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【修斗】野瀬が人見に一本勝ちでバンタム級王座決定T決勝でダイキライトイヤーと対戦へ、3団体制覇目指す住村が西條に判定勝ち、ブン殴りマッスル西尾がマックスを衝撃KO! 新星・黒部を修斗帰還の山上がギロチン葬、ストロー級の内藤が初回KO勝ち、平田が33秒KO勝ち

2024/09/22 17:09

▼ストロー級 5分2R
〇内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)52.1kg
[1R 2分54秒 KO] ※右ストレート

×大城正也(T-REX柔術アカデミー)51.7kg

 長きに渡りフライ級の中心選手として活躍していた内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)がストロー級へ階級を変更する。

 内藤は2022年11月に高岡宏気に判定勝ちも、2023年は関口祐冬に判定負け後、12月に石井逸人の三角絞めで一本負けで2連敗中。ストロー級で再起を目指す。

 対戦相手は福岡から参戦する大城正也(TREX柔術アカデミー)。地方を中心にキャリアを積んできた大城は戦績こそ黒星先行だが、試合毎に内容も変化し、2024年に入って、肥沼大治、梅木勇徳にいずれも判定勝ちで2連勝中だ。

 定期的に地方大会が開催されている修斗では、近年、この大城のようにV字復活する選手が多くなってきており、これ以上ないビッグチャンスが舞い込んできたといえる。ハングリー精神に満ち溢れた大城に失う物は何もない。地方選手の希望の星となる為にもきっちりと爪痕を残せるか。

 一方の内藤はこの試合を完璧にクリアして上位ランカーとの対戦に進みたいだろう。毎回ベストファイトで会場を沸かせ、“ハズレ”がない内藤だが、階級を変更した限りは目指すはベルトのみ。その頂点には新井丈が君臨している。

 山上の復活、内藤の階級変更で風雲急を告げるストロー級。聖地・後楽園で新たな闘争の幕が開ける。

内藤「今日という日にたどり着けてすごく幸せです。大城選手との試合のためにすべて生きてきたので、明日すべてをぶつけたいと思います」

大城「多くの方が僕が格下とされていると思うので、倒して大番狂わせを見せたいと思います」

 1R、ともにサウスポー構え。中央を取る大城は詰めてヒザも、さばく内藤は右ロー、右前蹴り。圧力をかける大城にサークリングしする内藤は組んで肩パンチ。ボディロック。

 体を入れ替える大城はクリンチボクシング、しかしヒザ蹴りから再び体を入れ替えた内藤はケージ背にする大城にワンツースリーフォーの速射砲! 棒立ちになった大城が崩れ、最後は利き手の右で内藤がKO勝ち!

 試合後、内藤は「パラエストラ……THE BLACKBELT JAPANの内藤頌貴です。僕、どうでしたか? チャンピオン、ランカー首洗って待っててください、僕がベルトを獲ります」と宣言してケージを降りた。

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