▼第14試合 スーパーフライ級(52.16kg) 3分3R
〇パントー・ポー.ラックブン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)
判定3-0 ※29-26×3
×イッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)
イッセイこと石井は打倒ムエタイを掲げタイで試合を重ねながら、2022年8月からK-1にも参戦。K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場するなどトップクラスと試合を重ねてきたが、2023年12月の黒田斗真とのK-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチを最後にK-1との契約を解除。今年3月9日、タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されたRWSではコンパヤックを相手に衝撃の初回KO勝ちを収めた。前回4月のRWSでは松田龍聖とドローに。
今回は2023年10月にタイの『RWS』で敗れたパントーにリベンジを挑む。
1R、石井は右ミドルを多用し、右のパンチへつなげる。サウスポーのパントーは右インローを蹴りつつ、左フックを強振。右ストレートをヒットさせた石井はニヤリと笑みを浮かべる。終盤、右ミドルと右ストレートで攻撃をまとめた石井が10-9×2でリーと、パントーも10-9で割れた。
2Rになるとパントーは一気にギアを上げ、左右フックとアッパーでアグレッシブに攻める。石井が下がったところでパントーが飛びヒザ蹴り、これが決まって石井はダウンを喫する。石井は距離を詰めてパンチとヒジで勝負をかけ、ヒットを奪ってパントーを下がらせる。逆転なるかと思われた場面だったが、左フックを振りかぶったところでパントーに右ヒジを合わされ、2度目のダウンを喫した。
3R、パントーは前蹴りとジャブを使いながら回り込み完全に逃げ切りたい体勢。石井は左ボディ、右ハイ、飛びヒザ蹴りで逆転KOを狙うが、パントーは危険な距離になると組みついてしまい石井の動きを止める。