▼第5試合 GRACHAN選抜 vs BRAVE軍 対抗戦 60kg以下契約 5分2R 延長1R
〇金森琢也(DOBUITA)59.95kg
[2R 4分41秒 TKO] ※パウンド
×松本将希(BRAVE)60.00kg
GRACHANチャレンジを経てプロに昇格したストライカー・金森琢也。やるかやられるかという“殺気”溢れる打撃で試合を作るファイトスタイルが特徴だ。計量後は「連敗中ですが、つまんない試合をする気はないので、盛り上げる試合で勝ちたいと思います」と意気込み。
対する松本将希は、徳島ラーテルジム初のプロ選手として空手15年・キック3年の打撃経験に加え、宮田和幸の先輩である和田敏行氏からレスリングを学ぶなど総合力を磨いている。「明日は僕が盛り上げるんで、僕だけに注目してください」と不敵なコメントを残した。
“倒すか倒されるか”を信条に前に出続ける金森の強烈なパンチが、松本の空手仕込みの打撃とレスリングの組み合わせを上回るのか、それとも松本が多彩な攻撃と組み技の妙で試合を支配するのか。60kg契約とは思えないパワフルかつスリリングな激突になりそうだ。
1R、ともにオーソドックス構え。松本のジャブに、金森は首相撲ヒザで押し込むが、ローブローに。中断、再開。右ボディストレートの金森に詰めて左右ショート連打の松本。ボディロックテイクダウンの金森は、がぶりからネルソンで崩してトップに。スクランブルで立つ松本を再びボディロックテイクダウンしてマウント。肩固めでサイドに出て絞めるとクラッチして防ぐ松本にマウントに移行してパウンド連打。松本は下からシザーズを狙う。
2R、右ローから入る松本。左右連打でケージまで詰めた金森はボディロックテイクダウン。下から頭を抱えたままの松本にサイドからマウントを奪い、パウンド。
肩固めに移行するが松本は側頭部に手を当て防御。マウントに戻った金森が左枕で右パウンド。左右パウンドでレフェリーが間に入った。