▼第5試合 アトム級(46.26kg) 2分3R
〇パヤーフォン・バンチャメーク(タ
判定3-0
×カナ・ウォーワンチャイ(=押川香ウォーワンチャイプロモーション)
パヤーフォンは20歳にして68勝(11KO)17敗1分の戦績を持つ、元WPMF世界女子ピン級王者。2017年11月に初来日するとムエタイの試合で3連勝。2019年10月にKrush初参戦でKrush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂に挑戦し、延長戦の末に敗れたものの高梨を苦戦させた。
2022年6月の「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」の1回戦でMIO、決勝では菅原美優を破り、タイ人女性初のK-1王者に就いたが、2023年3月の初防衛戦で菅原美優にリベンジを許し、王座を失った。7月には松谷綺にも判定負け。所属名をブアカーオと同じバンチャメークとし、2024年4月のRWS JAPANでムエタイに復帰。伊藤紗弥と対戦したが判定で敗れ、今回捲土重来を目指す。
カナはアマチュアで5つのタイトルを獲得し、2022年12月、タイでのプロデビュー戦でIMSA初代ピン級王座を獲得。2戦目でミネルヴァ認定ピン級王者の撫子、4戦目でJ-GIRLS&WMC日本の2冠王MIREYを破るという快進撃を続け、2024年3月にはタイの『RWS』に初参戦で勝利を得た。17歳の無敗最強ムエタイ女子高生。
1R、前に出るカナだがパヤーフォンはヒジを出してそのまま組みつき、首相撲に持ち込んで脚でカナの動きを封じる。ブレイクになると前に出るカナだが、その前にパヤーフォンがヒジから組みついて首相撲、ヒザを入れてカナに攻めさせない。オープンスコアは10-9×3でパヤーフォン。
2R、パヤーフォンはカナのミドルを空振りさせてミドルを蹴る。カナの至近距離に入ると首相撲で脚や膝を使ってカナの動きを封じる。カナも組み際にヒジを狙うがパヤーフォンは当てさせずに組む。終盤、パヤーフォンの左ヒジがヒットし、カナは流血。鮮血が流れ落ちた。OPスコアは10-9×3でパヤーフォン。
3R、パヤーフォンは右ミドルを蹴って組みつき、組むとヒザ。カナはヒザを蹴り返すことが出来ない。余裕の笑みを浮かべるパヤーフォンは下がりながらミドルを蹴り、組んではカナを制する。右目が大きく腫れあがるカナ。
昨日はたくさんの応援ありがとうございました。そして心配をかけてすみませんでした。目と眉は全然大丈夫です!!
— 押川香菜 Kana Oshikawa (@Kanamuaythai) July 14, 2024
沢山の方に声かけて頂いて必ず勝利したかったです。トップレベルにはまだまだでした。なのでもっと後何百倍も練習します!
これからも応援よろしくお願いします🙇 pic.twitter.com/kihzmh206u