長1R
〇長野将大(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)56.80kg
[1R 2分09秒 キムラロック]
×水谷健人(リバーサルジム新宿Me,We)56.95kg
長野将大は、所英男から直接学んだ動きのある寝技を武器に、テイクダウンからの一瞬の極めやスイープを積極的に狙う“攻めの姿勢”が魅力。計量後「どの場面でもフィニッシュを狙ってしっかり勝負したいと思います」とコメント。
一方の水谷健人は、打撃と柔術をバランスよく取り入れ、下からでも即座にサブミッションへ繋げるオールラウンダーとして定評がある。計量後は「アグレッシブな熱い試合になる。しっかり楽しんで自分が勝ちたいと思います」と語った。
両者ともにフライ級ならではのスピード感とアグレッシブなグラウンドゲームを展開するため、テイクダウンの攻防やポジション取りでのせめぎ合いが勝負の鍵となりそうだ。
所イズムを継承する長野の切れ味鋭い寝技が決まるか、それとも水谷が多彩な打撃と柔術の連携で主導権を握るのか――一瞬の隙も見逃せない接戦が期待される。
1R、組む水谷はシングルレッグで右足を両足で挟むが、長野は左腕にキムラクラッチで水谷を回して下から極めた。