▼第8試合 バンタム級(‐55kg)3分3R延長1R
×京谷祐希(TEAM TEPPEN/同級6位)
判定0-3 ※27-28×3
〇伊東龍也(HAYATO GYM/同級9位)
京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で皇治と対戦し、当時無敗だった皇治に初黒星を付けた。2012年6月には『Krush』で武尊と対戦し、当時5戦5勝の武尊からダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。前戦は2024年11月、崩しで倒されたところで足がつり、長谷川海にTKO負けとなり翔戦績を19勝(10KO)11敗2分とした。
伊東は空手出身で2021年8月に『Stand up』でプロデビュー。Stand up King of Rookie 2022 -55kg級で優勝。2022年5月よりRISEに出場し、2024年3月の7戦目で松下武蔵に延長戦の末に初黒星を喫したが、7月に福井萌矢を破り再起した。10月にはOFGマッチで塚本望夢に判定負け。戦績は7勝(3KO)2敗のホープ。
1R、両者サウスポー。圧をかけて前に出る伊東をワンツーで押し戻す京谷。伊東は左ストレート、左フックを放って前へ出るがクリンチとなる。京谷がワンツーをヒットさせると伊東もすぐに打ち合いへ行くが京谷はクリンチ。
2Rも左を打って行く伊東に京谷はかわしての右フック。クリンチが多両者にホールディングの注意が与えられる。伊東が左フックを打ったところで京谷が右フックからの左ストレートでタイミングよくダウンを奪う。笑って立ち上がった伊東は左フックを強振。
3R、京谷にホールディングが多く警告。その直後、伊東の左フックに京谷が膝を着きダウンを奪われる。さらに京谷が打ち合いに行ったところで伊東の左フックがカウンターで決まり、ダウンを追加。京谷はダウンじゃないとアピールするが試合は続行される。両者とも大きく振りかぶってパンチを打つためバッティングに。再開後、伊東が勢いよく前へ出て左フックの相打ちに。
判定は3-0で2度のダウンを奪った伊東が勝利。マイクを持つと「大森くん、まだやらないと思うけれどいつか潰し合いになるからね」と、大森隆之介にいつか戦おうとアピールした。