▼第10試合 SuperFight! アトム級 (-46kg)3分3R延長1R
〇宮﨑小雪(TRY HARD GYM/第2代アトム級王者)
KO 2R 2分58秒 ※左ハイキック
×タン・スアン・ユン(シンガポール/Eminent muay thai Gym/WBCムエタイ インターナショナル 女子ミニフライ級王者)
宮﨑は小学3年生から空手を学び、アマチュア戦績10戦10勝(3KO)無敗の戦績を引っ提げ、16歳で2019年11月にプロデビュー。新人離れしたテクニックを見せて関係者から高い評価を受け、2021年1月「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝。3月にはRISE QUEENアトム級王者・紅絹を破り第2代王座に就くと、伊藤紗弥、小林愛理奈、ペットルークオン、MISAKI、ビョン・ボギョンを連続撃破。2024年3月にはK-1 WORLD GPアトム級王者・菅原美優に延長Rで判定勝ち、国内最強を証明した。7月には元WBC女子世界ライトフライ級王者のサムサンにTKO勝ちして現在13連勝中。戦績は15勝(3KO)1敗1分。
初来日のユンはタイを拠点にするムエタイファイターで『RWS』にも出場。WBCムエタイ女子世界ミニフライ級1位にランキングされており、戦績は16勝7敗。身長は宮﨑より4cm高い156cm。伊藤隆RISE代表によれば「ぜひ宮﨑とやりたい」と名乗りをあげた「宮﨑とタイプが似ているオールラウンダーでテクニックがある」タイプだという。
1R、宮崎はジャブを突きながら右へ動いていき、左インローを蹴っていくが、これがたびたびローブローに。ならばと宮崎は左三日月、左ハイに切り替える。
2R、ジャブ、左インロー、前蹴りと一方的に攻める宮﨑。ユンが何かしようとしてもステップですぐに動くためついていけない様子。鼻血を出し、泣きそうな表情となるユン。もはや気持ちが折れているようにも見えるユンがロープ伝いに左へ動こうとしたところへ宮崎がいきなりの左ハイキック。この一発でユンをKOした。
鮮やかなKO勝利を見せた宮崎は「ハイキックはずっとお姉ちゃんと練習していてそれが綺麗に決まって嬉しいです。14連勝できて嬉しいです。そろそろ世界タイトルお願いします」と、世界タイトルマッチをアピールした。