▼第10試合 スーパーフェザー級(58.97kg) 3分3R
〇士門・エイワスポーツジム(=吉成士門/エイワスポーツジム)
判定3-0
×ウーコン・シットジャローンウィット(タイ)
士門は名高と同じくジュニア時代からムエタイを学び、WPMFインターナショナルスーパーバンタム級王座やWMCインターコンチネンタルバンタム級王座など4つのタイトルを獲得。4月のRWS JAPANでは、永澤サムエル聖光に3-0判定勝ちしている強豪イサンヌア・チョーバンセンに完勝してみせた。6月のBOMではテープマンゴーンに初回KO勝ち。戦績は18勝(6KO)1敗。
1R、士門はまず左ミドルを蹴り、右カーフをヒットさせていく。さらに飛び込んでの左ボディも。ウーコンも前へ出て左フックをヒットさせて組んでくる。首相撲でヒザを蹴るのは士門だが、崩し合いは両者ともコカせず互角か。オープンスコアは10-9で士門がとった。
2R、士門は左ミドルを蹴ると共に、前へ出て右ストレートからヒザを突き上げ、さらに組んでのヒザの蹴り合いでも負けない。首相撲の展開が多くなったことのラウンド、先にヒザを蹴るのは士門で、ウーコンがヒザを蹴り返そうと足を上げると士門は内股にヒザを押し当てて蹴らせない。ウーコンの動きを制す。さらに蹴り足をキャッチしての軸足蹴りでウーコンを転倒させる士門。ウーコンも首相撲&ヒザと左ミドルで必死に反撃。
3Rはいきなり組み合いとなるが、両者譲らず。逆転を狙うウーコンがパンチで前へ出ると、士門は下がって回り込み、ウーコンをジャブと前蹴り、ヒザで迎え撃つ。逃げ切り体勢に入った士門をパンチとヒジで追いかけるウーコン。士門は右ローや左ミドルも蹴ってペースをつかませず、判定で完勝した。