▼第8試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R延長1R
〇末國龍汰(フリー/同級4位)
判定3-0 ※30-29×2、29-28
×KING陸斗(ROYAL KINGS/同級9位、第4代DEEP☆KICK-51kg王者)
末國は2022年1月、当時無敗だった数島大陸に初黒星を付けて注目を集めたが、3月に塚本望夢に敗れた。4月は田丸辰と無効試合、12月は吉成名高に敗れるも5Rフルに戦い抜いた。2023年2月、松本天志に敗れるもその後は麗也、平山裕翔に連勝して調子を戻している。10勝(3KO)4敗1分1無効試合。
陸斗は巧みなリングワークとカウンターパンチを武器に2023年4月にプロデビューすると、連勝を伸ばしていき4戦無敗で安尾瑠輝とDEEP☆KICK-51kg王座を争ったがTKO負けで初黒星。2024年9月にDEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメントを制して第4代王座に就いた。6勝(1KO)1敗。
1R、両者サウスポー。両者ステップで動く中、陸斗が右インローと左カーフ。末國は距離を詰めていくが手はあまり出ない。陸斗が積極的に前へ出て攻める印象。
2R、距離を詰める末國はジャブから入り込んで左ストレートも、陸斗はかわす。逆に陸斗がパンチで入っていくと末國がかわし、両者ヒットがない展開に。
3R、なかなか均衡が崩れない中、右フック、右ボディをヒットさせる陸斗。末國はフックからのハイキック、ミドルと大きな動き。ジャブと左ストレートで末國がやや上回り、判定3-0で末國が勝利をつかんだ。