▼第2試合 RIZINオープンフィンガーグローブキックルール(※ヒジあり)62.0kg契約3分3R
〇梅野源治(PHOENIX)=61.95kg
[判定3-0]※30-24、30-23×2
×魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)=61.65kg
ジャッジ:
石川喬也
30-23 (1R 10-8/ 2R 10-8/ 3R 10-9)
松宮智生
30-24 (1R 10-8/ 2R 10-8/ 3R 10-10)
橋本 貴
30-23 (1R 10-8/ 2R 10-8/ 3R 10-9)
※2R、青・魚井、タックルの反則行為に対し、減点1
※ 3R、青・魚井、タックルの反則行為に対し、減点1
梅野は2007年11月にプロデビュー。日本人初のWBCムエタイ世界王者(スーパーフェザー級)になった他、数々のタイトルを獲得。本場タイの一流ムエタイ選手たちと互角に渡り合い、2016年10月には日本人6人目となるラジャダムナンスタジアム王座(ライト級)を奪取した。REBELS、KNOCK OUT、RISEを渡り歩き、RIZINには2021年6月から参戦。
大雅と皇治にヒジ無しルールで連敗を喫するも、2022年10月にトレント・ガーダムにTKO勝ち。大晦日には平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチを行った。2023年6月、待望のヒジありルールで鈴木宙樹と対戦も、飛びヒザ蹴りでKO負け。10月にケージで行われた斎藤祐斗戦でも本領発揮ならずの判定2-0での勝ちとなった。戦績は52勝(23KO)15敗4分1無効試合。
魚井は24勝13敗4分の戦績の多くを修斗で戦って来た。2019年6月にRIZINでカナ・ハヤットに勝利し4連勝も、以降4連敗。2021年11月のRIZINで獅庵をサッカーキックで下すも、伊藤空也、倉本一真、ヤン・ジヨン、平松翔を相手に4連敗中。キックルールは2020年11月のRISEで中村寛と対戦(初回KO負け)して以来となる。
梅野はいじられることなく、今回は自分の入場曲で最後まで入場。しかし、両選手への花束贈呈はhy4_4yh。梅野は苦笑いして花束を受け取った。梅野のセコンドには久保兄弟が就く。
1R、開始と同時に魚井がフルスイング左フックで突っ込むが、梅野がバッティングからの右の縦ヒジで迎え撃ってダウンを奪う。立ち上がった魚井は左フルスイングを連発。梅野は両手を前に出した構えから右ミドル。しかし2発目の右フックに合わせた右ミドルは下腹部に入ってしまい一時中断。梅野の額は魚井のパンチですでに腫れあがっている。梅野には注意。
再開後、魚井は左のフルスイングを連発し、梅野は右ミドル、左ロー。魚井の左フックで梅野が膝を着くがスリップをアピールして試合続行。梅野は前に出ると右ミドルからヒザ。右ミドル2発からの前蹴りは魚井が受け止めて投げ倒す。
2R、梅野のフックをかわした魚井がシングルレッグに行き、注意を与えられる。右ミドルを連発していく梅野を魚井はテイクダウン。場内は大きくどよめく。魚井にはイエローカードが提示された。再開後、左右のミドルを蹴る梅野に再び魚井はタックル。魚井は梅野の右ミドルの対応に苦しめられる。梅野が左フックで飛び込んでくる魚井にヒジでダウンを追加、タックルに来る魚井にはヒザをカウンターで突き刺す。魚井は梅野の右ミドルにまたも足へ組みついてしまう
3R、左右フックを振り回して突っ込む魚井。足に組み付いてくる魚井に梅野は頭部にヒザを打つ。梅野は右ミドルからヒザ。魚井は左フックからまたもタックルで2度目のイエローカード。梅野は右スネからかなりの出血が見られる。再開後、梅野はその右足でミドル、魚井は左フックを打つが梅野はブロック。
梅野の蹴りを待って左フックを合わせるように切り替えた魚井だが、フックは空を切る。梅野は右ミドルを蹴っていき、ジャブから右ヒジを狙う。魚井は左フックから組みついて梅野を倒す。最後に両者が“来い”とカモンゼスチャーして試合終了。