キックボクシング
レポート

【RISE】花岡竜が政所仁との決着戦で完封勝利、新王者に!小林愛理奈の階級を越えた挑戦は判定で敗れる、宮﨑小雪がハイキックで見事KO勝ち、松本天志が完勝、細越竜之介が3連続KO、平岡琴が奥村琉奈を振り切る

2024/12/15 17:12

▼第9試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R延長1R
〇松本天志(TARGET SHIBUYA/同級2位)
判定3-0 ※30-28×3
×麗也(team AKATSUKI/同級5位)


 松本はJAPAN CUP2021 -55kg準優勝で、2021年8月にRISEでプロデビュー。3戦目で初黒星を喫するが、2023年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」で大方の予想を覆し、空龍と塚本望夢の優勝候補2人を下し下剋上を果たして優勝。7月には弾丸風太も初回KOに沈め、6連勝と勢いに乗っていたが10月の第2代RISEフライ級王座決定戦で数島大陸に敗れて連勝がストップ。拠点を東京に移して臨んだ2024年3月の那須川龍心戦で判定負けと連敗を喫したが6月の寛人戦、8月のJIN戦と連続初回KO勝ち中。戦績は10勝(6KO)3敗。


 麗也は空手とジュニアキックを経て2012年1月に新日本キックでプロデビューし、2015年5月に日本フライ級王座を奪取。そこから8連勝を飾り2017年5月にはISKAインターコンチネンタル王座も獲得するが、2017年11月に瀧谷渉太に敗れた。その後、拳の怪我による2度の手術を経て、2019年9月に復帰戦を行ったがKO負け。一度は引退を発表するも2021年2月に復帰。2024年2月のRISEで末國龍汰に延長戦の末に敗れるも、5月には酒井柚樹に判定勝ち。戦績は18勝(6KO)6敗6分。


 1R、ジャブで圧をかけて前へ出る松本は左ストレートを顔面とボディへ打ち分け、バックキックも混ぜる。麗也はカーフとインローを狙い撃ち。


 2R、松本は左三日月も混ぜつつ麗也にコーナーを背負わせる場面が多い。麗也もヒザや左ショートを返すが、終盤はコーナーに詰まったところで松本に攻撃をまとめられた。

 3R、左ストレートからの右フック、右フックからの左ストレートと攻める松本。左三日月も織り交ぜる。このラウンドもコーナーを背負う場面が多い麗也。右ストレートやヒザ蹴りで反撃に出るもすぐに松本が手数で盛り返す。

 判定は3-0で松本の快勝となったが、「この試合内容では何も言えないのでまた強くなって頑張ります」と反省マイクの松本だった。

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