キックボクシング
ニュース

【KNOCK OUT】平岡琴が電撃参戦で女子アトム級王者・山田真子に挑戦「絶対殴り合ったら面白い試合になるだろうなって」(平岡)、「このベルトは絶対に渡さない」(山田)

2026/04/23 21:04
 2026年6月21日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『REMY presents KNOCK OUT.65~THE KNOCK OUT 2026~』(U-NEXT配信)の第一弾対戦カード発表記者会見が、4月23日(木)都内にて行われた。  KNOCK OUT-BLACK女子アトム級タイトルマッチ3分3Rで、王者・山田真子(WICKY GYM)に平岡琴(フリー)が挑戦する。  山田はキックボクシングでJ-GIRLSアトム級王座、プロボクシングでWBO女子世界ミニフライ級王座に就き、キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残して引退。2019年11月に復帰して無敗記録を更新していたが、2021年3月のK-1でMIOにダウンを奪われプロ格闘家人生初の黒星を喫した。  その後は外国人選手も含めて4連勝。2025年2月、KNOCK OUT初参戦でぱんちゃん璃奈と対戦もドロー。9月にKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座決定戦でKihoに判定で敗れるも、12月の再戦で勝利して王座に就いた。今回が初防衛戦。戦績は15勝2敗3分。  平岡は極真会館の『全日本女子ウェイト制空手道選手権』軽量級優勝の実績を持ち、多彩な蹴り技が持ち味の選手。2020年2月には3連勝でRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑み、ダウン応酬の末に判定で敗れた。2022年12月にはRISE女子初のOFGマッチに臨んだが、小林愛理奈に判定負け。その後は菊地美乃里、小林穂夏に連勝し、2024年3月のK-1でぱんちゃん璃奈と対戦も惜敗。  2025年7月の「第3代RISE QUEENアトム級王座決定トーナメント」準決勝で辻井和花を延長戦で破り決勝へ進出したが、島田知佳に判定負けで王座獲得ならず。歯に衣着せぬ発言で話題を呼ぶ“怖いお姉さん”。戦績は17勝(3KO)10敗1分。  これまでRISEを主戦場にしていた平岡は、2020年8月以来のKNOCK OUT(当時はREBELS)参戦。「まずはいきなりタイトルマッチを組んでいただき、本当にありがとうございます。前回大事な試合で負けてしまって、正直もう引退しようと思っていたんですけれど、やっぱり時間が経つにつれて、このまま辞めてしまったら格闘技のことも自分のことも嫌いになってしまうんじゃないかなと凄く悩み始めた時に、本当にたくさんの方に声をかけていただいて、背中を押してもらって。もう一度自分のことを信じてみようかなと思うことができたので、もう一度リングに上がる決断をしました。  フリーになったということもあって、残り少ない現役人生、誰と試合をしたいかなって考えた時に、一番最初に出てきたのが山田真子選手だったので、今回KNOCK OUTに参戦を決めたんですけれど、いきなりタイトルっていうことで正直いろんな意見が出るのかなとは思っているので、しっかり内容と結果でみんなを納得させたいと思っています」と、一時は引退も考えたがまだ燃え尽きていないということで参戦を決めたという。  迎え撃つ山田は「去年、自分は大事な仲間と応援してくれる皆さんとやっとの想いで獲ったこのベルトは絶対に渡さないし、しっかり守りきろうと思っています。平岡琴選手は本当に強い選手だと思っているし、防衛戦にふさわしい相手だと思ってるので、しっかり気合い入れて6月に向けて頑張りますので応援よろしくお願いします」と、相手にとって不足なしとコメント。  互いの印象を聞かれると、平岡は「やっぱりボクシングのチャンピオンということもあって、パンチは上手いのかなと思っていて。ボディをしっかり振れる選手って女子で結構少ないと思うので、そういう振り分けが出来るのは上手いのかなと思ってるんですけれど、そんなに警戒するところは…。そのパンチで突っ込んでくるところはしっかり警戒したいなと思っています」。  山田は「蹴りもパンチも使える選手だなとは思っています。他団体でタイトルマッチもやっている選手なので、経験値はあるだろうし、そこは警戒したいなと思います」とした。  