▼第12試合 スーパーヘビー級(+95.01kg) 3分3R
〇植村真弥(WSR幕張)
判定3-0
×マイク・ポーチャッチャイ(タイ)
1R、植村は圧をかけて右ローと左フック。マイクはその巨体に似合わず左フックからの右ローを多用する。植村はマイクをコーナーへ詰めると左右フックとアッパーのラッシュを仕掛ける。植村が一度離れるとマイクはもっと打ってこいとばかりに挑発。植村のヒザ蹴りにも、自分の腹をたたいてもっと蹴ってこいと挑発する。しかし、オープンスコアは10-9×3で植村。
2Rはマイクが前に出て、気合いの声を発しながらボディを打つ。さらに右ロー。植村も右ローを蹴り、時折左右フックをまとめるが両者とも疲れが見える。前へ出てジャブを突き、右ローを蹴るマイクに植村は攻めあぐねるが、それでも左右ロー左ミドルで譲らない。OPスコアは10-9×2で植村、マイクにも10-9。
3Rはマイクがパンチで勝負をかける。左右フックと左右ボディで攻める。植村は左右フックとアッパー、右ロー。マイクはそんなのは効かないとばかりにノーガードで前へ出て左右フックを打つ。植村がバックハンドブローを繰り出せば、マイクはハイキック。両者とも消耗しながらも最後まで戦い、判定3-0で植村が巨漢から勝利を奪った。