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【超RIZIN】平本蓮が朝倉未来を1R TKO! 安保がパッキャオに善戦も判定無しドロー、久保が斎藤を三日月蹴りKO、扇久保が神龍下す、所がヒロヤをKO! 芦澤が皇治に判定勝ち、ドッドソンが征矢からダウン奪う判定勝ち、RENAがケイトにTKO勝ち、YA-MANが鈴木を初回KO、エマリーが鼻折るKO勝ち、摩嶋が一本勝ち

2024/07/28 13:07


▼第8試合 RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
〇扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)56.95kg
[判定3-0]

×神龍 誠(神龍ワールドジム)56.95kg

レフェリー:福田正人
ジャッジ:
松宮智生/赤・扇久保 [D 0-0/ A 0-0/ G 20-0]
橋本 貴/赤・扇久保 [D 0-0/ A 0-0/ G 20-0]
石川喬也/赤・扇久保 [D 0-0/ A 0-0/ G 20-0]



 扇久保は、2012年に修斗世界フェザー級王座を獲得。2013年に堀口恭司に敗れ王座陥落も、2014年の「VTJフライ級トーナメント」で優勝。2016年4月には修斗世界フライ級王座を奪取して二階級制覇を達成した。2016年7月から『TUF』に参加するも準優勝。2019年7月からRIZINに参戦した。



 2020年8月の「RIZINバンタム級王座決定戦」では朝倉海に敗れ戴冠ならずも、2021年のRIZINバンタム級JAPAN GPの決勝で朝倉海を破り優勝。その後はキム・スーチョル、堀口恭司、フアン・アーチュレッタに3連敗を喫したが、2023年大晦日で元UFCのジョン・ドッドソンを破って復活した。



 神龍は、レスリング、ムエタイ、柔術を学びアマチュア大会にも出場。中学卒業後の2016年4月にパンクラスでプロデビューした。2019年6月にDEEP史上最年少の18歳でDEEPフライ級王者となり、2022年11月にはCFFCフライ級王座も獲得して二冠王に。RIZINには2019年12月から参戦、2023年7月の無効試合となった堀口恭司との12月の再戦まで10連勝を飾っていた。2024年4月、イ・ジョンヒョンを肩固めで破り再起。レスリングベースで高い身体能力を持ち、ギロチンチョーク、ニンジャチョークなどのがぶりからの首系の極めを持つ。戦績は17勝2敗1分1無効試合。

 かつてのパラエストラ千葉ネットワークの師弟対決となる。




 1R、
サウスポー構えの神龍に、オーソの扇久保は左ロー。さらに2発目の左ローに合わせてシングルレッグから持ち上げてテイクダウン! 足を戻そうとする扇久保にハーフで押さえ込もうとする神龍。



 扇久保はすぐにフルガードに戻すと、神龍はインサイドから鉄槌。中腰でパウンドする神龍に、下からもこつこつ突く扇久保は、神龍のふりかぶりに足を入れて立ち上がり。




 スタンド。右の三日月蹴りの扇久保。神龍は右の関節蹴り狙い。扇久保は取られた左ローを躊躇せずに蹴って当てる。さらに右インロー。神龍の足が流れる。オーソからの左ローを前足に当てる扇久保。



 ノーモーションの左ストレートを突く神龍。しかしすぐに扇久保も左ストレート。ニータップ気味の組みは切る扇久保は、ボディロック。両脇を差された神龍が反り投げを狙うが、それを潰した扇久保が上でゴング。



 2R、
右ジャブの神龍に左ロー右ローは扇久保。神龍は右から左で詰めるが、そこに右を狙う扇久保の頭が当たり、扇久保がテイクダウンも神龍が左瞼を切る。試合ストップで神龍の止血に。




 再開。ワンツーの右を振る扇久保は右から左。ブロッキングの神龍。右ジャブの神龍! ニータップで組むが、さばく扇久保が左ロー。中に入るが、そこにシングルレッグの扇久保は受け止めて体を入れ替え、右から左フック! さらに右インロー! そこに左ストレートを狙う神龍の前進にボディ打ちを当てる扇久保。さらにオーソから左ローを当てる。



 右から左を突く扇久保。さらに前足にロー。神龍は右ジャブ。飛び込んでスーパーマンパンチも、その着地に扇久保は右! 左ローを当てると、その蹴り足を掴んだ神龍がテイクダウン狙いも扇久保はヒザ立ちで防ぎゴング。



 3R、
先に左ローは扇久保。右腿を腫れさせた神龍は右ジャブからシングルレッグテイクダウン! ギロチンチョークを合わせた扇久保だが、首を抜く神龍。扇久保のクローズドガードの中で細かいポアウンドの神龍。扇久保は腰に足当てて蹴り上げで突き放そうとするが、ここは押さえ込む神龍。ガードの中に入っていくが、扇久保は2度目の蹴り上げで神龍を突き放して立ち上がり。



 すぐに組んだ扇久保は両脇を差して引き出そうとするが、四つに戻す神龍。そこで扇久保は離して左右を振って右の蹴りまで繋げてゴング。



 両者、視線は合わせるも手は合わせず、ハグもかわせず。テイクダウンの神龍と立ち上がり喧嘩四つから巧みにローキックを当ててハイにも繋げた扇久保。



 クロスゲームとなった判定は3-0で扇久保が勝利。両セコンドとはハグをかわした2人は、最後にリング中央で交錯も、互いにすれ違い。言葉はかわさなかった。

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