フリーになっての練習環境について聞かれた平岡は、「今はノッブさん(ノッパデッソーン=龍聖と軍司のトレーナー)のところと、NEXT LEVEL渋谷のグレイシャアさんのところ、あと引き続き宮﨑若菜と一緒に練習している感じです」とのこと。  山田も今回から所属名が変わり、これは「いろいろあって。去年から出稽古でお世話になっているジムなんですけれど、自分を選手として凄く大事にしてくれるところで。キックボクシングのジムではないんですけれど、自分はしっかり出稽古とか行って他で補ってるので(問題ない)」と説明。  西浦ウィッキー聡生のMMAジムということで、UNLIMITEDルール挑戦の布石か、と問われると「UNLIMITEDは前から凄く出たいって言ってるんですけれど。今回の試合でしっかり勝ってからですかね」と、UNLIMITEDに挑戦する意欲は十分だという。  平岡のことはいつから意識していたか、との問いには「だいぶ前から見てる選手ではありました。凄く強いなとは思ってて。会見とかも見たことあるんですけれど、バチバチでいいなみたいな感じで思っていました」と以前から注目していたと言い、平岡はいつもと違って会見で歯に衣着せぬ発言が出ないのは「山田選手がラッパーみたいな感じで来てて、もっと来るのかなと思ったんですけれど、意外と大人しかったので、私もこれは大人しくした方がいいかなって(笑)」と、山田が来たら応戦しようと思っていたという。山田は「これは普通に私服なんで。好きで着てるだけでファッションです」と笑った。  平岡が煽らないのは、リスペクトを持って戦うという姿勢の表れかと聞かれると「今回、私が本当に山田選手とやりたいと思って来てるっていうところもあるので。もちろんやりたいと思う選手っていうことはリスペクトもありますし、その上で超えたいっていうよりかは、絶対殴り合ったら面白い試合になるだろうなっていう感じがしたし、気合い入ってそうなので。こういう選手と試合がしたいなと思ったって感じですね」と、山田のファイトスタイルに魅力を感じたとした。  KNOCK OUTにはK-1で対戦したぱんちゃん璃奈、RISEで2度対戦した小林愛理奈もいるが、との質問には「いや、もう小林選手もぱんちゃん選手も体重もルールも違うところに行ってるので。それを追いかけてまでやり返したいとは正直思ってないです」としながらも、「今ちょっと言われて、小林選手とはUNLIMITEDでやったら面白いかなと今思いました。もしかしたら、お互いBLACKとREDでベルトを獲って、盛り上がるのであればUNLIMITEDでいつか出来たら面白いかなとは思いますけれど、今は全然意識してないです」と答える。  また、平岡は現役続行を決意したのはまだ何試合かやるつもりなのか、と問われると「今のところはもう少し続けようかなと思っています。でも、格闘技人生も長くはないと思っているので、自分がやりたい選手とやっていきたいなと思っています。引き続きKNOCK OUTにも出たいと思っていますし、今までお世話になったRISEにもオファーをいただけるならまた出ていきたい気持ちもありますし、自分が悔いのないように格闘技人生を終えられるように、やりたい相手といろいろやっていきたいなと思っています」とした。  山田は、平岡に勝ったその先のビジョンは考えているか、との質問に「格闘技を純粋に楽しみたいっていう気持ちは自分もあるので、それこそUNLIMITEDは凄い興味がありますね」と、UNLIMITED挑戦をあげた。  WICKY GYM移籍で、西浦ウィッキー聡生のスタイルに影響されることはあるか、と聞かれた山田は「それは、試合を見てもらったら分かると思うので、楽しみにしててください」と含みのある発言。  最後に平岡は「私の試合を見るのが初めての方も多いと思うので、平岡琴がKNOCK OUTに来てよかったと思ってもらえるような試合をして、しっかりベルトを巻きたいと思っているので、応援をよろしくお願いします」、山田は「さっきも言ったんですけれど、仲間と応援してくれる皆さんと獲ったベルトなので、絶対に何が何でも守るっていう気持ちはある。でも試合は攻め攻めで面白い試合して盛り上げようと思ってるので、応援よろしくお願いします」と、それぞれファンへメッセージを送った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.343
2026年3月23日発売
4.29『ONE SAMURAI』でロッタン相手に引退試合に臨む「最強最後の武尊」。現役18年の軌跡に迫る永久保存版。日本人初UFC世界王者へ「平良達郎vs.ヴァン」徹底解説、秋元強真の強さとは何か?
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント