キックボクシング
レポート

【RISE】安本晴翔が勝利で2025年スタート、常陸飛雄馬が気迫のファイトで勝利もぎ取る、サモ・ペティが憂也を振り切り海人と3度目の対戦アピール、伊東龍也が京谷祐希を撃破、大森隆之介が平野凌我とタフファイト、指田烈が山元剣心をKO、宮本芽依がデビュー以来無傷の5連勝に

2025/01/25 17:01

▼第4試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
〇宮本芽依(KRAZY BEE/同級1位)
判定3-0 ※30-27×3
×チャ・ミンジュ(韓国/大邱玄風ソルボンジム)


 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年1月のRISEアマチュア大会『RISE NOVA』Aクラスの試合で初回KO勝ち。5月にRISEで山本美憂をセコンドに就けてプロデビューを果たし、RINAから左フックでダウンを奪って勝利を飾ると数島七海、宮﨑若菜、Melty輝と4連続勝利。感情をあまり顔に出さなず“クールビューティー”の異名を持つ。


 ミンジュは“メデューサ”のニックネームを持ち、戦績は9勝8敗。2024年12月の『DEEP☆KICK』に来日し、RISE QUEENアトム級6位の百花(魁塾)と対戦し判定負け。序盤から百花のパンチを被弾するも、打たれながら打ち返すタフファイトでフルラウンド戦った。今回はアトム級から一階級上のミニフライ級での試合となる。


 リングサイドでは女王・小林愛理奈が試合を見つめる。


 1R、宮本はジャブを突き右ストレートから右ローにつなげる。タイミングよく前蹴りも織り交ぜて距離を作り、ミンジュが蹴りを出してくると右ストレート、左フックを合わせにいく。左ボディを見舞った宮本は打ち合いに来たミンジュのパンチをかわしながら、自分のパンチを当てていった。


 2R、ガムシャラに左右フックを振ってくるミンジュに宮本は左フック、右ロー。パンチからの右ハイキックを再三放つ宮本だが、これは空を切り続ける。右ストレートを当てる宮本はワンキャッチからのヒザも突き上げる。右ストレート、左フック、左ボディと一発一発はクリーンヒットさせる宮本だが、連打がなくミンジュは前へ出来る。


 3R、宮本はタイミングのいい前蹴りで距離を取り、ミンジュのパンチには右ロー、前へ出てくるところに右ストレート。右ストレート、右アッパー、右ローとヒットを奪う宮本だがミンジュは全く下がらず前へ出てパンチを打つ。4連打から左ミドルの宮本は最後に左フックを当てて試合終了。


 30-27×3のフルマークで宮本がデビュー以来無傷の5連勝を飾った。

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