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【ONE】クリスチャン・リーのライト級王座防衛戦はノーコンテストに。若松佑弥が3連勝!王座戦アピール、青木真也がアバテのヒールフックにタップ、ガサノフがアミールと大激闘

2024/12/07 10:12

▼第4試合 ONEライト級 サブミッション・グラップリング 1R10分
×青木真也(日本)
[1R 2分25秒 ヒールフック]

〇コール・アバテ(米国)



 青木は、2024年1月28日のONE日本大会で、セージ・ノースカット欠場の代わりに緊急出場したジョン・リネカーを相手に、1R 3分、リアネイキドチョークで一本勝ち。2022年11月のサイード・イザガクマエフ戦の敗戦から1年2カ月ぶりのMMA戦で再起を飾っていた。

 2019年10月のONE日本大会でホノリオ・バナリオに一本勝ち以降、江藤公洋、 ジェームズ・ナカシマ、エドゥアルド・フォラヤンを相手に4連勝をマークした青木は、2022年3月に秋山成勲に2R TKO負けすると、同年11月にイザガクマエフに1R TKO負け。

 グラップリングルールではケイド・ルオトロに判定負け、マイキー・ムスメシに一本負けしており、ONEでは4連敗と黒星が続いていたが、2024年1月大会でリネカーからタップを奪っている。41歳。

 今回、青木がサブミッショングラップリングルールで対するコール・アバテは、試合時に20歳になったばかりの天才グラップラー。

 ONEには初参戦で、幼少期と色帯のキャリアを通じて、ほとんどすべての主要トーナメントでゴールドメダルを獲得。AOJ(ART OF JIU JITSU)出身で、2023年7月のIBJJFアジア大会で優勝後、“レジェンド”ギリェルメ・メンデスからBJJの黒帯を授かっている。

 テキサス出身のアバテは黒帯を巻いてまだ1年余りとはいえ、BJJとサブミッション・グラップリングの最高峰の大会に慣れていることは確かだ。

 2021年、ADCCのイーストコーストトライアル66kg級で、当時まだ16歳のジュブナイル青帯だったアバテは、黒帯世界王者のエステバン・マルチネス 、EBI王者のジョン・カレスタイン、キース・クリコリアンらに勝利。また、ジオ・マルチネス、ディアンドレ・コルベといった世界トップクラスの黒帯にも勝利している。

 1R、詰める青木にコーナー際ながら引き込むアバテ。フルガードから手首を掴み、青木の足を蹴って崩すが、ガード中央に戻る青木。

 アバテはロープ際で下から三角絞め狙いの四角から、足を解いてともにフットロック狙い、アバテは足はかけずにトーホールド狙い。ここは凌ぐ青木に、アバテはヒザ上で足をトライアングルに組み、内ヒールをうつ伏せになって極めて青木からタップを奪った。

 ONEデビュー戦でレジェンドから一本を奪ったアバテは5万ドルを獲得。「ずっとレジェンドである彼のビデオを見て研究してきた。凄く真也のことを尊敬している。レッグロックで勝てたことが嬉しい。これからも若い人の見本になるように戦ったいきたい」と語った。

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