▼第5試合 ベアナックルルール 57.2kg契約 2分5R
〇ジョン・ドッドソン(米国)現BKFCフライ級王者 57.20kg
[判定3-0] ※50-42, 49-43, 47-45
×征矢 貴(THE BLACKBELT JAPAN)57.20kg
ジャッジ:
松宮智生/ 47-45 (1R 9-10/ 2R 10-8/ 3R 9-10/ 4R 10-7/ 5R 9-10)
橋本 貴/ 50-42 (1R 10-9/ 2R 10-8/ 3R 10-9/ 4R 10-7/ 5R 10-9)
石川喬也/ 49-43 (1R 9-10/ 2R 10-8/ 3R 10-9/ 4R 10-7/ 5R 10-9)
UFCフライ級王座に2度挑戦しているドッドソンは、BKFCで4戦負け無し(3勝1分)で、2023年8月にJRリッジを1R KOに下し、BKFCフライ級王座についている。RIZINでは、所英男を1R KOに下すと、竿本樹生に判定勝ち。2023年大晦日の前戦で、扇久保博正にグラウンドで劣勢となり判定負けを喫している。今回がRIZINでの初のBKFCルールでの参戦となる。
対する征矢は、扇久保の練習姿を偶然見かけ、パラエストラ松戸に入門。アマチュア修斗を経て、2012年7月にDEEPでプロデビュー。強打を武器に修斗では、2013年にバンタム級新人王とMVPを獲得する。指定難病のクローン病の診断を受けてから治療に専念。2019年6月、約2年振りの復帰戦にしてRIZINデビュー戦で59kg契約で川原波輝を1R KOに下すと、村元友太郎、中務修良も2R TKOで3連勝。2022年11月に中村優作に判定負けを喫し、2023年9月にはラマザン・テミロフと激しい打撃戦の末に1R TKO負け。苦しい2連敗となっている。
今回の再起戦で、BKFCルール初挑戦にして、BKFCフライ級王者でこのルールでは最強のドッドソンを、同大会にともに出場する先輩・扇久保(vs.神龍誠)に続き撃破し、一躍世界にその名を轟せるか。
1R、サウスポー構えのドッドソン、オーソの征矢。細かいステップ。出入りのドッドソンにオーバーフッククリンチボクシングは征矢。
右を突く征矢から圧力をかけるが、ドッドソンは素早い飛び込みで左右。下がりながらも左を振る征矢は右! 目にもらったドッドソンは後退も2分のゴング。ドッドソンは左まぶたから出血。
2R、ドッドソンのワンツーから左をかわした征矢だが、ドッドソンの飛び込みの左にまっすぐ下がりダウン! 立つ征矢は、左で飛び込むとドッドソンの打ち終わりに右! 後退したドッドソンにさらに右を当てるとドッドソンは左目から再び出血。
3R、ワンツー、右ボディストレートの征矢に頭から入って来るドッドソン。バッティングに。再開。左前手フックを見せる征矢。ドッドソンの入りに右を狙うが、ドッドソンは左の飛び込み。そこでステップを左に踏んで追わせない征矢。左右で前に出るドッドソンをさばく征矢。ドッドソンは征矢の詰めに左ストレートを突く。
4R、右ボディストレートから入るドッドソン。頭が下がるとそこに左右連打でダウンを奪うドッドソン。征矢は正座してから立ち上がり。
再開。征矢の左に右ストレートを合わせてダウンを再び奪うドッドソン。コンパクトに変化したドッドソンは細かい左右からサークリング。征矢は右目周辺を出血。ここまで征矢は3回のダウン。
5R、喧嘩四つのジャブの突き合いから、ドッドソンの入りをかわして右を当てる征矢! しかし連打はもらわず左から右を返すドッドソン。征矢は右手が下がる。ドッドソンは左。征矢は右手を傷めたか上がらず。ゴング。
判定は3-0(50-42, 49-43, 47-45)で3度のダウンを奪ったドッドソンが勝利。次はRIZINでMMAでタイトルを狙いたいとフライ級王者・堀口恭司に挑戦表明。「もしそれがかなわなければ日本人でベアナックルをやっているヤツと戦う」と語った。
THEY GO ALL 5️⃣ ROUNDS!
— RIZIN.tv (@RIZINTV_) July 28, 2024
John Dodson and Takaki Soya put on a show!
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